江南随一の名園といわれている豫園(よえん)を見学した。
豫園は、上海の街の中心部にある。
明の時代、1559年に四川省の役人が造園に着手、
18年の歳月をかけて完成したそうだ。
広い園内には、素晴らしい楼閣や銘石がいっぱい。

豫園の中の、一番の人気スポット、龍壁のある場所にやってきた。
龍の顔がちょっと見える。


壁の上を波打つ、見事な龍。躍動感溢れる造りだ。
私邸として造られた豫園では、本来皇帝の象徴である
龍は使えない。
しかし、龍の爪の数を本来の5本でなく4本にして
言い逃れたそうだ。

2頭の龍が、にらみあっている門をくぐる。

龍の門をくぐると、広い池に出た。
鯉が餌を求めて集まってくる。



池に映る楼閣や廊下は、なかなか風情がある。
日本の庭園とは一味ちがう風情だ。
豫園は、上海の街の中心部にある。
明の時代、1559年に四川省の役人が造園に着手、
18年の歳月をかけて完成したそうだ。
広い園内には、素晴らしい楼閣や銘石がいっぱい。

豫園の中の、一番の人気スポット、龍壁のある場所にやってきた。
龍の顔がちょっと見える。


壁の上を波打つ、見事な龍。躍動感溢れる造りだ。
私邸として造られた豫園では、本来皇帝の象徴である
龍は使えない。
しかし、龍の爪の数を本来の5本でなく4本にして
言い逃れたそうだ。

2頭の龍が、にらみあっている門をくぐる。

龍の門をくぐると、広い池に出た。
鯉が餌を求めて集まってくる。



池に映る楼閣や廊下は、なかなか風情がある。
日本の庭園とは一味ちがう風情だ。

朝、ホテルの周りを散歩。
人民英雄記念塔がそびえる、黄浦公園へやってきた。
記念塔の前で、何やら怪しげな動きをする集団が・・・。

近づいてよく見ると、太極拳をやっている人達であった。
健康増進のためにやっておられるのだろうか。
後方の建物は、浦東地区のビル群。

剣を使った太極拳は、はじめて見た。
リーダーの掛け声にあわせ、イー、アール、サン、スウ・・・
しばし本場の太極拳に見とれる。

浦東地区から昇る朝日。
曇り空で太陽の輪郭がぼやけている。
球形のタワーは、今や上海のシンボルとなった、TV塔。
世界第3位の高さを誇る。
手前は滔々と流れる大河、黄浦江。

空を見上げると、凧があがっていた。
後方に見える、王冠のようなデザインのビルは、ウエスチィン上海。
穏やかな上海の朝・・・。

4階に、少数民族工芸コーナーがあった。
中国の広さ、多様性を再認識した。

獅子舞の頭のようなものが展示してあった。
龍の頭だろうか?

西域の少数民族の衣装。漢民族の衣装とは趣きが違うようだ。
中国の広さ、多様性を改めて感じる。

兵馬俑のような像があった。
兵馬俑よりかなり小さい像で、葬列を表現しているようだ。
表情や仕草が一人一人異なる。

明や清の時代の絵画や書も、沢山展示してあった。

着色した象牙で造られた、見事な工芸品に惹きつけられた。
立体的で惚れ惚れする作品だった。
他に陶磁器コーナーや青銅器コーナーもじっくり見たかったが
時間が無く諦めた。
駆け足の見学だったが中国の奥の深さ、底力をしっかり学べた。

今日の最初の訪問先は、人民広場。
人民広場は、上海の街の中心部にある。
柔らかい冬の陽ざしを浴びて、木の陰も長く伸びている。
気温は日本の東京と変らないそうだ。
今年は上海も暖冬のようだ。

公園ではバドミントンを楽しんでいる家族もいた。

人民広場という名前から、殺風景な味気ない場所をイメージ
していたが、とんでもない間違いだった。
清潔で緑も多く、周辺には超近代的なビルが林立している。
中国の先頭を走る、上海の底力を感じる。


モダンなデザインのビルが多い。
正面のビルは、昔ダラスで見た新鋭ビルにそっくりのデザインだ。
米国のどこかの街にいるような気分。

これは公園に面して建つ、「上海市人民政府」のビル。
入り口にはいかめしい姿の警備の人が立っていた。
ここがアメリカでなく、中国である事を再認識する。