Carpe diem

Chi vuol esser lieto, sia: Di doman non vè certezza.

武蔵小杉 金春荘 3月23日今年10回目

2007年03月31日 | その他
武蔵小杉 金春荘 3月23日今年10回目

私の人生で2番目に多く利用している店です。同じ経営の酒場が隣にあり、そこから酒やつまみを取れるのが特徴です。私は飲みながら打つことはしませんのでメリットありません。この界隈ではダントツに場代が安いと思います。店内は昭和40年代を感じさせる程度にレトロです。店内に入った時に感じる湿ったタバコのヤニの匂いに私は哀愁を覚えます。無為だと思いつつも止められない自分の弱さを哀れむ気持ちというのでしょうかね。何度この匂いを潜ってから勝負に挑んできたことか・・。

この日は既にリタイヤされた取引先の元営業部長もメンバーにいました。ビジネスの関係からすると私が接待される側になっていたと思うのですが、この方は容赦なく私からカッパイデました。口八丁手八丁で勝負事としての心理戦に長けているタイプでした。しかし、現役を退いてからは少しパワーダウンした印象です。バーチャルな麻雀では経験出来ない面白さが実戦には沢山あると思います。牌を切るスピード、目線など全てがゲームの一部となりますからね。

しかし、社会人になって約20年間メンバーがほとんど変わりません。
会社に入ったばかりのころだと思いますかメンバーの一人がリーチを掛けました。別のメンバーが「発」を鳴いてガンガン突っ張ります。リーチを掛けた人が牌をツモって考え出しました。リーチ掛けてるのに何だと思っていると。「ツモ」と言って手牌を倒しました。しかし、ツモ牌は「中」で上がりでも何でもありません。そしてチョンボ代を払うのです。気が振れたのかと驚きましたが、意図したことは別メンバーの大三元聴牌を読み切ってのチョンボでした。実際その「発」を鳴いたメンバーは役満をテンパッていました。

社会人のシビアさは凄いなーと当時は驚きましたが、今考えるとマナー違反ですよね。そーまでして勝ちたいのかと軽蔑しますね。

ちなみに私の人生で1番目多く利用した店は大岡山の順風です。今後も首位の座を守り続けると思います。クリスチャンのマスターは元気かな?今でもペヤングカップ焼きそばを出しているのかな?そういえば当時は手積みでしたね。
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新宿 Il Piccione 3月20日

2007年03月28日 | ワイン
新宿 Il Piccione 3月20日

昨年お世話になった方々と家内を伴い食事会を行うことになりました。トータル5名がネックとなって四谷三丁目L.V,神田L.T,新宿I.S,フレンチの原宿R.Pに席を取れませんでした。比較的席数の多い新宿の外れのイタリアンがやっと予約出来ました。

ここは,ワインリストは紙一枚でしたが,カメリエーレと相談すると小売店であまり見かけないワインが出てきました。前菜とパスタにはヴェルメンティーノで飲み易いものとドルチェットでお勧めを選んで貰いました。

前菜:紫アスパラのチーズソース:アスパラは生でカットされずに出てきました。甘みがあり新鮮でした。
  :マテ貝の白ワイン蒸し:初めて食べました。身が大きいので食べ応えがありました。
  :生ハム盛り合わせ:グァンチャーレが美味しかったです。
パスタ:春野菜のスパゲティ:可もなく不可もなく。家でも作れそう。

'05 Vermentino di Sardegna Sella & Mosca:
予想通りのシャバさ加減でした。マテ貝と相性が良かったです。
'03 Dolcetto d'Alba Flavio Roddolo:
素朴な味わいのワインでした。料理が引き立ちました。

メイン:地鳥のロースト:鳥はスパイスを効かせすぎでエスニック料理のようでした。
    豚のロースト:印象に残っていませんが、素材は良かったと思います。

'01 Rosso di Montalcino Vitanza:
サンジョベーゼでチョイスしてもらいました。このロッソ知りませんでした。ヘタなブルネッロよりソリッドでしっかりとした酒質を感じました。いやはや知らないワインがマダマダあるものですね。酔った勢いで、テイスティング用に私に出されたグラスに口を付けずにカメリエーレに渡しコメントを求めました。「凝縮された果実味」とか「ブラックベリーの香り」とかの普通の感想しか聞けませんでした。やっぱヴィノデッラパーチェの内藤マネージャのほうが面白かったです。

