MOVIE KINGDOM Ⅱ

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ポイントは★~★★★★★★

No.046 「スカイライン-征服-」(2010年 94分 シネスコ)

2011-07-05 00:31:14 | 2011年劇場鑑賞
監督 グレッグ、コリン・ストラウス兄弟
出演 エリック・バルフォー
   スコッティー・トンプソン
   ブリタニー・ダニエル



3本目の作品は話題のSF大作・・・と言っても有名な俳優は出てないB級テイストな映画「スカイライン-征服-」
この春公開予定だった「世界侵略 ロサンゼルス決戦」も宇宙人が地球に攻め込んでくる映画だったけど、震災の影響で9月に延期になった
この作品は時期が若干ずれたこともあり公開は予定通りだったようです

(あらすじ)

ロサンゼルスの親友に会いにきたジャロッド(エリック・バルフォー)とエレイン(スコッティー・トンプソン)。
早朝4時ごろ、突如として青白い光と共に不気味な音が響き、友人が光の中に姿を消してしまう。
窓の外ではたくさんの巨大な飛行物体が空を埋め尽くし、地球から人間を次々と吸い上げていた。



朝目覚めたら窓の外はUFOだらけで、しかも人をどんどん吸い上げて行ってる・・・
当然パニックになる主人公たちだが、現実にこういう光景に出くわすとたしかにテンぱるの必至ですね
この映画は地球規模の災害の中の1コマを切り取ったパニック映画となってます
舞台は高級マンションで、そこにたてこもる数人の生存者にスポットを当てられる
いわゆる立て籠もり型のシチュエーションムービーで、この状況からどうして脱出するかと言うストーリー

70年代のパニック映画のような細かい人間模様のような描写は無く、ひたすらエイリアンの攻撃の恐れおののく姿が描かれます危機的状況の中でこのまま部屋に閉じこもる方が安全だと言う者と、屋外に出て逃げようと提案する者が対立し一枚岩の人間関係が崩れていく姿が自然に人間的な展開だと思います
軍隊が途中からUFOやエイリアンと交戦するけど、いくつかはやっつけるけど結局は歯が立たない・・・
このように決してヒーローのような者が出てない所がこの作品のいいとこで、結果的に無力な人間の姿が描かれる



特撮の出来はなかなか良いと思うけど、あまりエイリアンやUFOにオリジナリティは感じないのでそう言う意味では面白みに欠ける
触手のようなものが部屋の中を行き来して人間を探すシーンなんてスピルバーグ版「宇宙戦争」と一緒だし、UFOも「インデペンデス・デイ」や「宇宙戦争」のような何処かで見たことのある物ばかりで目新しさが無し!
この映画の舞台もロサンゼルスだから「世界侵略 ロサンゼルス決戦」と合わせて見たらいいかもね
あちらは海兵隊とUFOの派手なバトルが中心だがね



★★★ 2011.6.30(木) なんばパークスシネマ シアター8 20:50 E-11