本日公開のキムタクとニノの主演作見てきた
監督の原田眞人の作品はいつもテンポ良くて結構好きなんでちょっと見に来ました
アガサクリスティの作品で検察側の証人てのがありますが、こちらは検察側の罪人と言うタイトル
まさにその通り検察側が罪人を作りだす
まさに超冤罪!
たいした予備知識無しで見たんですが、昨今話題の冤罪や取調室の可視化なども盛り込んだ社会派ドラマのイメージだったんですが、これ完全なキムタクの私怨のドラマですね
かつての仲良しだった少女を殺して、無罪になった重要容疑者だった男を別件の容疑者に仕立て上げる話
そこに正義の名の元部下のニノと対立する
ルポライターが暴露本出すためにわざわざ検察官の資格を取り検察庁に入ったり、情報屋との裏取引、検察官が対立弁護側に寝返る等
社会派ドラマというよりエンターテイメントなサスペンスと見た方が面白く見れる作品ですね
ニノが取調室でブチ切れて高圧な態度で容疑者をなじり倒す場面や松重豊演じる情報屋が、拳銃の用意を要求された時に相手の手のひら見て、拳銃の種類を即座に決めると言うシーンが印象的だったが、やはり脇の役者が素晴らしいね
特にサイコな容疑者松倉を演じた酒向芳の怪演には圧倒された
★★★ 2018.8.24(金) アポロシネマ スクリーン4 21:05 E-1