MOVIE KINGDOM Ⅱ

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ポイントは★~★★★★★★

No.075 「コップ・アウト 刑事(デカ)した奴ら」(2010年 107分 シネスコ)

2010-09-18 00:16:20 | 2010年劇場鑑賞
監督 ケヴィン・スミス
出演 ブルース・ウィリス
   トレイシー・モーガン
   ショーン・ウィリアム・スコット



シネマート心斎橋へ久しぶりに「コップ・アウト 刑事(デカ)した奴ら」という映画を見にいきました。
私好みのバカ映画見たいでやや期待しております。
当然まともな刑事ドラマやアクションなど期待してません(むしろそっちの方が期待を裏切る)
そう思ってシネマートに着くと多数のお客様がロビーでお待ち・・・なかなかこのマイナーな映画人気あんねんな~?
と思ってたらミスチルの映画を見終わったお客さんたちだった・・・そらぁそやな

(あらすじ)

ニューヨークでバディーとして活躍する刑事のジム(ブルース・ウィリス)とポール(トレイシー・モーガン)は、ある捜査の過程で残忍なギャングのポー・ボーイ(ギレルモ・ディアス)と対決するハメに。
そこにポー・ボーイが追う謎のメキシコ美女が現われ、事態はより複雑化。やがて彼らは殺人事件へと巻き込まれてしまう。



この映画いろんな映画へのオマージュがあるらしく、映画ファンなら結構楽しめるという触れ込み。
で、見て見ると冒頭の取り調べのシーンでトレイシー・モーガンがやたら映画のセリフを並べて、それをブルース・ウィリスがそのセリフのタイトルを当てるという場面が出てきた。
このシーン、トレイシー・モーガンがベラベラと早口でセリフを言うんだが、正直耳障りもいいとこでした。
とにかくやかましいったらありゃしない!
アメリカなら大爆笑もんなんでしょうが、何となく鼻に付いたね~(トレーシーの言うセリフの全ての作品を言い当てたブルース・ウィリスが「ダイハード」のセリフだけ知らんと言うとこだけ笑ったが)
フレンチコネクションの駅のシーンとかも再現してましたが、どうせなら徹底的にパロディで押しまくれば良かったかもね~

ま、刑事映画にありがちなコンビもので、お約束ながら嫌味な同僚コンビが居たりして(このコンビの片割れのデ・ニーロのモノマネでまた笑ったが)、しかもブルース・ウィリスは離婚していて、前妻と娘は他の男と暮らしている・・・刑事映画にありそうな要素をいろいろ取り入れた作品だが、途中からだんだんと面白くなってきた。



ブルース・ウィリスの盗まれたベースボールカードから大きな事件へとつながっていくのは強引だが、コメディ映画なら何でもアリでいいでしょう。
でもトレイシー・モーガンのオーバーなテンションはやはり最後まで引いてしまうな~笑うに笑えなかった。
バカげた展開はコメディ映画としては楽しめたけど、アメリカならもっとバカ受けするんでしょうな~

ちなみに終映後ロビーに出たらまたしてもミスチル待ちのお客様が先ほどよりも更に溢れかえっておりました。


★★★ 2010.9.16(木) シネマート心斎橋 スクリーン1 16:25

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