Carpe diem

Chi vuol esser lieto, sia: Di doman non vè certezza.

地域センター住民説明会

2006年02月28日 | 北新宿3丁目プロジェクト
コメントを受けるように設定変更したら,早速書き込みがありました。ありがとうございます。

地域センター(2/5)住民説明会 テーマ:24階・案内人

2/19に住民を3つのグループに分けて説明会を行っているようだと報告しました。この日2/5は,その最大グループ約1,600世帯(かな?)を対象とした説明会に参加してきました。だだっ広い会場に出席者は13名でした。事業者側の人数の方が住民より多くて,かなり居心地が悪い状況です。フェイコムがアクロスから怒られるのではないかと変な心配をしてしまいました。日曜日の15:20からという設定も一因かもしれません。2/1と全く同じ説明を聞いたあと質疑応答になりました。

テーマ:24階
「別グループの要求を聞き入れて25階を24階にした。」との説明が住民の怒りに触れました。「それを聞くと別グループが24階にしたことで満足したように取れる。事実と全く異なる。」と私と同じグループの住民が指摘しました。なーる程,こうやってグループ分けしたことを利用しているのだと妙に納得してしまいました。そもそも少なくとも絶対高さ制限を守ってくださいと要求している我々は12階程度にしてくれと言っているのです。24階なんて論外です。あらゆる場面で自分達の都合のいいように言い回すことがイチイチ気に障ります。

テーマ:案内人
実は,この日の説明会の住所が間違ったまま案内状が配られていました。それを2/1の第2回説明会で指摘したところ,間違った先に案内人を立てるとフェイコムは約束しました。しかし,実際には案内人はいませんでした。フェイコムの担当者は「いる筈です。後から話しをさせてください。」と言いました。会場の都合ということで16:30に閉会された後で確認に行きました。「S(仮名)に頼んだ。」と携帯電話で連絡を取ろうとしましたが,繋がりませんでした。フェイコムの担当者は「どうしますか?ワビ入れさせますか?」と言いました。まともな答えは得られそうもないので止めることにしました。事業主側にお願いします。約束だけは守ってください。お会いしたことありませんがS(仮名)さんに一言「早く仕事を移られたほうが賢明だと思います。」
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第2回住民説明会その4

2006年02月27日 | 北新宿3丁目プロジェクト
第2回(2/1)住民説明会その4 テーマ:家屋調査

この説明会でいきなり事業主側から家屋調査を明日からお願いしたいと隣接地の住民に連絡されました。我が耳を疑いました。2時間以上の説明会で一貫して建設反対を主張している住民に言えることでしょうか。

テーマ:家屋調査
工事を行う際には施工者は事前に隣接地の家屋を調査することが一般的のようです。今回は佐藤工業です。これは工事により近隣家屋に破損等があった場合に備えて損害賠償金の保険を掛けるために必要であり,また言い掛かりをつけられた時に対応出来るためです。
しかし工事を行わなければ勿論不要であり,明日からというのは性急過ぎます。しかも住民は工事に反対しているのに場の雰囲気が読めないようです。理由はスケジュールがあるからだそうです。
建設に反対しているのだから家屋調査に応じないという人もいましたが,「今回は解体工事のためのもので,本体工事とは違うのだから反対意思とは関係しない」と事業者側から説明がありました。変ですよね。本体工事を中止するならば解体工事は不要なわけですから。住民の主張は全く無視されています。

これについては考える会としては各自の財産に関することなので個別に判断することにしました。なかには建設に同意するものではないとの一筆を要求した人もあるそうです。ただ状況を良く知らない高齢者のみが在宅している日中の時間を狙って調査しようとしたとの報告もありました。なんとかリフォーム業者のようなことまで横行しているのかな。クワバラクワバラ。
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第2回住民説明会その3

2006年02月26日 | 北新宿3丁目プロジェクト
第2回(2/1)住民説明会その3 テーマ:バイク置き場

昨日と同じように設計品質に関するテーマです。敷地内レイアウトについての事例を紹介します。

テーマ:バイク置き場
第2回住民説明会で近隣住民からの指摘でバイク置き場には私道を経由しなくてはアクセス出来ないことが判明しました。この方は現在でも路上駐車されたバイクの騒音に悩まされているところへ,目の前に239戸の住宅用に準備されたバイク置き場の入り口を配置することが計画されて怒り心頭に達していました。しかも,その道路は4m幅にも満たない生活者用の私道で近隣住宅の子供がよく遊んでいるところです。信じられません。
敷地内に最大体積を確保し,空いたところに適当にバイク駐輪場とか提供公園を配置しているだけなので近隣への影響を検討していないのです。
さすがに,このレイアウトは第3回住民説明会では修正されたものが報告されました。ただ駐車場への誘導路入り口を公道側に持ってきただけで駐車場の位置はあまり変更されていません。空吹かしなどの騒音は改善されないでしょう。

