PACIFIC WAR MUSEUM を訪れました。
今でこそグアムは平和で穏やかな島ですが、
かっては日米が激しく戦った場所でもあります。
多くの尊い命が失われた島です。
戦争博物舘には、飛行機や高射砲の残骸が展示されていました。
日本軍の防空壕跡もラッテ・ストーン公園で見ました。
ミュージアムに展示されていた米軍の戦車。
こちらはアプガン砦です。
スペイン統治時代、チャモロ族の反乱に備えるために造られた砦です。
その後アメリカ領となってからは、米海軍が通信拠点として利用。
太平洋戦争時は、日本軍も砲台として使用した経緯があるそうです。
高台にある砦からの眺望は抜群です。
眼下に見えるのはハガッニヤの街です。
砦周辺には「南洋桜」がありました。
日本統治時代、遠く離れたグアムで日本兵が故郷を懐かしんで
「南洋桜」と名付けたそうです。
観光の島であり、鎮魂の島でもある・・・グアム。
今日のタモン湾のように波静かで、穏やかな平和が、
いつまでも続くことを祈るのみです。