自遊日記

定年後の備忘録

「人生の不思議」読了

2010-02-05 17:37:23 | 読書

このほど、立川昭二著「人生の不思議」を読了しました。

「夫婦」「老年」「人生」「生死」という4つのテーマに分けて
       書かれた心に響くエッセイ集です。


文中、貝原益軒の「養生訓」の1節が引用されていました。

「老後は若き日より月日の早きこと十倍なれば一日を十日とし、
 十日を百日とし、喜楽してあだに日を暮すべからず」

年をとればとるほど、時間を大切に深く生きろ、と警告しています。
        ちょっと耳の痛い話です。

著者には、他に「日本人の死生観」「年をとって初めてわかる事」
   といった生老病死をテーマとした作品があるようです。
     これらの作品にも興味が湧いてきました。