父、綴ります。
昨日は、中海(なかうみ)漁業会の通常総代会に出席しました。
とうとう順番が廻ってきたというのか、初めての漁業関係のお世話役です。
今までは、「百姓関係のお世話役を、あばかんほど(とてもたくさん)やってますので、
とても漁師のお世話役は、とてもできません。」と、頑なに断っていたのですが、、、。
年寄り漁師が亡くなられ、魚も獲れなくなって後継者もなく、
大井港に船を繫いでいる漁師は、8人になってしまってます。
我が家は、れっきとした中海漁業会の正会員なのです。
30年程前に、中海淡水化計画によって堤防が築かれるまで、
瓦葺屋根の舟入れ小屋が3っつあって、小屋内まで海水でしたョ。
(ちょうど、兵庫県伊根町の漁村風景のように、、、、。
当時は、木船でしたので、2隻の船を持っていて交代ごうたいに使用。
一隻は休ませるし、雨風に遭わせないように大切にしてました。
まるで、車のガレージみたいに、、、。
小屋の二階は、居室ではなく稲わらや、漁の道具置き場でした。)
ちなみに今は、番茶ほうじ場・生葉コンテナ置き場・小農具格納場として、
活用し続けています。
さて、本題の年に一度の通常総代会。
定数101人中、54人出席、書面37人で会が成立。
1~7号の議案審議がありましたが、特に第7号議案の23年度役員報酬の件。
組合員の漁獲高は、五年前に比べて47パーセントも減少。
組合員数や組合への出資金の減少。
さらに、焼きハゼ加工の業務が、原料ハゼの漁獲激減によってここ数年操業中止状態。
その結果を鑑みて、役員報酬・総代会出席手当ての大幅な縮小が提案されました。
現行の半分以下にする案でした。
(14人の役員手当てを、144万円から60万円に。総代の出席手当てを、3千円から1千円に。)
さすがに会場からは、「おおっ、、」というオドロキの声が出ましたが、、、。
一人の質問者もなく、原案どうりで可決されました。
初めて出席した手前もあって、気後れしてしまった私。
”役員会での協議話しや、次年度限りの案なのか、など”
質問してみたかったし、英断された槻宅組合長や執行部役員さんに対して、
エール一言を、発言しておかなければならなかったのに、、、。
何にせよ、水産資源の再生・回復が一番の妙薬でしょうが、
積み立て預金に頼ることなく、しっかりと現状認識され、
外部に依存する策をあえて望まず、、、。偉いと思います。
どっかの政治家代表や、役人さんは、すぐ下々の民に負を転嫁しようとするのに。
もって範とすべきと感じました。
・・・つくずく全体の場で、”ほめ言葉”を発するべきだった・・・
悔やまれる一時でした。(;´д`)トホホ
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