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自遊日記

定年後の備忘録

上海・蘇州の旅⑬ 豫園界隈

2007-02-06 18:56:38 | 上海・蘇州・北京の旅

豫園を出た所に、荷花池があり池の中心には、湖心亭がある。
人気スポットなので、九曲橋にも人がいっぱい。




荷花池の向こうに、小籠包で有名な南翔饅頭店が見える。





豫園の周りには、レトロな商店街が広がっている。







「薬局」という文字は、日本も中国も同じのようだ。










狭い路地に人、人、人・・・。
先日TVで「千と千尋の神隠し」を見たが、
何だかここ豫園老街の雰囲気と
似ている場面があったように感じた。

上海・蘇州の旅⑫ 豫園(壁の表情)

2007-02-06 09:13:48 | 上海・蘇州・北京の旅

豫園の壁には多くの透かし彫りが施され、
壁越しでも庭を鑑賞出来る。
なかなかオツなものである。

この窓から見ているのは、↓の庭。











壁に施されている透かしは、いろんなタイプがある。






        手すり越しに、庭を眺める。
        竹が見えるが、パンダはいない。



   



壁、池、太湖石が織り成すハーモニー。
太湖石は、上海の西にある大湖で獲れる銘石。
穴が多く空いている。

中国では珍重される石だそうだが、私にはあまり
この石の良さがわからなかった。

上海・蘇州の旅⑪ 豫園(屋根の表情)

2007-02-05 16:11:11 | 上海・蘇州・北京の旅

反り返る屋根、透かし彫りが入った壁・・・。
如何にも中国的な風景だが、何だか懐かしい風景でもある。







反り返る屋根のある門と、門手前の小さな庭。






柳越しに見る楼閣。
屋根はしっかりふんぞり返っている。
真冬なのに、柳の芽は膨らんでいる。
ここ上海も、暖冬のようだ。





屋根の先には、可愛い動物がチョコンと乗っかっている。






象の姿も見える。






      精緻な彫刻のある、門。

上海・蘇州の旅⑩ 豫園(楼閣)

2007-02-05 10:01:38 | 上海・蘇州・北京の旅
豫園の中には大小さまざまの楼閣が点在している。




          池にせり出す楼閣。







  この楼閣には、仰山堂という名がつけられている。
  池越しに、築山を仰ぎ見る場所に設置されている。





 仰山堂からながめた、築山。築山の大家、張南陽の作品。
 武康黄石という石を積み上げているようだ。 


   


三方を池に囲まれ、景観に恵まれた場所に建つ会景楼。





   豊作を祈念して建てられた、三穂堂。




     三穂堂の内部。


     壁に穴があいている・・・。
     中国ならでは、の壁(通路)。


上海・蘇州の旅⑨ 豫園(龍壁)

2007-02-03 18:31:21 | 上海・蘇州・北京の旅
江南随一の名園といわれている豫園(よえん)を見学した。
豫園は、上海の街の中心部にある。

明の時代、1559年に四川省の役人が造園に着手、
18年の歳月をかけて完成したそうだ。
広い園内には、素晴らしい楼閣や銘石がいっぱい。




豫園の中の、一番の人気スポット、龍壁のある場所にやってきた。
龍の顔がちょっと見える。








壁の上を波打つ、見事な龍。躍動感溢れる造りだ。

私邸として造られた豫園では、本来皇帝の象徴である
龍は使えない。
しかし、龍の爪の数を本来の5本でなく4本にして
言い逃れたそうだ。





2頭の龍が、にらみあっている門をくぐる。





龍の門をくぐると、広い池に出た。
鯉が餌を求めて集まってくる。












池に映る楼閣や廊下は、なかなか風情がある。
日本の庭園とは一味ちがう風情だ。

上海・蘇州の旅⑧ 太極拳

2007-02-02 14:00:23 | 上海・蘇州・北京の旅

朝、ホテルの周りを散歩。
人民英雄記念塔がそびえる、黄浦公園へやってきた。
記念塔の前で、何やら怪しげな動きをする集団が・・・。






近づいてよく見ると、太極拳をやっている人達であった。
健康増進のためにやっておられるのだろうか。
後方の建物は、浦東地区のビル群。





剣を使った太極拳は、はじめて見た。
リーダーの掛け声にあわせ、イー、アール、サン、スウ・・・
しばし本場の太極拳に見とれる。




浦東地区から昇る朝日。
曇り空で太陽の輪郭がぼやけている。
球形のタワーは、今や上海のシンボルとなった、TV塔。
世界第3位の高さを誇る。
手前は滔々と流れる大河、黄浦江。





