この日は映画の日て事でなんばで鑑賞
デトロイトで昔こんな暴動があったとは知りませんでした
この映画はそんな暴動の最中に起きた悲劇的な事件を映画化しています
暴動の最中にイタズラでモデルガンで空砲を鳴らした黒人たちに対して、本物の発砲と勘違いして踏み込んで来た警官による黒人達に対する凄まじい暴力・・・まだ人種差別が残る時代での事件ですね
実録ものだけにこの映画はヒーローのような人は出て来ないし、スカッとした爽快感も微塵もない
あるのはなんとも残る後味の悪さなんですが、トランプ大統領の今のアメリカへに対する監督からの警鐘のような作品になってました
重い映画ですが、見応えのある143分
でも前半事件起こるまでがちょっとしんどくてウトウトしそうだった
人種差別、自白の強要、不当な逮捕…現代の世界でも行われていますが、この映画の事件を過去の事件ではなく現代のこの時代でも十分起こり得る怖さみたいなのがありますね
特に今のアメリカ…そんなアメリカ映画があえてこの題材で映画にした事がトランプ政権への挑戦見たいにみえてきた
★★★★ 2018.2.1(木) TOHOシネマズなんば 別館スクリーン10 13:40 D-16