正倉院展はじまる…の声を聞いたら、いてもたってもいられなくなり。
ちょっくら行ってきました。
平成26年(2014)10月25日(土)
フツーならば土曜日始まりが多い正倉院展ですから、
実質この日が初日(のはずの日)。
今年は金曜日始まりで、始まって二日目。
会期始まってすぐの土曜日ですから、さぞかし混雑していると思いきや…。
「待ち時間10分」の看板。
あれれ?
その時の時刻は10:30ほど。
実際に並んでいる人は一列のみ。
しかも建物本体の屋根の下だけ。
あれれれれ?
とりあえずすぐ入れることに対して文句を言うのは間違っているので(ははは)、
年パスを買って中へ入ります。
(年パス購入している間に列は一つ折れ曲がって、人が二列目に並び始めていましたが、
それも全然伸びてないくらいのもの)
すんなり中へ入れてちょっと拍子抜け。
こんなもんですかねそうですね。
まあ、中へ入ればそこそこ混んでいますが。
入ってすぐの場所が混雑しているのはいつものこと。
あちこち、空いた場所を探して見て回ります。
その内、不自然に人が並んでいる場所を発見…。
入り口の一角から対角線上にあるあたりを斜めに人が並んでいまして…。
ああ、奈良博名物「ぐるぐる並び」かあ。
しかし、今年は何が一番の目玉なんだ?と思ったら、
どうやら第一会場にある「鳥毛立女屏風」らしい。
出入り口から見て左奥から手前にかけての左側の壁際に展示されている「鳥毛立女屏風」を
「ぐるぐる並び」をして「見学」するらしいのですが。
何故、これを並んで(てか、並ばせて)まで見る必要性かあるんだ?
その待ち行列が左奥隅から壁づたいに右壁方向へ並び始めちゃっているので、
(そこにも太刀が展示されているのに)
その行列に並ばないと、その太刀が見れない…。
とりあえず「ぐるぐる並び」には並ばずに、違うところを見て回って、
最後に行列の最後尾に一旦は並んでみたんだけど。
「横入りしなで下さい」とか
「ここ並んでいますよ」とか、
「これ何の列ですか?」とかとか。
並んでいるほうも、並びかけるほうも、よく判ってない。
とにかく、何でこの人たちは並んでいるんだろう?と他の人が思うような変な列で、
しかも、理路整然と並ぶ通路が設けられているわけではなく、
日本人ゆえに整列して並んでいてくれるけど、他の民族だったら到底ムリでしょってな整列方法。
途中からは縄張ってあるポール(商品名がわからんのだけど)を係員が持ってきて、
それを適宜配置してましたけど。
仕方ないから並ぶかと1分ほど列にいたのですが、
「イラッ!」としてきたので第二会場へ(イラチだねー)
吹き抜けから階下を見ると、一旦入場制限がかかったのか、
清掃作業をしておりました。
とりあえず、空いたところから見ていくほうが時短になります(キッパリ)
案の定、西新館へ行くとすいています。
西新館を半分ゆったり見て回り、一旦東新館へ戻ってみると、
入館規制が解除されたようで、上がってくる人が…。
それでも入り口付近も混雑がなくなっていたので、もう一回ゆっくりを見て回り、
「例の列」に観念したように並びます。
とりあえず、並び方は確立したようで(さっきは結構いい加減だった)
三回ほど折り返して並んでおりました。
しかし、釈然としない。
何故これを「グルグルならび」で見ねばならんのか。
(他所の展示スペースの前まで出張って、待ち行列になっているし)
あげく、「鳥毛立女屏風」の前でも
「美女6」「美女5」「美女4」「美女2」
←←←←←←←←←←←←←←←←←←←←
→→→→→→→→→→→→→→→→→→→
←←←←←←←←←←←←←←←←←←↑
と三列分の待ち行列作って、行きつ戻りつしながら、美女を遠巻きに眺めていますので、
イチバン前の列に出たときにはすでに「見慣れた女」になっているんですの。
残念!
