MOVIE KINGDOM Ⅱ

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ポイントは★~★★★★★★

映画100選 049「死霊のはらわた」

2016-02-17 22:28:39 | 映画100選



80年代中頃に公開されたこの作品はある意味、画期的なムーブメントを起こしました
この映画のヒットにより、内容云々よりリアルな特殊メイクを使った残酷シーンを見せ場にする作品がブームになり、いわゆるスプラッターブームと言うのが到来します
折しも家庭用ビデオデッキが当たり前になってきた時代…
レンタルビデオ店が増え始めた頃はホラー映画がレンタルビデオ店の主力ジャンルだった
それも全てこの作品の影響が大きいですね
この映画以降、邦題に死霊の◯◯◯と行ったタイトルがやたら増えた
因みに「エクソシスト」のヒットで訪れた70年代のオカルトブームの時はやたら悪魔の◯◯と着いた邦題が多かったなー

内容よりその残酷シーンのビジュアルしか頭に残らないようなスプラッターホラーの先駆け的作品で、安っぽくてチープなんだが、血や肉片が不必要なぐらい大量にスクリーンに撒き散らすその描写の凄まじさは笑ってしまうぐらいでした

私もこの作品をレンタルビデオで見てから本格的にホラー映画にハマり、単に内容だけでなく特殊メイクの出来不出来まで気にして見るようになったもんです

一軒の山小屋に死霊が甦り、山小屋の若者たちに取り憑き殺し合いが始まる
死霊に取り憑かれたものは肉体をバラバラにしないと倒せないと言う設定からして残酷描写の為のものと思えるし、逃げ場の無い状況から生き残るために死霊に取り憑かれた仲間たちを殺さないと行けない主人公の葛藤などもあったりして、決して残酷シーンありきだけの映画だけではありません

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1 コメント

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Unknown (やむちゃ)
2022-04-20 14:24:44
私もホラー映画にハマるきっかけになったのがこの作品です。
それまではホラー映画(スプラッタ映画)は、嫌っているジャンルでした。「13日の金曜日」がテレビで放送され学校で話題になっても、「ストーリも何もない残酷ショーやん」なんて偉そうに言っていました。
それがこの作品を千日前セントラルで鑑賞してから評価が一変、レンタルビデオでスプラッター映画を借りまくり、劇場公開されるホラー作品にも足繁く通うようになりました。
「ドキュメンタリーの(本当の)残酷シーンはあかんけど、特殊メイクの残酷シーンは技術やから」等と言う事まで変わっていしまいました。
劇場で鑑賞した時、場内はほぼ満員で、客層は若い女性が多く、前半は悲鳴が飛び交っていました。
しかし後半になると、サム・ライミの演出、ブルース・キャンベルの演技のどちらもがオーバーなのもあって場内は大爆笑でした。
怖すぎて麻痺したのもあるかと思いますが…。
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