MOVIE KINGDOM Ⅱ

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ポイントは★~★★★★★★

No.036 「お熱いのがお好き」(1959年 122分 ビスタ)

2010-05-03 22:20:49 | 2010年劇場鑑賞
監督 ビリー・ワイルダー
出演 マリリン・モンロー
   ジャック・レモン
   トニー・カーティス



GWの週末の夜は映画を見ようと探したけど、なかなか時間の合う映画見つかない・・・
GWって案外レイトショーやってる作品が少ないんですね~
と言うよりレイトしてる人気作はほとんど見てしまってる・・・てこともありますがね。
本来は天六シネ5ビルのスティーブンセガールの「沈黙の鉄拳」を見るつもりが、何と激安で見れた天六シネ5ビルの招待券がどこの金券ショップでも見つからず、あえなく予定変更。
そこで目に着いたのがTOHOシネマズで開催中の「午前十時の映画祭 何度見てもすごい50本」の中からマリリン・モンロー主演の「お熱いのがお好き」!
なぜかレイトでしてたので見てまいりました。
この企画は「明日に向かって撃て!」に続いて2本目ですね。

(あらすじ)

酒法時代真っ只中のシカゴ。
ギャングの抗争に巻き込まれ、聖ヴァレンタインの大虐殺を目撃した二人のバンドマン、ジョー(カーティス)とジェリー(レモン)は、ギャングの追っ手をかわすため女ばかりの楽団に紛れ込む。
女装した二人はそこで歌手のシュガー(モンロー)と知り合い、ジョーは彼女に熱を上げるが女装のままではどうしようもなく、楽団を乗せた寝台車は一路マイアミへ。
しかし、そこにはギャングの親分コロンボ(ラフト)一行も現れた…



マリリンモンローの映画は正直まともに見た事もなく、この映画が多分まともに見るのが初めてかも?
映画としてもビリーワイルダー監督の傑作の一つとしてあげられるこの作品はオープニングのカーチェイスからして粋な演出を見せてくれます。
逃走するギャングが運ぶ車の中の棺桶に警官隊の銃弾が当たるや、穴から液体が吹き出してくる!
棺桶を開けるとそこにはギッシリ詰まった酒のビンが・・・さりげなくこの映画の舞台が禁酒法の時代と言うテロップが出る・・・心憎い演出はさすがです。

白黒の映画なんだけど、それでも肉感的なマリリンは大スクリーンで見れば大きな輝きを放ってます。
はじめてスクリーンで見るマリリン・モンローはお色気の中に可愛らしさを合わせ持った、まさにこの映画のキャラにピッタリ。
劇中3曲歌うけどマリリンと言えばやはりコレ“I Wanna Be Loved By You”・・・何度もマリリンの紹介なんかで使われる彼女の代表的な映像ですね。



また彼女絡むジャック・レモンとトニー・カーティスの3枚目と2枚目のコンビも息もぴったりで、見事な掛け合いを見せてくれます。
そんな2人が女装するという所がこの映画の見どころですが、コメディ映画としては絶妙な間合いを持った笑いでコメディ映画としてはまさに一級品!
笑いだけでなくストーリーも良く出来た作品で、マリリンモンローの作品でも最高傑作に挙げる人が多いのも分かりますね。



★★★ 2010.5.1(土) TOHOシネマズなんば スクリーン3 22:30 B-3

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