Carpe diem

Chi vuol esser lieto, sia: Di doman non vè certezza.

2月の1本

2010年03月13日 | ワイン
2月の1本

家内の誕生日に飲んだ2本が印象に残っています。
1本目は荻窪にあるリストランテドラマティコで飲んだカノニカの'07バルベーラ。開けてから、すぐ美味しいのが良かったです。何故かこのワインに心惹かれます。


この店も数年振りで2回目です。このところ、「あの店は今」みたいな感じになっています。この日は金曜日なのにディナーは私達一組だけでした。


2月のコースはトレンティーノ・アルトアディジェをイメージしたそうです。
アミューズ
本鱒の片面焼き ヨーグルトのソースとズッキーニのマリネ添え
丸麦と冬野菜のスープ 海老のカーネデルリを浮かべて
パッパルデッレ 豚のすね肉のソース ゴルゴンゾーラ添え
ほうれん草のスペッツェレ 生ハムとちりめんキャベツのクリームソース
丹波産イノシシのホホ肉 赤ワイン煮込み
アップルストゥルーデル 
やさしい味付けでした。悪くありません。
デザートの時にシェフが厨房から出てきて色々話しをしました。シェフは元々ここで働いていて、前オーナから店を引き継いだそうです。そのまた昔は料理の鉄人に出ていた神田シェフもここで働いていたそうです。知りませんでした。前回訪問時は照明を落としたムーディーな雰囲気でしたが、オーナーが交代して少しカジュアルな方向に変わったようです。店内は比較的明るい。また、シェフの好みでワインも自然なものを置くようになったそうです。ボルクドドンのグラッパを初めて飲みました。


印象に残った2本目は誕生日の翌日に家で飲んだ'95ラフルールペトリュスです。久々にポムロールを飲んでみようとチョット良いワインを開けました。少し閉じ気味でしたが、酒質の良さを感じました。思っていたよりもメルローを感じませんでした。2月は何本かイタリアのボルドー品種を飲みました。'97のIsole OlenaのCSも良かったです。比較的リーズナブルな価格で金沢の酒屋から調達しました。ボルドー品種を仕込んでもトスカーナで作られるワインはサンジョベーゼのニュアンスが微かにある気がします。とか言いつつも恐らくは先入観でしょうね。私のテイスティング能力はゼロですから、ブラインドで飲んだら平気でピエモンテとか言いそうです。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 梅開花など | トップ | 竹芝ライフ(その3) »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ワイン」カテゴリの最新記事