自遊日記

定年後の備忘録

下関(赤間神宮)

2005-12-14 12:40:58 | 国内旅行

唐戸市場から歩いて赤間神宮を訪れた。
ここには、壇ノ浦の合戦に敗れ、関門海峡に入水された、安徳天皇がまつられている。
壇ノ浦で、身を投げようとしたニ位の尼に、幼帝が「これからどこへ行くのか」
と尋ねられた。
尼はとっさに「波の下にも都があります」と慰められた。
平家物語の有名な一節である。

そんな経緯で、赤間神宮は竜宮城を模して造られている。
写真は水天門。色鮮やかで華やかだが、ちょっと胸が悼む。



写真は、水天門を本殿側から見た図。後方は関門海峡。
1185年3月24日、義経率いる源氏の船団と平家の船団がここ
関門海峡で激突した。

当初、潮の流れに乗って、平家が源氏を東方の満珠島あたりまで追いつめた。
しかし、昼ごろ潮目が変わり今度は源氏が盛り返した。
そこへ味方の裏切りも出たりして、船戦がお家芸の平家が、結局敗れた。

水天門越しに関門海峡を眺めると感慨無量。
本殿横には、平家一門のお墓が、ひっそりと佇んでいる。

下関(唐戸市場)

2005-12-13 19:10:52 | 国内旅行

唐戸市場は、下関はもちろん、北九州の食のプロも通う卸売市場。
ここでのふくのセリは「袋ゼリ」というめずらしい方法で行われる由。
TVでもよく紹介され、「袋ゼリ」も今では、お馴染みの光景になったが、
どんどんデジタル化されていく現代にあって、人間が手と手を握りあって
価格を決めるとは・・・なかなか味がある。

それはさておき、市場は非常な活気に溢れていた。
うに、かまぼこ、フグの干物などを買った後、ここで昼食。

新鮮なネタを使った、にぎりや海鮮丼の屋台がたくさん出ていた。
くじらのにぎり寿司、といった珍しいものもあった。
家内は「ウニ・イクラ丼」、私は「ウニ・トロ丼」を注文。
新鮮なウニとトロと寿司めしの絶妙のハーモニー・・・最高!!
やはり、ネタが違う。
ふくの味噌汁も美味だった。下関まで来た甲斐があった。




唐戸市場は関門海峡に面している。
写真は、市場沿いのデッキから関門海峡と、遠くに関門橋を望む。
橋の右端は門司。橋の手前は壇ノ浦。

下関(巌流島)

2005-12-13 17:20:52 | 国内旅行

11日、フグを食べに家内と下関へ向った。
新大阪から下関まで、ひかりレールスターで2時間20分。
2×2のゆったりした座席は、グリーン車のようで快適だった。
(写真は 新下関駅のレールスター)



新下関からJRで下関へ。
駅から、ぶらぶら歩いて海峡ゆめタワーへ。
やしの並木通りは、南国を感じさせるが、気温は低く寒かった。
タワーに到着。
シースルーエレベーターが70秒で展望室まで運んでくれる。
西日本一の高さを誇る143mの展望室からは、
関門海峡、巌流島、対岸の九州・・・と360度のパノラマが楽しめる。
写真は展望室から撮った巌流島。

意外と小さい島。昔はもっと小さかったが、数度の埋めたてにより対決当時の6倍
になった由。
宮本武蔵と佐々木小次郎の決闘シーンを想いうかべようとしたが、
人工的な島の形を眺めていると、うまくイメージが膨らまなかった。



タワーの真下は下関港。船が行儀良く並んでいた。
タワーを出てタクシーで唐戸市場へ向った。






巨大ユズ

2005-12-10 13:34:22 | 花・自然


先日、隣家からユズを貰った。実に大きい。
早速我が家のユズと並べてみた。
2コや3コが、挑んでいっても、この巨大ユズは倒せそうにない。

家内がジャムにした。
ボリュームたっぷりのジャムが出来た。
今朝 このジャムを紅茶に入れていただいた。
大きいばかりで、大味では?との予想に反し、意外と美味だった。

お隣さんとのユズ比べ、勝負はお隣さんにユズった。

カレンダー

2005-12-08 18:56:34 | その他


先日、心斎橋の東急ハンズで来年度のカレンダーを買った。
毎年珍しいカレンダーが出てくるが、私のお気に入りは Thomas McKnight。 
ここ数年、彼の作品を楽しんでいる。