レストランで知らないワインに出会うことも楽しみの一つですね。ここのワインの値段は良心的だと思いました。
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飲酒PC危険です。その2

2007年03月25日 | その他
飲酒PC危険です。その2

ワインに止まらずカップやグラスもオークションで購入してしまいました。「おまえは何を目指しているんだ。」と家内から問われました。でもローゼンタールのグラス綺麗だなー。
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笹塚 Salsazucca 3月17日

2007年03月24日 | ワイン
笹塚 Salsazucca 3月17日

ホワイトデーです。家内に奢らなくてはなりません。以前から行ってみたかった千石Vや門前仲町Pは満席でした。神楽坂Lは18:00~20:30なら、木場I.Bは10名テーブルの相席ならということでした。東京のイタリアンレストランは、それなりに繁盛しているようでした。春休みか卒業シーズンのせいでしょうかね。

どうせなら行ったことのない店にしようということでカウンター席でしたがSalsazuccaにしました。行きたいと思った理由は店の規模に比べてワインの種類が多いことに興味を持ったからです。ネットで見るとワインの値段は市価の約2倍という感じでしたので高価な物ほど割高な印象でした。ハーフのプロッセコとトリンケーロのバルベーラにでもしようと思っていました。

コースは2,900と5,000の2種類でした。2名からでしたが前菜2種,パスタ2種,メイン,デザート,カフェ付きの¥5,000にしました。メニューに合わせたグラス6杯(各60cc)が3,500で準備されていたので,それにしてみました。

前菜1:マグロのカルパッチョ:野菜が多いしマグロがタタキ風で美味しい。
Vigneto Giardino Adami:フツーのプロセッコでした。家でも飲んだことあります。

前菜2:空豆とリコッタのスフレ:パルミジャーノの塩気がアクセントでした。美味しい。
シチリアの白だったらしい:以下の理由によりこのワイン記憶にありません。

1m程離れたカウンターの端に6本程ワインが置いてあったのですが,そのうちの1本が気になりだしたのです。知らないワインでしたが、エチケッタから何となく私には美味しそうな予感がしました。写真のワインです。興味があることをソムリエに言ったらメインに合わせるグラスワインを変更してくれました。

パスタ1:タラバ蟹クリームのタリオリーニ:軽めのクリームで美味しい。
'04Bovio Langhe Bianco:グレープフルーツの香りが爽やかでした。好きです。

パスタ2:羊のラグーのガルガネッリ:羊の臭みを抑えながら香りを残しているという感じかな。
NV.Aglianico del Vulture Feudi Nigri:アリアニコやだなーと思いましたが、これは酸味があったので大丈夫でした。

メインが出るまでに時間が掛かったのでサービスで'04 Chianti classico Badia a Coltibuono:大したことありませんでした。

メイン:鹿とフォワグラのパイ包み焼き:これはイマイチ。パイがサクサクしていない。フォワグラが溶けている。
'01Dolcetto d'Alba Coste & Fossati Giuseppe Domenico Vajra:
作りと熟成がマッチし予想以上にエレガントなワインでした。私はドルチェットは比較的若いうちに飲んでいたので6年前のものは初めての経験でした。この作り手に興味を持ちました。

ドルチェ:クレームキャラメル,チョコケーキ,バニラアイス:定番。普通。
'98Recioto della Valpolicella Argille Bianche TENUTA SANT'ANTONIO:
レチョートあまり飲んだことありません。甘苦いイメージがあったのですがそうでもなく酸味もありイケました。

ソムリエはイケメンです。グラスワインの説明も分かりやすく丁寧です。知識をひけらかすこともありません。適度で良いです。もっともソムリエとシェフの二人しかいない店なので皿出しはもちろん料理も一部担当しているようでした。