で。
イチバン前でかぶりつきで見ようとすると、
「立ち止まらずにお進み下さーい」
「前の人と間隔を開けずにお進み下さーい」
「進みながらご鑑賞下さーい」
………。
ランラン&カンカンの時代の上野動物園のパンダ待ち行列じゃあるまいし、
普段は温厚なアタクシもこの台詞にはカチンときましたことよ。
前の人と間隔なんて開けてませんってば。
(どちらかといえば、前の人と接近しすぎて、あちこち密着してます★)
立ち止まって見られないなら、並ぶ意味無いじゃないか。
(立ち止まったって1分も2分も立ち止まってませんけど)
せっかく並んで一番前まで出たのに、始終その言葉がグルグルしていて、
肝心の美女四人組(ホントは六人組なんだけど、お二人はトーハクへ出張中)を
じっくり見ているキモチじゃなくなってしまいました。
なんか、たくさん見たような気がするし、あっというまに去らねばならなかったし、
不満を抱えながら再び西新館へ。
残りの半分を見ることに。
いつもだったらここは「文字」がたくさん並んでいるので、
人が少ないのだけど(字が読めないと、人は断念するものさ(←私もそのクチだが)
今回は「白瑠璃瓶」や「献物箱」「献物台」などが並んでいて、
その分「文字資料」が若干少なめに感じました。
とりあえず「ブツ」は堪能しました。
あー、なんか今回は疲れた(違う意味で)。
ミュージアムショップで図録と、
六美人の絵葉書(山折り・谷折りにすると屏風状になる優れもの)を購入して
そそくさとおいとましました。
大した混雑もなく(あれで、混雑しているといったら文化の日に正倉院展には来れないぜ)
待ち時間も短く、
よいお日柄でありましたが、
なんか釈然としない会場運営だったので、
このキモチをアンケートにぶつけてきましたことよ。
この会期内に少しは改善されればいいのだけど。
これから行く人は、開場前に頑張って並んで、
とりあえず入り口付近のものは後回しにしてでも
「鳥毛立女屏風」を真っ先に見るってのがベストかも(ははは)
今年は会期も若干長いので、まだの方はぜひぜひ行ってみてください。
ちょっくら行ってきました。
平成26年(2014)10月25日(土)
フツーならば土曜日始まりが多い正倉院展ですから、
実質この日が初日(のはずの日)。
今年は金曜日始まりで、始まって二日目。
会期始まってすぐの土曜日ですから、さぞかし混雑していると思いきや…。
「待ち時間10分」の看板。
あれれ?
その時の時刻は10:30ほど。
実際に並んでいる人は一列のみ。
しかも建物本体の屋根の下だけ。
あれれれれ?
とりあえずすぐ入れることに対して文句を言うのは間違っているので(ははは)、
年パスを買って中へ入ります。
(年パス購入している間に列は一つ折れ曲がって、人が二列目に並び始めていましたが、
それも全然伸びてないくらいのもの)
すんなり中へ入れてちょっと拍子抜け。
こんなもんですかねそうですね。
まあ、中へ入ればそこそこ混んでいますが。
入ってすぐの場所が混雑しているのはいつものこと。
あちこち、空いた場所を探して見て回ります。
その内、不自然に人が並んでいる場所を発見…。
入り口の一角から対角線上にあるあたりを斜めに人が並んでいまして…。
ああ、奈良博名物「ぐるぐる並び」かあ。
しかし、今年は何が一番の目玉なんだ?と思ったら、
どうやら第一会場にある「鳥毛立女屏風」らしい。
出入り口から見て左奥から手前にかけての左側の壁際に展示されている「鳥毛立女屏風」を
「ぐるぐる並び」をして「見学」するらしいのですが。
何故、これを並んで(てか、並ばせて)まで見る必要性かあるんだ?
