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このほど、立川昭二著「人生の不思議」を読了しました。
「夫婦」「老年」「人生」「生死」という4つのテーマに分けて
書かれた心に響くエッセイ集です。
文中、貝原益軒の「養生訓」の1節が引用されていました。
「老後は若き日より月日の早きこと十倍なれば一日を十日とし、
十日を百日とし、喜楽してあだに日を暮すべからず」
年をとればとるほど、時間を大切に深く生きろ、と警告しています。
ちょっと耳の痛い話です。
著者には、他に「日本人の死生観」「年をとって初めてわかる事」
といった生老病死をテーマとした作品があるようです。
これらの作品にも興味が湧いてきました。