この店の難点は排煙設備です。カウンターが油っぽかったので席に着いた時から何
故だろうと思っていました。厨房で火を使っているのでカウンター席は暑いです。また、コートハンガーに掛けていた私達のコートは焼肉屋に行った後のような油の臭いが付いてしまいました。テーブル席を予約し、臭いが付いても構わない服装で行ったほうがいいです。

これでクリスマスからの今シーズンの外食三昧も一段落しました。
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溝の口 上海路地裏料理 ぴーたん 3月16日

2007年03月21日 | 外食
溝の口 上海路地裏料理 ぴーたん 3月16日

私が所属する部署の親睦会を行いました。最近、会社の飲み会をアレンジすることが何故か多いです。それで店の選択なのですが、私の嗜好から選ぶと料理がまともな比較的値段の張るところか安い場末の居酒屋になってしまいます。最近は、飲み放題付きの席数の多い居酒屋が会社の宴会の定番となっているようです。私は世の中の流れに逆らうことはしませんので、そういう店から選びました。

ここは、とにかく量が多かったです。若い人向けの店だったようです。ジャンクフードとビールの組み合わせは良かれ悪しかれ都会の味だと思いました。ダイエットコークとでも合いそうなメニューでした。

そのあと久々にカラオケに行きました。福山雅治「桜坂」イルカ「なごり雪」サザン「栞のテーマ」沢田研二「危険なふたり」大滝詠一「恋するカレン」などを歌いました。おっさんですなー。
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昼飲みの愉しみ

2007年03月18日 | ワイン
昼飲みの愉しみ

休日の午後でした。家内が外出して家に一人でした。トレーニングジムは設備点検で休業でした。PCにも飽きて小腹が空きました。外に食べに行くのも面倒でした。台所にはラップされた朝食の残りのご飯が、冷蔵庫には焼肉用カルビ肉がありました。肉は塩コショーして表面をカリッと焼き、電子レンジで温めたご飯に載せました。

こうなるとワインを飲みたくなります。しかし、高価な物は勿体無いし、時間が掛かる物や繊細な物も相応しくありません。それなりのボディーがありスパイシーで分かり易いワインはないものかとストックを漁りチョイスしたのが'05 Il Masante Langhe Dolcetto Poderi Aldo Conternoです。予想通りの味でカルビと合いました。そのあと、テレビを見ながらダラダラとボトル半分程飲みました。

寒くなったので風呂に入り、そのまま浴槽でウタタネしてしまいました。

時間を持て余した中年男が昼間に飲むのにウッテツケのワインでした。最近アル中気味かも。
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La dolce vita

2007年03月17日 | ワイン
La dolce vita

La vitaとホワイトデーからの連想で甘いものについて書きます。我が家では食後に甘いワインを楽しむことがあります。抜栓してからも日持ちがするので数本が常に開いています。これについては私こだわりがなく色々なものを飲んでいます。イタリアのヴィンサント/パッシート。フランスのソーテルン。オーストリアのアウスレーゼ。カリフォルニアのレイトハーベストなどです。

ヴィンサントは甘さを控えた紹興酒のようなものもありますが、私はコテコテに甘いのが好きです。レンテンナーノの'95は濃かったです。パッシートは少し酸味を感じるものが好きかな。

ソーテルンもピンキリだと思いますが安いものはそれなりのような気がします。先入観かもしれません。古いものは飲んだことありません。今開いているリューセックは抜栓してから1週間位してから美味しくなってきました。開けてから数ヶ月経つと思いますがチビチビ飲ってます。

レイトハーベストはジンファンデルという品種のものがネットリして好きです。特にサンタバーバラヴィンヤードのものが好きだったのですが製造中止になったようです。最終ヴィンテージの'03は特に濃くて甘々です。

失敗したのは左端のバラのリキュールです。はっきり言います。これ不味いです。なかなか減りません。私は何故か林家パー子を連想してしまいます。ピンク繋がりでしょうか。料理に使うわけにもいかないし困ったもんです。結構高かったんですが・・。いよいよ、氷を入れてレモンを絞りソーダで割るという荒技を使い始めました。これも経験ですね。
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四谷三丁目 La Vita 3月8日

2007年03月14日 | ワイン
四谷三丁目 La Vita 3月8日

私が参加する3回目のワイン持ち寄り会です。予想よりもshort intervalで開催しています。今回はラディカルなイタリアワインインポータのO社長も参加いただきました。社員のK氏が以前からのメンバーだそうです。