このように実生活者をイメージ出来ない協立建築設計事務所によリ設計された建物に安心して住むことが出来るのでしょうか?高層建造物でポカミスなんて発生しようものなら生命に関わります。近隣住民避難という事態が絵空事でなくなりました。
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第2回住民説明会その2

2006年02月25日 | 北新宿3丁目プロジェクト
第2回(2/1)住民説明会その2 テーマ:風害

第1回住民説明会で今回提出すると事業主側が断言した風害のシミュレーションについての説明がありました。結論から言うとシミュレーション結果は報告されませんでした。いままで設計担当について書くのを忘れてましたが,協立建築設計事務所です。今回の応対で建築設計への取組み姿勢が判りました。

テーマ:風害
計算時間が掛かるので2月下旬にならないと報告出来ないと説明がありました。
途中経過でも説明して欲しいと要請したのですが2/25現在提示されていません。
そもそもシミュレーションというものは設計の前段階で行うものと理解しています。
2月下旬にシミュレーションが終わって設計にフィードバックして3月30日着工なんて可能なんでしょうか?
この疑問に対する協立建築設計事務所の見解は以下のものでした。

一般的に風害対策は植栽などで行うもので構造物の変更は行わない。

このように言い切りました。
志の低さに愕然としました。こんな設計で良質な建物が出来るわけがありません。
設計とは法令で許される限界の大きさの体積を計算し,
その中を住宅なり店舗なりに割り振る作業と考えているようです。
シミュレーションのみならず設計してからも様々な視点からレビューし
図面にフィードバックすることを繰り返さないと良いものは出来ないと思います。
協立建築設計事務所には,このサイクルを回すという概念は無いようです。

あと,出てくる図面が全て平面図です。
別グループへの説明には日照説明用にアイソメ図が使われたようですが私は見ていません。
3D-CAD使っているなら,もっと判り易い資料を作成出来そうなものですが,
意図的に実態を掴み難い資料を提供しているのでしょうか。
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第2回住民説明会その1

2006年02月24日 | 北新宿3丁目プロジェクト
第2回(2/1)住民説明会その1 テーマ:コンプライアンス

雨の降る日に開催された説明会でした。今回から施行業者が参加しました。佐藤工業です。今回の説明会はコンプライアンス(法令遵守)に対するアクロス,佐藤工業への確認からスタートしました。

テーマ:コンプライアンス
アクロス,佐藤工業とも法令を守ることを明言頂きました。
これに対して住民側からは例え話で事業主を批判しました。
こんな内容でした。
自動車を運転している時に青信号であれば,どんな時でも発進して良いということではないでしょう。横断歩道にお年寄りや子供がまだ居るのであれば渡り終わってから自動車を進めるでしょう。3月31日から施行される条例に違反するマンションを建てようとすることは青信号であれば無条件に自動車を横断歩道に突っ込む行為に等しいと思います。
事業主からの回答はありませんでした。

メールでは以下のような内容をフェイコムに入れました。
まず私が貴社及びアクロス殿に不信感を持っている理由を説明します。
説明会での指摘にもありましたように,「法令遵守」への取組みについての違和感が根底にあります。私は「法令遵守」を「法令の精神を遵守」することだと考えています。
それに対して事業主様は「法令遵守」を「法令を破らない」という意味で使われています。これは,罪を犯しませんと宣言しているだけで,至極当然のことです。法令を破ったら罰せられるわけですから声高に宣言するようなことではありません。「法令を破らない」ならば金儲けのためには何をしても良いとしていることに不信感を持っています。

条例施行直前に駆け込みでタワー型マンションを建てるというコンセプトが時流から外れているように感じます。

事業主は意見として参考にするだけでしょう。アクロスはお金のためには近隣住民に犠牲を強いる会社ですからね。
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フェイコム回答その2

2006年02月23日 | 北新宿3丁目プロジェクト
株式会社 フェイコム からの回答その2
今回も説明会であまりテーマとならなかった内容に関する回答を紹介します。近隣住民に対して普通に回答していると感じますか?