その待ち行列が左奥隅から壁づたいに右壁方向へ並び始めちゃっているので、
(そこにも太刀が展示されているのに)
その行列に並ばないと、その太刀が見れない…。
とりあえず「ぐるぐる並び」には並ばずに、違うところを見て回って、
最後に行列の最後尾に一旦は並んでみたんだけど。
「横入りしなで下さい」とか
「ここ並んでいますよ」とか、
「これ何の列ですか?」とかとか。
並んでいるほうも、並びかけるほうも、よく判ってない。
とにかく、何でこの人たちは並んでいるんだろう?と他の人が思うような変な列で、
しかも、理路整然と並ぶ通路が設けられているわけではなく、
日本人ゆえに整列して並んでいてくれるけど、他の民族だったら到底ムリでしょってな整列方法。
途中からは縄張ってあるポール(商品名がわからんのだけど)を係員が持ってきて、
それを適宜配置してましたけど。
仕方ないから並ぶかと1分ほど列にいたのですが、
「イラッ!」としてきたので第二会場へ(イラチだねー)
吹き抜けから階下を見ると、一旦入場制限がかかったのか、
清掃作業をしておりました。
とりあえず、空いたところから見ていくほうが時短になります(キッパリ)
案の定、西新館へ行くとすいています。
西新館を半分ゆったり見て回り、一旦東新館へ戻ってみると、
入館規制が解除されたようで、上がってくる人が…。
それでも入り口付近も混雑がなくなっていたので、もう一回ゆっくりを見て回り、
「例の列」に観念したように並びます。
とりあえず、並び方は確立したようで(さっきは結構いい加減だった)
三回ほど折り返して並んでおりました。
しかし、釈然としない。
何故これを「グルグルならび」で見ねばならんのか。
(他所の展示スペースの前まで出張って、待ち行列になっているし)
あげく、「鳥毛立女屏風」の前でも
「美女6」「美女5」「美女4」「美女2」
←←←←←←←←←←←←←←←←←←←←
→→→→→→→→→→→→→→→→→→→
←←←←←←←←←←←←←←←←←←↑
と三列分の待ち行列作って、行きつ戻りつしながら、美女を遠巻きに眺めていますので、
イチバン前の列に出たときにはすでに「見慣れた女」になっているんですの。
残念!
で。
イチバン前でかぶりつきで見ようとすると、
「立ち止まらずにお進み下さーい」
「前の人と間隔を開けずにお進み下さーい」
「進みながらご鑑賞下さーい」
………。
ランラン&カンカンの時代の上野動物園のパンダ待ち行列じゃあるまいし、
普段は温厚なアタクシもこの台詞にはカチンときましたことよ。
前の人と間隔なんて開けてませんってば。
(どちらかといえば、前の人と接近しすぎて、あちこち密着してます★)
立ち止まって見られないなら、並ぶ意味無いじゃないか。
(立ち止まったって1分も2分も立ち止まってませんけど)
せっかく並んで一番前まで出たのに、始終その言葉がグルグルしていて、
肝心の美女四人組(ホントは六人組なんだけど、お二人はトーハクへ出張中)を
じっくり見ているキモチじゃなくなってしまいました。
なんか、たくさん見たような気がするし、あっというまに去らねばならなかったし、
不満を抱えながら再び西新館へ。
残りの半分を見ることに。
いつもだったらここは「文字」がたくさん並んでいるので、
人が少ないのだけど(字が読めないと、人は断念するものさ(←私もそのクチだが)
今回は「白瑠璃瓶」や「献物箱」「献物台」などが並んでいて、
その分「文字資料」が若干少なめに感じました。
とりあえず「ブツ」は堪能しました。
あー、なんか今回は疲れた(違う意味で)。
ミュージアムショップで図録と、
六美人の絵葉書(山折り・谷折りにすると屏風状になる優れもの)を購入して
そそくさとおいとましました。
大した混雑もなく(あれで、混雑しているといったら文化の日に正倉院展には来れないぜ)
待ち時間も短く、
よいお日柄でありましたが、
なんか釈然としない会場運営だったので、
このキモチをアンケートにぶつけてきましたことよ。
この会期内に少しは改善されればいいのだけど。
これから行く人は、開場前に頑張って並んで、
とりあえず入り口付近のものは後回しにしてでも
「鳥毛立女屏風」を真っ先に見るってのがベストかも(ははは)
今年は会期も若干長いので、まだの方はぜひぜひ行ってみてください。