MOVIE KINGDOM Ⅱ

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ポイントは★~★★★★★★

No.070 「フローズン」 (2010年 93分 シネスコ)

2010-09-01 00:29:49 | 2010年劇場鑑賞
監督 アダム・グリーン
出演 ケヴィン・ゼガーズ
   ショーン・アシュモア
   エマ・ベル



久々に梅田での映画鑑賞となりました。
見る作品が「フローズン」という作品。
スキーのリフトに置いてきぼりになったらどうなるか?
というシュチュエーションサスペンスですが、そんな地味な設定で映画できるのかな?
数年前にダイビングの出かけた夫婦がサメがうようよ居る海上に置き去りにされるという「オープン・ウォーター」という映画がありましたが、今回はそのスキー場版と言った感じです。

(あらすじ)

のスキー場。その日最後の滑りに繰り出したダン(ケヴィン・ゼガーズ)、ジョー(ショーン・アシュモア)、パーカー(エマ・ベル)が乗ったリフトが突然ストップしてしまう。
スキー場の営業再開は1週間後。
助けを求める叫びも届かず、食料もなく、氷点下20度の極寒の中、3人は空中に置き去りにされてしまい……



不正でリフトに乗ったバチが当たったといえばそれまでだけど、不正な上に強引に最終のリフトに乗った3人の主人公たちにはあまり共感出来ない。
よって夜のスキー場にリフトに宙づりになった3人にはあまり気の毒とか可哀そうとの感情が出てきません。
ただ第3者的に「この人らどないしはるつもりやろ?」と冷静な視点で見てしまいます。

リフトに宙づりという膠着状態で映画になるんかいな?と思ったけど、結構この3人色々な無謀な動きを見せてくれるので、映画的には楽しめる作品でした。
昼間に一度トラブルでリフトが少し止まるという軽い宙づりを体験させてしっかり前フリを付けて、そして夜にもう一度本番の宙づりを体験させる・・・最初は昼間同様「早く動かせ!」だの「金払ってんだそ!」と毒づきますがスキー場の照明がリフトの後方から消えていき、周りが漆黒の闇となった時に初めて事の重大さに気付き絶望感に襲われる。
この辺の見せ方は面白いですね



こんな時に相手を罵ったり、付いて来た初心者である友人の彼女のせいにしたりと、人間の弱さや醜さが出ております。
そして強引に無謀行動にでるんですが、リフトに下には狼がワンサカという展開はまるで「オープン・ウォーター」のサメ見たい・・・
男2人が無謀な行動の出て悲惨な状況に拍車をかける事により、映画的に動きのある作品になって予想より面白かった。
まさかのゴア描写もあったしね。
それにしてもあれだけ狼がうようよしてるスキー場なんて危なかしくって滑れないよ



★★★★ 2010.8.30(月) シネリーブル梅田 シアター2 17:25

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