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自遊日記

定年後の備忘録

20年前のスペイン(城塞都市トレド)

2011-06-24 17:09:57 | スペイン・蘭・独・仏の旅

トレドはマドリードの南約70kmに位置する街です。

 

三方をタホ川に囲まれたトレドは、難攻不落の城塞都市です。

中央の高台からトレドの街を見下ろしている大きな建物は、

王宮(アルカサル)です。

 

 

 

外敵を混乱させるため。街の道は細く複雑に入り組んでいます。

 

 

 

街のあちこちに教会があり、鐘楼があります。

街はイスラム軍の支配下になったり、キリスト教軍の支配下になったりと

複雑な歴史を辿ってきました。

今でも16世紀頃の姿をそのまま留めている、貴重な街です。

 

 

 

トレドで買ったお土産・・・

20年来愛用しているペーパーナイフです。

 

 

 

 

こちらは20年来、ダイニングの壁に鎮座しているオモチャです。

これを眺めると、いつでもスペインの世界に飛べるので、重宝しています。

 

 


20年前のスペイン(闘牛場)

2011-06-02 17:01:58 | スペイン・蘭・独・仏の旅

復活祭(イースター)の休暇を利用し、

訪欧視察団の仲間数人と闘牛を見に行きました。

休日とあって大混雑、騎馬警官が出て交通整理をしていました。

写真は、マドリード闘牛場入り口です。

 

 

 

「闘牛士は命懸けの舞踏を舞い、牡牛は死へ向かって駆け抜けて行く・・・」

それが闘牛だそうです。

闘牛は単なる見世物ではなく、

牛と人間との死をかけた芸術、神聖な儀式だそうです。

 

騎士に先導されて、闘牛士(マタドール)が登場します。

 

 

 

 

防具をつけた馬に跨ったピカド-ルが、槍で牛の背中を刺します。

3回までは刺すことが許されているそうです。

怒った牛は馬に突っかかっていき、馬は倒されそうになります。

見ていてハラハラします。

昔、防具を着けずにやっていた時代では、腹部を裂かれる馬も出たそうです。

 

 

 

 

次いでバンデリジェロが、牛の肩に2本のモリを刺します。

500kg級の元気な牡牛も、

槍で刺された上に、モリで刺され、少し弱ってきます。

 

それにしてもスゴイ観衆です。

まずい動きがあると、目の肥えた観衆からブーイングが起こります。

勇敢な動きには拍手が起こります。

 

 

 

最後に牛と闘牛士が1対1で対決します。

常に勝者は人間の方です。

 

このシーンは、映画やニュース等でよく見かけますが、

この前段階で、牛が傷つけられて弱っているとは、この時初めて知りました。

ちょっと牛がかわいそう。フェアでない感じがしました。

 

スペインの大観衆は、老若男女を問わず、

心から「闘牛」を楽しんでいる様子でした。

我々日本人にとっては、残酷に見えて、直ちには楽しめませんでした。

6頭の牛が登場する事になっていましたが、

最後まで見るに忍びず、3頭目の牛が斃されたあたりで帰りました。

 農耕民族と狩猟民族の違いでしょうか・・・

 

 

 

 

 


20年前のスペイン(マドリードの街角)

2011-05-30 15:51:28 | スペイン・蘭・独・仏の旅

’90年と’92年に出張でイギリス、ドイツ、イタリア、スペイン、オランダ

等を訪れました。目下、当時の古い紙焼き写真を断捨離中です。

仕事の合間、街の表情等を撮った写真の一部をアップします。

 

 

 

エスパーニャ広場のオリーブの木蔭にはドンキホーテの騎馬像が・・・

手前にはサンチョ・パンサも控えていました。

何だか懐かしい人に巡りあった感じでした。

 

 

 

ブルボン王朝の栄華の跡を示す、堂々たる王宮。

 

 

 

マドリードの街角風景。

 

 

教会の鐘楼があちこちにありました。

 

 

夜、ホテル近くを散歩・・・

マドリード市内では、ライトアップしている建物がいくつもありました。