空を見上げると、凧があがっていた。
後方に見える、王冠のようなデザインのビルは、ウエスチィン上海。

穏やかな上海の朝・・・。




上海・蘇州の旅⑦ 上海博物舘(少数民族工芸他)

2007-02-01 17:33:04 | 上海・蘇州・北京の旅

4階に、少数民族工芸コーナーがあった。
中国の広さ、多様性を再認識した。





獅子舞の頭のようなものが展示してあった。
龍の頭だろうか?





西域の少数民族の衣装。漢民族の衣装とは趣きが違うようだ。
中国の広さ、多様性を改めて感じる。






兵馬俑のような像があった。
兵馬俑よりかなり小さい像で、葬列を表現しているようだ。
表情や仕草が一人一人異なる。





明や清の時代の絵画や書も、沢山展示してあった。






着色した象牙で造られた、見事な工芸品に惹きつけられた。
立体的で惚れ惚れする作品だった。

他に陶磁器コーナーや青銅器コーナーもじっくり見たかったが
時間が無く諦めた。
駆け足の見学だったが中国の奥の深さ、底力をしっかり学べた。

上海・蘇州の旅⑥ 上海博物舘(家具類)

2007-02-01 16:26:08 | 上海・蘇州・北京の旅

上海博物舘に入場。ここは中国古代芸術の博物舘。
古代玉器や青銅器、明や清時代の家具や絵画などが展示されている。



5階建ての建物の中には、12万点の逸品が所蔵されている。
各フロアはそれほど広くなく、鑑賞しやすいレイアウト。

警備員はちょっといかめしい、兵士のような服装だった。
欧米の美術舘や博物舘の雰囲気とは少し異なる。
写真は4階から見た、明るいアトリウム。



中央には龍が彫り込まれている。皇帝の椅子だったのだろうか?





これもベッドでなく、ゆったりした椅子のようだ。
造りは精緻。





象牙の細工が施された、椅子。






うるし塗りの5点セット。
近くで見ると、精緻な彫刻が見事だった。

上海・蘇州の旅⑤ 新鋭ビル群

2007-01-31 11:19:12 | 上海・蘇州・北京の旅
       
    人民広場の噴水の向こうには、ロケット型の
    マリオット・ホテルが見える。

    海中から飛び出す弾道ミサイルに見えるが・・・
    いやいやそんな物騒な事を想像してはダメ。
    平和目的で飛ばされる、宇宙ロケットとイメージしよう。






人民広場中央にある噴水と高層ビル群。





人民広場に面して建つ、上海大劇院。
オシャレなデザイン。設計したのはフランス人だそうだ。




人民広場を散策した後、上海博物舘に入る。
丸い建物が博物舘。

上海・蘇州の旅④ 人民広場

2007-01-31 09:41:58 | 上海・蘇州・北京の旅

今日の最初の訪問先は、人民広場。
人民広場は、上海の街の中心部にある。
柔らかい冬の陽ざしを浴びて、木の陰も長く伸びている。
気温は日本の東京と変らないそうだ。
今年は上海も暖冬のようだ。



公園ではバドミントンを楽しんでいる家族もいた。




人民広場という名前から、殺風景な味気ない場所をイメージ
していたが、とんでもない間違いだった。

清潔で緑も多く、周辺には超近代的なビルが林立している。
中国の先頭を走る、上海の底力を感じる。






モダンなデザインのビルが多い。
正面のビルは、昔ダラスで見た新鋭ビルにそっくりのデザインだ。
米国のどこかの街にいるような気分。




これは公園に面して建つ、「上海市人民政府」のビル。
入り口にはいかめしい姿の警備の人が立っていた。
ここがアメリカでなく、中国である事を再認識する。