MOVIE KINGDOM Ⅱ

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ポイントは★~★★★★★★

No.035 「ウルフマン」 (2010年 102分 ビスタ)

2010-04-27 01:09:53 | 2010年劇場鑑賞

監督 ジョー・ジョンストン
出演 ベニチオ・デル・トロ
   アンソニー・ホプキンス
   エミリー・ブラント




今夜の見る映画は久々のホラー映画です。
それもいつもの天六あたりで見るB級ホラーでなく、アカデミー俳優共演によるメジャー作品です。
ユニバーサルのモンスター映画で「フランケンシュタイン」「魔人ドラキュラ」と並んで有名な「狼男」のリメイク作です。
ベニチオ・デル・トロ演じる狼男が注目です。

(あらすじ)

19世紀末、兄の行方不明の知らせを受けて帰郷した人気俳優のローレンス(ベニチオ・デル・トロ)は、到着早々無残に切り裂かれた兄の遺体と対面する。
犯人の捜索中にウルフマンに襲われた彼は自らもウルフマンに変身し、満月の夜になると殺人を犯すようになってしまう。
そんなローレンスを父ジョン(アンソニー・ホプキンス)はわざと凶行に走らせ、警察へ引き渡すが……



オリジナルに大筋は忠実に沿った展開だが、何よりこの時代に満月になると月に向かって雄叫びを上げ、狼男に変身する・・・そんなクラシカルな映画をよく作ってくれました。
古典ホラー的なゴシック風な雰囲気はあるものの怪奇なムードはやや気薄ですね。
今風なのはやたらスプラッターシーンが多いところかな?

毛むじゃらな狼男は最近は技術の発達で、どんな風にもモンスターのデザインが作れる中、あえてクラシカルな2足歩行で服を着た狼男にしたところに好感!
アナログ感を出した特殊メイクの造形はさすが狼男と言えばこの方リック・ベイカー大先生!
「狼男アメリカン」で見せた画期的な変身シーンで一躍トップアーティストになり、以後何度となくオスカー受賞しただけに、今回も派手に見せてくれるとおもいきや、意外とシンプルで地味気味な変身シーンだった。
でもそれがかえって良かったように思いますね。
(彼の名前知らない人にはマイケル・ジャクソンの「スリラー」のPVのメイクした人という方が通りがいいかもね)



ベニチオ・デル・トロってこういう狼男のようなモンスターって似合いそうですね~
顔が何となく獣形にも見えなくもないか・・・?
意外だったのはアンソニーホプキンスが狼男になったら顔がアンソニーホプキンスだった(笑)なんかクイズになりそう・・・
地味なストーリーだがその分、血の量の多さで刺激を与えてくれる。



★★★ 2010.4.24(土) アポロシネマ8 スクリーン2 21:10 D-3



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