質問>プライバシーについて
近隣住民とプライバシーに関するトラブルの事例があれば教えていただけないでしょうか。

回答>プライバシーというものは各居住者が各々の判断で気を配りあうものと考えております。トラブルの起こる可能性はゼロとは思いませんが、その範疇を超えた場合はむしろ犯罪の領域に入るのではないでしょうか。事業主からは具体的なプライバシーに関するトラブルの報告は受けておりません。

質問>想定している住民について
ビジネスプランの中で想定されている住民について可能な範囲で教えていただけないでしょうか。

回答>ワンルームは単身者、スタジオタイプはディンクス、ファミリータイプはファミリーの新宿副都心にお勤めの方が入居者になり得ると想定しております。

質問>治安について
想定住民,周辺環境変化による近隣治安への影響を検討し報告願います。

回答>上記の方が想定住民であり、近隣治安への影響は悪くなるとは考えておりません。

質問した私がバカでした。ビジネスプランが練られているわけないことを忘れてました。
「影響は悪くなる」って日本語もおかしいと思います。
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フェイコム回答その1

2006年02月22日 | 北新宿3丁目プロジェクト
株式会社 フェイコム からの回答その1

今回のプロジェクトの発案者は株式会社 フェイコムだそうです。住民説明会のアレンジとか質問への回答も担当しています。今回は説明会であまりテーマとならなかった内容に関する回答を紹介します。近隣住民に対して普通に回答していると感じますか?

質問>土地家屋の資産価値について
高層マンションが隣接地に出来ることで私の不動産の資産価値は変化するのでしょうか?
一般的な見解で構わないので判る範囲で教えていただけないでしょうか。

回答>周辺の資産価値を現時点で予測することは大変困難です。
一般には高級マンションが建つことで周辺の資産価値が上がることは良くあることです。

質問>マンション建設による補償範囲について
当方が被る損害とマンション建設との関係性は具体的に何処まで補償されるのか説明してください。

回答>本来「補償」というものは、違法行為による権利の侵害や工事による家屋等への損傷が生じた場合に、その被害の度合いに応じて考慮すべき金銭と承知しております。本計画建物は、当然のことではありますが、各種法規制の範囲内で計画されており、その意味において近隣の方々の権利は守られているのが実情であります。

高級マンションが建って近隣の資産価値が上がることが一般にあるのでしょうか?
アクロスのマンションは凄まじく高級なのでしょうか?
少なくとも私には理解出来ない感覚です。
補償については法律に触れない限りは何もしないということでした。
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第1回住民説明会その3

2006年02月21日 | 北新宿3丁目プロジェクト
第1回(1/20)住民説明会その3 テーマ:用語
さて今日のテーマは建設に関する用語で説明会で出て来たものを紹介します。

テーマ:建築確認申請
建築着工するには確認が下りないと出来ないようです。説明会の中では住民の了解を得てから申請を行うように要請しました。それに対して住民の理解を100%得ることは困難だとの回答がありました。ただ,これは論旨のすり替えで住民の理解を得ずに申請するともしないとも回答していません。実際には第3回(2/11)住民説明会にて2/7に申請したと報告がありました。勿論,住民は建築計画について了解していません。パーセンテージで言うならば2/21現在でも5%程度の理解です。電波障害のみは対策いただけると明言されました。
いかに近隣住民を軽視しているかが再確認出来ました。

テーマ:工事協定書
住宅地で事業者が工事を円滑に進めるため、近隣住民との間で約束事を取り交わすことにより,できるだけ迷惑を掛けないようにするという保証を住民に与えるためのものです。協定書の締結は行政が事業者に対して結ぶように指導しているもので,協定書なしで工事をするということは,住民の理解が得られていないという証左です。今回は協定書について自ら締結しようとしないのみならず,その存在さえ無視しています。
近隣住民の合意は建設工事を行う上で必要ないと判断したようです。

テーマ:行政指導
行政機関による,法的拘束力を持たない事実上の求めです。今回は新宿区より絶対高さ制限より低くするように要請されています。拘束力はありませんが行政が今回の計画に不快感を持っているものと思われます。
中立である行政機関でさえ黙ってはいられないプロジェクトなんですね。

