MOVIE KINGDOM Ⅱ

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ポイントは★~★★★★★★

No.091 「50/50 フィフティ・フィフティ」(2011年 100分 ビスタ)

2011-12-09 22:45:19 | 2011年劇場鑑賞
監督 ジョナサン・レヴィン
出演 ジョセフ・ゴードン=レヴィット
   セス・ローゲン
   アナ・ケンドリック



今年はとにかくTOHOシネマズなんばでの鑑賞がずば抜けて多いような気がします
今回もここで2本立て・・・ポイントも溜まりに溜まってこの映画はポイントでの無料鑑賞です
正月映画そろそろ出始める前に秋の取りこぼしそうな作品を今のうちに見ることにしましょう
でもこの作品はノーマークだった作品です

(あらすじ)

酒もタバコもやらない陽気な青年アダム(ジョセフ・ゴードン=レヴィット)は27歳でガンを患い、5年の生存率は50パーセントと宣告される。
職場の同僚や恋人、家族が病気を気遣い神経質になっていく中、悪友カイル(セス・ローゲン)だけはいつも通りに接してくれていた。
何とかガンを笑い飛ばそうとするアダムだったが、刻々と悪化していく病状に動揺を隠せなくなってしまう。



久しぶりに見る難病もの映画ですが、こういう映画はどことなく切ないし悲しい雰囲気が漂うんだが、この映画はそれとはまったく異なる映画でした
難病の闘病記にしてはやけに明るい青春映画で、とにかくバックに流れる音楽からして明るくポップな雰囲気です
生存率が50/50 フィフティ・フィフティと言うのを低いと思うか、高いと思うか・・・この映画はその後者と思って安心する主人公の友達の姿を見て前向きに明るい難病映画だと感じた

自分がガンになったらどんな気がするんだろう・・・この主人公は当然ショックを受けるが、友人のカイルがそういう風に持っていかない
とにかく夜遊びに連れ出しやたら下ネタ連発でアダムにガンのショックやわらげ勇気付けようとする
それにこたえてアダムも明るく前向きに病気と闘うんだが、ふとした時に弱さのようなものが出てくる・・・ここらの部分は実に人間的だと思いました
また抗がん剤をいつも並んで打ってるお年寄りがある日突然居ないと思ったら、昨夜突然無くなっていたという現実を見せられショックと恐怖心芽生えてくるのは現実に自分もそういう立場にいたら凄く不安になるだろな~と思った



病状が進むにつれて深刻になつていく後半はさすがに前半のような明るさから、シリアスなドラマへと変貌していくが、この映画が難病映画でなく青春コメディ映画であると思わせてくれる明るさは最後まで消えない良質な作品でした

セス・ローゲン扮する親友は友達思いでイイ奴なんだろうけど・・・だんだん鼻についてくるのはセス・ローゲンのキャラのせいかな・・・



★★★ 2011.12.8(木) TOHOシネマズなんば 本館 スクリーン3 16:55 C-8


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