このほど、米川伸生著「回転寿司の経営学」を読みました。
著者は、回転寿司評論家で、既に3000店以上の回転寿司店を
訪れたそうです。
外食産業が苦戦を強いられている中、回転寿司業界は
比較的好業績を保っているそうです。
ビッグスリーのカッパ寿司、くら寿司、スシローの経営哲学についても
詳しく述べられています。
我が家の近くにも、ビッグスリーがほぼ等距離にあり、
いずれもよく利用しますが、中でもお気に入りはカッパ寿司です。
ところで、この本にはある回転寿司店の原価率の記述がありました。
ウニ80%、マグロ75%、ハマチ65%、イクラ50%、イカ35%、エビ25%
もちろん店により原価率はまちまちで、どこのお店もこの原価率
という事ではないようですが、参考にはなります。
お客さんがエビやイカを沢山食べてくれるるとお店の利益は膨らみ
ウニやマグロばかり食べられると、お店の採算は厳しくなるようです。
しかし、原価率を考えてウニばかり食べるわけにもいきません。
やはり、回転寿司店へ行ったら、原価率など気にせず、
好きなものを好きなだけ食べるのが一番ですね。