2023年初めての劇場鑑賞は韓国映画の航空機パニック映画
この作品を見た翌日に中部国際空港で爆弾脅迫による緊急着陸の事件が…また何とタイムリーな事に!
この作品は爆弾でなくバイオテロ!
イカれた学者が航空機に致死率40%以上の強毒なウィルスを持ち込み噴射!
乗客達は次々血を吹き出して死んでいく
機長初めクルー達も感染し飛行機はバランスを失い真っ逆さまに急降下!
しかしこの窮地を救うのが副機長と彼と因縁があり娘と一緒に乗客として搭乗していた元パイロットのイビョンホン扮するパク
かつてパイロット時代に緊張着陸した祭にCAだった副機長の妻を死なせてしまった過去がある
犯人も感染して死に飛行機をどうやって着陸させるかが後半のポイントになるんですが、驚いた事に着陸ではなく〇〇と言う選択肢まで出てくる作品
またその飛行機に妻が乗っているソンガンボ扮する刑事の奮闘が同時進行で描かれる
マ・ドンソクばりのタフネスで走り回る
航空機パニック映画としてはツボを押さえた展開に日本映画では真似出来ないドラマチックなパワーを見せてくれます
イビョンホンと副機長の因縁やや奮闘する地上でのソンガンボの刑事や
イカれた犯人にも過去があったりとそれぞれにドラマを持たせて、政府同士のやり取りや感染者を乗せた旅客機をアメリカ初め日本まで着陸拒否をする展開に次々と色んな事があって、それを上手く見せてくれます
機内では感染者と非感染者とエリア分けられ、非感染者側の親父が次々と周りの人間に毒付き感染者側に追いやる身勝手野郎が居たりしてと人間の嫌らしさも見せてくれます
パニック映画を丁寧に色々詰め込んだ印象で私は面白かったです
乗客達の取る選択と刑事が取る最後の手段…力の入るクライマックスでした
ただウィルス撒かれてるのにあまりマスクしてなかったり、日本の上空を領空侵犯した韓国旅客機に対して自衛隊機がスクランブル発進して、民間機に対してミサイル撃ったり、銃撃などするのはちょっとそれは…とツッコミ入れてしまった(笑)
現実にコレが起こるとどうなりますかね
そんな事も考えさせられます
★★★★ 2023.1.6(金) なんばパークスシネマ シアター4 20:25 G-5
こう言う映画見ると韓国映画のパワーを感じますね
たしかに実際起こると映画同様に世界や世論の反応があんな感じになるのかなと考えてしまいますね