バローロ大会です。重量級のラインナップでした。どのワインもコンディションが良く本来の姿を楽しめました。一番感謝しなくてならないのはLa Vitaさんだと思っています。大してオーダもせずに持ち込んだワインを飲みクッチャベッているむさ苦しい我々を快く受け入れてくれます。ワインにばかり気を取られて料理を半分上の空で食べてますが、思い返してみると現地の味に近い料理を提供している数少ないトラットリアです。一度家内とお邪魔しなくてはなりませんね。

(1)'00 Barolo Giovanni Canonica
650本しか作られなかったそうです。うち36本をO社長が買ったそうです。他のバローロとは明らかに異質でした。空気に触れることでの変化が一番大きいワインでした。最後のほうでは想定外のミントの香りが感じられました。

(2)'92 Barolo Cerequio Roberto Voerzio
5本のうちで一番モダンな印象を受けました。私は、このタイプが好きで一番安心します。樽のニュアンスが上品でした。

(3)'90 Barolo Mariondino Parusso
私が持参しました。初めは閉じて渋いワインでした(当日朝に抜栓したのですが・・)。ダメージボトルかと心配しましたが、後半開いてブーケの甘い香りが出ました。

(4)'89 Barolo Elio Altare
このボトルも当日朝に抜栓したようです。グラスに注いだ瞬間から香りが開いていました。フルスロットル全開バリバリ悩殺されました。

(5)'71 Barolo Gromis
私は、このワインがベストでした。36年前のものとは思えない果実味は長期の熟成を前提にした作りのなせる業だと思いました。先日飲んだ'70 Brunelloとエライ差でした。熟成のポテンシャルは、やはりBaroloに分があるのかなと思いました。

この店に4時間位いたのでしょうか。どのワインも落ちることなく、それぞれの個性が色褪せることはありませんでした。

O社長はワインについて話しだしたら止まらない方です。ワインを作る工程のことや畑のことなど普段聞けない話しを聞くことが出来ました。会社で扱うワインの作り手を単なる取引相手とは捉えずに友人として付き合っていることがよく分かりました。また、「何故そのワインを美味しいと思うのか?」と自分に問うている姿勢が根本的に私と違います。私は単に好きか嫌いかを気にするだけですから、ワインを職業とすることは無理ですね。

このあと2軒行きました。

四谷三丁目 Ginlane
ジン,ブランデー,カルバドスなど少しずつ楽しみました。O社長が奢ってくれました。

新宿三丁目 Trattoria Briccola
スパークリングワイン,甘口
スパークリングはイマイチ。甘口のワインが出てきたら、O社長は「帰れということか?」と知り合いのカメリエーレに絡んでいました。でも3時近くになっていたと思いますが・・。

家に帰ったら朝の4時を回っていましたが、7時に起床して会社に遅刻しませんでした。私もマダ使えそうです。翌日になってもBaroloの香りの記憶が頭から離れませんでした。いやー旨かったです。話しが面白かったです。
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これはチョット

2007年03月11日 | ワイン
これはチョット

ワインについてネガティヴなことは書きたくありませんが、これはチョット酷いと私は思いました。例えて言えば、ファンタグレープに焼酎、紫色のインクを入れた液体です。福袋に入ってました。

ランブルスコを私が飲むのはだいたい夏です。暑いと赤ワインを飲む気にはならないのですが、冷やしたランブルスコは美味しく飲めます。無理して赤ワインを飲む必要もないとは思いながら毎夏1回は飲んで、夏が来たことを実感します。安いし口の中がサッパリします。

しかし、今回のこのワインは充分高価な上に嫌な甘味が口の中にまとわり付きます。まさに写真のエチケッタのイメージと同じですから、コンセプトは統一されています。

このワインをプロデュースした元サッカー選手やインポータ、それを売る酒屋は本当に美味しいと考えているのでしょうか?