今回紹介した3つのキーワードから事業主アクロスを考えてみても優良とは決して言えません。こんな業者の経営するマンションに「ステイタス」があるのでしょうか?
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第1回住民説明会その2

2006年02月20日 | 北新宿3丁目プロジェクト
第1回(1/20)住民説明会その2 テーマ:日照・電波障害・風害
さて今日のテーマは高層の建造物で一般的に知られる近隣被害について,どのように説明されたかを報告します。

テーマ:日照
日照についての法規は満足していると説明されただけです。
日影図というものが提示されましたが,北側と西側の隣接地の住民が大きな被害を受けることが判りました。住民には高齢の方も多く,この先の生活に対して大きな不安があることを訴えました。

テーマ:電波障害
障害が発生したら対策すると説明されただけです。
電波障害は事前予測が可能だと考えているので,発生してからではなく事前対策を実施して欲しいと要望しました。そもそも説明会に発生予測を準備しないこと自体が口アングリものです。発生予測が必要なことくらいは判ると思うのですが,事故とか事件のケースがあるので準備出来なかったと説明されました。想定外の回答に私は目が点になりました。次回準備すると説明がありました。

テーマ:風害
そもそも説明会のアイテムに取り上げられていませんでした。
想定する影響に含まれていなかったようです。いかに近隣住民への影響を軽視しているか明確になりました。次回準備すると説明がありました。

データ提示がほとんどなく,対応内容が不明です。誠意の感じられない業者を相手にしなくてはならないのだと身が引き締まる思いがしました。こんな業者アクロスの経営するマンションの住民は満足出来ているのでしょうか?
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第1回住民説明会その1

2006年02月19日 | 北新宿3丁目プロジェクト
第1回(1/20)住民説明会その1 テーマ:絶対高さ制限
説明会から一ヶ月が経過し、状況を客観的に見直すことが出来るようになりました。

まず最初に集まっている住民の数の少なさに驚きました。30名程度だったでしょうか。これは会場の都合という説明がありましたが住民が集結・団結することを防ぐ目的だと思っています。私が知る範囲でも近隣住民を3種類に分けて同じ内容の説明会をそれぞれ別の日時で行っています。

次に資料を説明会で配布してその場で質問を求めるという進行の拙さにイライラしました。そんなことで充分な意見が集まる訳がないことを全く理解していません。しかも資料の完成度が低くて具体的な内容が理解出来ないヒドいものでした。結局資料内容を確認する質問が中心で住民からの要望は充分に抽出出来ませんでした。
また説明者側の回答は「本日は皆様の意見を頂くことが目的で持ち帰り検討結果を次回報告します。」「現行法規には抵触しない。」の一辺倒で具体的な回答は皆無に等しいものでした。

テーマ:絶対高さ制限
この説明会で明らかになったことは以下のことです。
2006年3月31日以降は新宿区条例が施行され「絶対高さ制限」により建築出来ないマンション計画であることです。逆に3月30日までに着工(杭1本でも)すれば条例違反にならないということです。この条例については皆さん良くご存知で多くの方から指摘がありました。区議会議員の方も参加されていて意見を述べられてました。

これで事業主アクロスが建設を急ぐ理由が判りました。営利目的のために近隣住民を犠牲にしようとしているのです。
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プロローグ

2006年02月18日 | 北新宿3丁目プロジェクト
遡ること約3ヶ月程前,我が家の前の空地でボーリング作業する方が現れました。
何にでも興味を抑えることの出来ない私は何が始まるのか作業する方に尋ねました。
作業する方は何の為の地質調査かは知らないとおっしゃった。
温泉でも掘ってるのかな結構いいじゃんとか言って非常に暢気に構えていました。

それが12月9日に標識が設置され25階建てのマンション建設が告知されて大ビックリ!
ほぼ同じ頃,家のポストに1月中旬に説明会を予定している旨の案内が入っていました。
年が明けても全く連絡がなかったところに,いきなり1月20日に開催される案内がポストに入っていました。
その説明会で今回のマンション建設の恐るべき実態を知ることになりました。

一言で言えば「近隣住民を無視した区条例施行直前の駆込み建設」でした。
^^^^^^^^^^^^^^ ^^^^^^^^^^
心のザワつきを抑えることが出来きませんでした。
事業主 アクロスって何の会社だっ?

明日からは第1回住民説明会(1月20日)の様子を報告します。
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