監督 ラッセ・ハルストレム
出演 リチャード・ギア
ジョーン・アレン
サラ・ローマー
今から22年前の1987年の夏、1本の日本映画公開されました。
「ハチ公物語」という松竹の映画だったんですが、この映画は結構ヒットしたようでした。
お馴染みの忠犬ハチ公の実話を映画化したものでしたが、この作品は今は亡きSY角座という映画館で見ております。
この映画はまだ22歳だった若きキングの数少ないデートムービーでございました・・・当時はすでにB級ホラーにハマっていた私ですが、こういう邦画のヒューマンストーリーをまた何で?・・・と思われそうだが当然ながら先方様のリクエストでもあったのですが、これがまたなかなかよろしい映画でしてね~
満員の場内が涙、また涙(ついでに隣の連れのお姉ちゃんも涙・・・)だったのが強く印象に残っております。
そしてこの作品がなんとハリウッドでリメイクという無茶な事に・・・
(あらすじ)
アメリカ、郊外のベッドリッジ駅。
寒い冬の夜に、迷い犬になった秋田犬の子犬を保護したパーカー・ウィルソン教授(リチャード・ギア)は、妻ケイト(ジョーン・アレン)の反対を押し切って子犬を飼うことに。
首輪のタグに刻まれていた漢字から、ハチと名づけられた子犬は、パーカーの愛情を受けてすくすくと成長していく。
オリジナルに大体忠実に描かれてることに好感が持てましたね。
へたにアメリカだからと言って変わった設定にせず、日本のお馴染みのストーリーをアメリカを舞台に描かれただけのドラマになってます。
このハチ公の物語の普遍性がいいですね~
飼い主と犬との心の絆の深さが国境や人種を越えて共通のもであるが故に、このハリウッド版でもたくさんの号泣者を劇場内に出してます。
奇を狙わない演出がまた素朴でいいですね。
変わった点があるとすれば時折ハチの視線から描かれることです。
ハチの目線になるときはモノクロになるのも秀逸だし、何よりもハチの気持ちを我々観客側にも共有させることで、さらに感動的なものにしてくれます。
リチャード・ギアをはじめとする俳優たちもさることながら、やはりハチを演じた秋田犬の芝居がいいですね~
動物と子供にはどんな名優もかなわない・・・と使い古された言葉ですが、この作品でも見事に証明されてます。
特に老犬となったハチのしょぼくれ具合がは見てるだけで涙腺が緩みますね。
私が見たのは日本語吹き替え版でしたが、北大路欣也を初めとする声優陣もハマってたし(ただ娘役の吹き替えの高嶋彩パンはちょっと棒読みで頂けないな~)、エンディングに流れる青山テルマの日本語版主題歌も違和感なく映画と合ってましたね。
劇場内はすすり泣きがあちらこちらから聞こえておりまして、何か昔の「ハチ公物語」鑑賞時のことを思い出してしもて、しばしノスタルジーに浸ってしまいました・・・あ~あの時の大粒の涙を流せし可愛いあの娘は今は人の嫁・・・いやはや違う意味で泣けてきたよ・・・
★★★★ 2008.8.27(木) アポロシネマ8 スクリーン3 19:00 E-5
出演 リチャード・ギア
ジョーン・アレン
サラ・ローマー
今から22年前の1987年の夏、1本の日本映画公開されました。
「ハチ公物語」という松竹の映画だったんですが、この映画は結構ヒットしたようでした。
お馴染みの忠犬ハチ公の実話を映画化したものでしたが、この作品は今は亡きSY角座という映画館で見ております。
この映画はまだ22歳だった若きキングの数少ないデートムービーでございました・・・当時はすでにB級ホラーにハマっていた私ですが、こういう邦画のヒューマンストーリーをまた何で?・・・と思われそうだが当然ながら先方様のリクエストでもあったのですが、これがまたなかなかよろしい映画でしてね~
満員の場内が涙、また涙(ついでに隣の連れのお姉ちゃんも涙・・・)だったのが強く印象に残っております。
そしてこの作品がなんとハリウッドでリメイクという無茶な事に・・・
(あらすじ)
アメリカ、郊外のベッドリッジ駅。
寒い冬の夜に、迷い犬になった秋田犬の子犬を保護したパーカー・ウィルソン教授(リチャード・ギア)は、妻ケイト(ジョーン・アレン)の反対を押し切って子犬を飼うことに。
首輪のタグに刻まれていた漢字から、ハチと名づけられた子犬は、パーカーの愛情を受けてすくすくと成長していく。
オリジナルに大体忠実に描かれてることに好感が持てましたね。
へたにアメリカだからと言って変わった設定にせず、日本のお馴染みのストーリーをアメリカを舞台に描かれただけのドラマになってます。
このハチ公の物語の普遍性がいいですね~
飼い主と犬との心の絆の深さが国境や人種を越えて共通のもであるが故に、このハリウッド版でもたくさんの号泣者を劇場内に出してます。
奇を狙わない演出がまた素朴でいいですね。
変わった点があるとすれば時折ハチの視線から描かれることです。
ハチの目線になるときはモノクロになるのも秀逸だし、何よりもハチの気持ちを我々観客側にも共有させることで、さらに感動的なものにしてくれます。
リチャード・ギアをはじめとする俳優たちもさることながら、やはりハチを演じた秋田犬の芝居がいいですね~
動物と子供にはどんな名優もかなわない・・・と使い古された言葉ですが、この作品でも見事に証明されてます。
特に老犬となったハチのしょぼくれ具合がは見てるだけで涙腺が緩みますね。
私が見たのは日本語吹き替え版でしたが、北大路欣也を初めとする声優陣もハマってたし(ただ娘役の吹き替えの高嶋彩パンはちょっと棒読みで頂けないな~)、エンディングに流れる青山テルマの日本語版主題歌も違和感なく映画と合ってましたね。
劇場内はすすり泣きがあちらこちらから聞こえておりまして、何か昔の「ハチ公物語」鑑賞時のことを思い出してしもて、しばしノスタルジーに浸ってしまいました・・・あ~あの時の大粒の涙を流せし可愛いあの娘は今は人の嫁・・・いやはや違う意味で泣けてきたよ・・・
★★★★ 2008.8.27(木) アポロシネマ8 スクリーン3 19:00 E-5
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