あまりに私の知るランブルスコと違うので調べてみると、甘口という種類もあるようでした。お酒は嗜好品ですから世の中には好きな方もいるのでしょうね。Web販売ページには購入者やフードコーディネータの絶賛の声が多数載っています。勢いで商品レヴューにふざけていると書き込んでしまいました。

先日、持込みワイン会のメンバーと飲む機会があり、このワインが酷かったと言ったら、買った私が悪いという意見が多かったです。福袋に入っていたという言い訳も無視されました。だから、このワイン会好きです。ちなみに今回は、宇宙で一番ラディカルなイタリアワインインポータであろうO社長も参加くださいました。このランブルスコ有名なんですかと尋ねたら、「そんなわけないじゃん。」とおっしゃいました。
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麻布十番 La Lune 3月3日

2007年03月10日 | ワイン
麻布十番 La Lune 3月3日

家内の誕生日ウィークの〆です。ヨガとタヌキウドンで何とか二日酔いから復活し久々に名画座に行きました。

飯田橋のギンレイホールで邦画2本「紙屋悦子の青春」と「手紙」でした。「紙屋悦子の青春」では演技する本上まなみを初めて見ましたが、ガタイの良さと小林薫との掛け合いのズレ加減がマッチしていてよかったです。「手紙」は沢尻エリカみたいな美人が再生処理工場の社員食堂で働いてるわけがないと思いました。いずれもヒューマンドラマなので大画面で観るメリットの少ない作品でしたが、外部からのノイズがないのでストーリーに没頭できました。アホみたいなハリウッド映画より楽しめました。先日見たアカデミー受賞の「The Departed」は、やたら人が死ぬだけの映画でした。

食事はアザブジュバーン(フランス語風発音)のLa Luneに行きました。予約時に、ブルゴーニュを飲むことを伝え、料理の内容はお任せにしました。ここの濃い味の料理はワイン飲み仕様で、料理のみで食べるのはキツそうです。野菜が多いのも今風でしたし、オリジナリティを感じる料理はシッカリとフレンチしていたと思います。

口頭での説明だけだったので間違っているかもしれませんが以下のメニューでした。

冷前菜:赤ウニ、人参のシャーベット、聖護院蕪のブイヨン煮にコンソメジュ掛け
 感想:コンソメジュに入っていたレンズ豆の食感がイマイチ。ビシッと塩が効いていてワインが進みます。

温前菜:筍、フォワグラ、ホウレン草のソティー
 感想:シンプルな料理で素材の良さを感じました。フォワグラは脂が乗りワインが進みます。

魚:黒ムツ古代米付け焼き、冷野菜温野菜添え
 感想:野菜の量が多く美味しい。古代米がパリパリして美味しい。黒ムツは、もう少しレアが好み。

口直し:フルーツトマトの冷製
 感想:低温でローストして冷やしたものらしいです。初めてですが、これは家庭でも作れそう。

肉:黒毛短角牛ハラミソティー、菜の花・ネギのマリネ添え
 感想:ナタネ油のソースのせいか味わいが焼肉風。マーマーです。家内は食べ切れませんでした。

デセール:甘王(苺)とショウガのクッキーとアイスクリーム
 感想:クッキーとアイスクリームは食感の違いも楽しめ絶品。久々のヒット。

ワインはグラスの白と'98 NSG 1er Aux Perdrix Domaine Perdrixにしました。比較的濃いピノでした。樽に頼り過ぎない力強い味わいで抜栓後の変化も楽しめました。価格も良心的でした。

このレストラン気に入りました。旬の素材を使い創作を加えながらフレンチのテイストも崩さないというシェフの職人気質が感じられました。今シーズン一番かも。サービスは真面目な感じの丸刈りの青年でしたが、頼りなかったです。その辺りがエレガントさを欠いていました。ヘタに煩わしいサービスよりはマシですが・・。充実した休日でした。
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新丸子 鳥武 3月2日

2007年03月07日 | 外食
新丸子 鳥武 3月2日

勤務先の元同僚/後輩と飲みに行きました。日本のサラリーマンの正しい飲み会でした。
焼き鳥、手羽カラ、ナンコツ、ピーマンつみれ、銀杏、鳥皮キムチ、お新香等何でもビールや焼酎にマッチしました。最後の釜飯まで大変おいしゅうございました。