鮮やかな色彩、夢のある画風がいい。
眼を覆いたくなるような事件が頻発する昨今であるが、
彼の画を眺めていると、しばし幸せな夢の世界へいざなってくれる。

パソコンから少し目を上げると、このカレンダーが目に入る。
ブログ投稿の際も、このカレンダーを眺めながら、やっている。

株のカイやウリを決断する際にも、このカレンダーを眺めて、
衝動買いをしないよう、注意している。

(写真右は、お世話になった今年のカレンダー、
 左は、引き続きお世話になる予定の来年のカレンダー)




昨夜の忘年会

2005-12-07 18:40:14 | その他
昨夜は、昔の仲間と忘年会。
場所は大阪ミナミの北海道料理の店。
久し振りの大阪の街は新鮮に見えた。
居心地の良い個室で北海ちゃんこ鍋を突つきながら、5人で飲んだ。

皆それぞれの方法で、リタイヤ後の生活を満喫している。
ご同慶の至り。

昨夜はインターナショナルな話題が飛び交った。
A君は米国へ旅行した由。自分の会話力に自身を持ったとの事。
ヤンキ-スタジアムでは、松井選手も間近に見られたそうだ。

B君はオーストラリアに夫婦で旅行した由。
ゴールドコーストが特に素晴らしかったようだ。
現地の人の言葉は、聞き取り難かったとの事。

海外の話題がいろいろ出た勢いで、来年の夏の飲み会は、
グアム島でやろう! という事になった。
昼はゴルフ、夜は飲み会・・・
本当に実現するのか? ちょっと心配な面もあるが。

ま~ 考えてみれば海外でやるか国内でやるかは、大した問題でない。
お互い、健康で再会出来れば、それだけで良しとしなければ・・・

一休寺の花梨

2005-12-05 18:31:04 | その他


写真は先日訪れた一休寺の花梨。
中門を入った所にひっそりと立っていた。
まだ一つだけ、実が残っていた。

花梨と言えば・・・
数年前、近江商人発祥の地、近江八幡を訪れた事がある。
そこの大きな商家を見学した。
その商家の前庭に、立派な花梨が植えてあった。

説明によると・・・
商家が前庭に花梨を植えるのは、「我が家は借りん」という意思を
こめているんだ。 との事だった。
健全経営の、看板のつもりのようである。

我が家も、以前花梨を植えていた事がある。
別に「借金をしたくない」という気持ちで植えたのではないが。
花梨酒にしたり、車の芳香剤として結構活躍していた。
しかし、狭い庭の生存競争に敗れ、いつの間にか無くなった。

それはさておき、一休寺の花梨・・・
一休さんも「借りん」という謎をかけていたのでしょうか?
ちょっと、気になる花梨である。




白菜のパスタ

2005-12-04 13:36:05 | オヤジの料理


昨日はテニス同好会の練習日。
残念ながら術後の養生のため、あと2ヶ月ほどは自粛せざるを得ない。

アウトドアがダメなので、昨日は料理とTV観戦を楽しんだ。

昨日のオヤジの手料理は白菜のパスタ。
昼食用に創った。写真では目立たないが、たっぷり白菜が入っている。
ニンニクと白ワインがいい風味を出している。
飽きのこない味に仕上がった。

午後2時からは同志社VS大体大のラグビーをTV観戦。
前半立ち上がり当初、ペナルティゴールで大体大がリードしたが
その後は終始同大が圧倒、43対15で同大の勝利。関西リーグを制した。
後半終了間際の大体大の猛攻は見応えがあった。

それにしても、早くテニスを再開したい!



冬バージョン

2005-12-01 22:38:36 | その他


今日から師走。

ダイニングも冬バージョンに模様替えをした。
と言っても、ただ壁掛けをぶらさげただけ。

通常この場所には、コルクボードが架かっており
孫たちの写真が無造作にピンナップしてある。

冬はちょっと気分を替えて、例年この壁掛けをぶら下げている。
この壁掛けは、メキシコのティフアナで買ったもの。

米国のサン・ディエゴから国境を超えメキシコに入ったすぐの街が
ティフアナである。
米国に比べ、あまりの貧しさに驚いた記憶がある。
この壁掛けも、粗雑な仕上げで、いかにも安物といった感じが、
私には気に入っている。

この冬も、サボテンにもたれテキーラを飲んでいる気楽なオヤジを
眺めながら、こちらも負けずに焼酎のお湯割りを楽しむつもり。
(写真は、冬バージョンのダイニングの壁)