父 綴ります。
うちらの「トンドさん」、「左吉兆」は、10年以上前に改正があって、”1月3日午後”です。
3日の朝8時半に、「助力さん」2人に出かけてもらって、「お神酒」を戴いてもらって。
「3日の時間組み」や、「トンドさんの準備」。
「左吉兆の折り詰め・清酒・ビール」・「毎年の例にならった会計状況」・「諸々の協議事項」などを相談。
続いて、「宮司さん」に来年の”当屋”と”助力”を選出して貰う、”挙げクジ”を作って貰いました。
(小さく切った中折紙に、当番として残ってる講中の人達の名前を、墨書きで書き入れます)
9時45分には、氏神さんに参拝して、御祈念をしていただいたあと。
”白米を敷いた丸盆”に、用意した「挙げグジ」を並べて、手にされた”馬毛?の裼”で恭しくゴショゴショ〃〃。
『ハイ!、挙がられました。』と宮司さん。
「はい!。ありがとうございました。」と、宮司さんの傍らに進み出て、用意した中折紙に受け取りました。
つぎは、”助力2名”を同じように、手にされた”馬毛?の裼”でゴショゴショ〃〃。
『ハイ!、挙がりました。』 (^-^)/って宮司さん。
『今日は、速く揚がりますわぁ!。』 ┐(´∀`)┌ って宮司さん。
「そうですねぇ。今日の天気が良かってでしょうか?」って、私は相槌を打ちました。
(クジを作ってくれた、”助力さんの技”もあっての、スムージーな「クジ挙げ」だったんかも。)
一緒に御祈念戴いた「御神酒瓶」を抱えて、意気揚々と帰宅しました。
今度は、ノコギリを手に積もってる雪を踏みしめて、「トンドさん」の”神木真竹”を迎えるべく、、、。
ほん近くの山主さんに、あらかじめお願いしているので、ピッタリの”神木真竹”を選ぶ”助力さん”。
株元に、栓を開けたばかりのお酒を注いで貰って、伐採。
『真っ直ぐで、頭まで青々した枝の竹を選んだつもりだ~も、チョッと長すぎたかもしれんわぁ。』
「いやいや、立派な竹で、当屋としては鼻が高いですわぁ。」
これもまた、あらかじめお願いしてた畑で、2,4m程に切った扁柏杉(本来は松だけど)を打ち込み、、。
それに、”神木真竹”を頼らせて、荒縄(7尋長さ)で、四方から引っ張って完成。
元旦や2日の、雪模様で強い北西風が吹く天候とうって変わった、穏やかな状況で”樂”に立てられました。
(10年以上前の改正で、折り紙短冊の吹流しは、取りやめになってます。)
(”小トンドさん”という、少し離れて立てる”神木真竹”も、取りやめになっています。)
若い頃の”トンドさん”を覚えてる身のとっては、少々物足りない感がありますけど、、、。
まずは、午前中の準備は終了しました。 ホッ