MOVIE KINGDOM Ⅱ

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ポイントは★~★★★★★★

No.073 「東京島」 (2010年 129分 ビスタ)

2010-09-10 23:52:44 | 2010年劇場鑑賞
監督 篠崎誠
出演 木村多江
   窪塚洋介
   福士誠治



今日は洋画で見たい映画がまだ公開されてないこともあり、敷島シネポップで上映されてる邦画を見ることにします。
予告で1~2回ほど見ただけのこの「東京島」という作品。
無人島で1人の女と23人の男とのサバイバルな生活のドラマというストーリーに興味を惹かれての鑑賞ですが・・・

(あらすじ)

清子(木村多江)と夫(鶴見辰吾)が漂着した無人島に、23人の若い男たちが次々に流れ着くが、女性は清子のみ。
いつまで待っても助けの船は来ず、いつしか島を“東京島”と呼ぶようになる中、彼女はただ一人の女性として特別扱いを受けてしたたかに生き抜く。
月日は流れ、島に安住しようとする男たちにいら立つ清子は、脱出のための行動を開始する。



23人の男が一人しか居ない女をめぐって争奪戦を繰り広げるサバイバルな物語・・・そういう風な映画を思い描いてたら全然違ってた!
これは私の認識不足もあるけど、1人の女を奪い合うようなギラギラした肉食系はほとんど皆無に等しいユルユルな草食系男子どものサバイバル物語。
よって期待してた雰囲気とは程遠い映画になってました。

まったくサバイバルという意味では悲壮感はないし、むしろエンジョイしてやがる。
映画としてはどう言う映画なのか、イマイチ見えてこなかったし、最後まで結局何だったの?ていう釈然としないものが残った。
島を出たいとか、助けを待つとか言うもののそれに対して努力もしてなさそうな男たち。
変に上下関係は厳しい見たいだが・・・

途中から出て来る中国人たちとのいざこざなどを入れてストーリーとして動きを付けてるものの、緊迫感のかけらもない無人島で生活をするバラェティ企画のような映画の為、面白味に欠ける映画でした。



おまけに後半は妊娠した木村多江に対して、その子は島の子だとか言い出して、挙句の果てには王国を築いたりしてる・・・何じゃこら?
いっその事そこにジャンボ旅客機が墜落して、実は和製LOSTのプロローグでした・・・って事にした方が面白いわ。

今回木村多江さんはいつものイメージからはタフでしたたかな女の役ですが、こういう映画ならちょっとしたサービスカットでもあれば・・・なんて思ったりしたが、そんな肉感的なプロポーションの女優さんでないからまぁ無理な相談。
相変わらず窪塚洋介は妙なテンションの芝居でしたな~


★★ 2010.9.9(木) 敷島シネポップ1 16:10 E-14


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