このあと、近くのアメリカン・ダイニング・バーで終電間際までビールを飲み続けました。

他人の悪口とか噂話とか昔話は本当に楽しいです。最近この手の飲み会から遠ざかっていたので面白かったです。やっぱ飲み会はこうじゃなくてはね。後輩への説教まで決めれば完璧なんですが今回はパス。翌日、プチ二日酔いながらヨガのレッスンはサボりませんでした。
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2月の1本

2007年03月04日 | ワイン
2月の1本

誕生日に飲んだRicolmaに触発されて1月後半から2月はイタメロ何本か飲みました。中でも比較的近い印象を受けたのがVie di Romanceの'01Voos dai Ciampsです。抜栓直後から甘い香りがグラスから溢れました。'99も飲んだのですが何故か'01のほうが華やかでした。ボトル差でしょうか?ヴィンテージでしょうか?

有名どころのイタリアのメルローは値段がとんでもないことになっていて、まさに私にとってはキヨミズモノになっています。何かキッカケがないと開けられません。一昨年のクリスマスにレストランで'00Massetoを飲みましたが私には濃すぎる感じでした。勿体ないことをしました。飲んでいて疲れた記憶があります。

今回の'01Voos dai Ciampsは、まだ価格とのバランスが取れていると思いました。いわゆるレア物ではないSeraselvaやLamaioneも飲み頃に当たり価格以上に楽しめた経験があります。ワインは作りもさることながら開けるタイミングとコンディションが重要ですね。昔やまやで何となく買った'97Selvascuraが素晴らしくて、思い切って買った'94l'Apparitaが少し逝っていたことがあります。

今年はRadikonやMianiなどの他のフリウリのメルローにもトライしたいです。
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新宿 Il Saccomanno 2月26日

2007年03月03日 | ワイン
新宿 Il Saccomanno 2月26日

家内の誕生日です。奢らなければなりません。退社時間が分からないので直前予約で訪問しました。2回目です。シンプルな料理をシッカリ食えました。ワインもリーズナブルです。イタリアン不毛地帯の新宿では出色だと思います。新宿でレストラン難民になったら、お勧めします。

唯一の不安はサービスです。応対は丁寧だし動作も機敏です。でも何か違和感があるのです。
前回はコースを頼もうとしたら21時以降は受付けられないと言われました。今回も「シェフのおすすめコース」の内容を聞くと、明らかにおすすめできない気配を漂わせるのです。「いいから説明してくれ。」と言うと厨房に行って「今日は何が出来るか。」とシェフと相談していて暫く戻って来ないのです。私は言いたい「注文されて困るコースをメニューに載せるな。」と。

結局アラカルトで頼みましたが、確かにコースより良かったです。
この店は冷前菜が旨いです。1種類\500で量も多めです。今回は、コッパとブロッコリーのオーリオ漬けと茄子のアラビアータ風を頼みました。スプマンテにピッタリでした。

ワインは'97 Frascole Vigna al Santo Chianti Rufina Riserva にしました。'97トスカーナのしかもリゼルバにしてはパワー不足な感じでした。しかし、樽の香りが上手く融け込んだ優しい印象のワインで、これはこれで充分でした。今回は携帯電話で撮影しました。

トリッパのグラタンは中にバケットといんげん豆が入っていて食べ応えがありました。
パスタはフレッシュトマトとモッツァレラにしました。結構なボリュームでしたがペロリといけました。
メインのプラチナポークのローストは肉質が良かったです。
ティラミスとチョコレートケーキも平均以上だと思います。
デザートワインとグラッパまで行きました。

グラッパはボトルが凍っていました。私は焼酎では経験ありますがグラッパでは初めてなので、件のサービスの方に何故か尋ねました。「実は私はグラッパがあまり好きではないので冷やしたほうが飲みやすいからだ。」と言われました。自分の趣味をそこまでお客さんに適用して良いものでしょうか。やはりイタリアワインを職業にする人は個性的な方が多いと思います。

店内は照明も控えめで落着いた雰囲気ですが、料理はOsteria仕様のガツン系だと感じました。このところ新宿の飲食店との相性がいいです。帰りは家まで歩きました。
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