MOVIE KINGDOM Ⅱ

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ポイントは★~★★★★★★

No.022 「ものすごくうるさくて、ありえないほど近い」(2011年 129分 シネスコ)

2012-03-29 11:37:42 | 2012年劇場鑑賞
監督 スティーヴン・ダルドリー
出演 トム・ハンクス
   サンドラ・ブロック
   トーマス・ホーン



久しぶりにアポロシネマ8のレイトショーです
この映画もそろそろ上映が終わりかけている作品で、このアポロシネマ8では今週いっぱいで終わりのようですね
ギリギリの滑り込での鑑賞となりました
平日のレイトなのでお客さんの入りは正直少ないです

(あらすじ)

911の同時多発テロで、大切な父(トム・ハンクス)を亡くした少年オスカー(トーマス・ホーン)。
ある日、父の部屋に入ったオスカーは、見たことのない1本の鍵を見つける。
その鍵に父からのメッセージが託されているかもしれないと考えたオスカーは、この広いニューヨークで鍵の謎を解くため旅に出る。



この映画は全体の印象としては淡々とした印象を受けたんですが、この映画を見て1番感じたのは9.11はアメリカ国民に取ってはまだまだ悲しみは癒える事なく深いショックが残ってると言う事でした
9.11のテロで父親を亡くした少年の目を通してあのテロで犠牲になったそれぞれの方々に様々なドラマがある事を感じさせてくれますね



トム・ハンクスはほとんど回想シーンと言う形での出演だが、ちょっと変わり者な父親像を自然な芝居で演じてたし
特にマックス・フォン・シドー演じる言葉の話せない老人は、これまた自然な芝居ながら重厚な雰囲気を感じさせてくれました このベテラン二人の自然体がこのドラマを味わい深いものへと引き立ててますね

子供が父の死と直面した時の戸惑いや恐怖が良く出ていた半面に、それがきっかけでその少年が様々な事を感じ、そして成長していくのがラストのブランコで表されているようでした


★★★ 2012.3.26(月) アポロシネマ8 スクリーン8 21:00 I-12

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