MOVIE KINGDOM Ⅱ

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ポイントは★~★★★★★★

No.045 「ロシアン・ルーレット」(2010年 97分 シネスコ)

2011-07-04 00:04:08 | 2011年劇場鑑賞
監督 ゲラ・バブルアニ
出演 サム・ライリー
   ジェイソン・ステイサム
   ミッキー・ローク



この日の2本目は先月このなんばパークスシネマで予告を見て存在を知った作品です
その時この映画どっかで見た映画に話が似てるな~?と思ってたら大勢の男たちが円になって銃口を向けあう場面で気がついた。
たしかDVDで借りて見た「13ザメッティ」という作品にそっくり・・・
よくよく見るとこの作品はその映画のハリウッドリメイクというのが判明!
出演がジェイソン・ステイサム、ミッキー・ローク・・・あの映画ってアクション場面なんてなかったぞ
ジェイソン・ステイサムの名前を見るだけでハードなアクション映画っていう先入観を持ってしまいますね~

(あらすじ)

家族を養う貧乏な青年ヴィンス(サム・ライリー)、囚人のパトリック(ミッキー・ローク)、謎の男ジャスパー(ジェイソン・ステイサム)らわけありの男たち17人が、大金が手に入る仕事を求めてある館にやって来る。
そこでは、金持ちたちによるあるギャンブルが行われていた。
それは集団ロシアン・ルーレットで、プレイヤーは集められた男たちだった。



大筋はオリジナルとほぼ同様のようですね
正直、オリジナルの細かい部分を忘れてるんですが、やはり力の入る映画だった・・・
ロシアンルーレットはあの「ディア・ハンター」でお馴染みですが、この映画は集団で円になり同時に行うのと、自分に銃口を向けるのでなく、相手の頭に向けること・・・当然自分は後方の見知らぬ人間に銃口を向けれるのです
弾装をどれだけぐるぐる回してもそれは自分に関係なくて、自分は他人の命の運を握り、そして自分は別人に命の運をゆだねるという残酷ゲーム3本勝負!

それぞれのゲームごと丁寧な演出で描かれるだけに臨場感と緊張感がパンパないほど持続します
1回目は丁寧に描いて以後のシーンは大まかに端折っても良さそうだが、この映画は円になり発射するまで丁寧にゲームの過程を毎回見せてくれる・・・だから余計疲れるんだが、ツマラナイというのでなく緊張感という意味での疲労感がある意味心地いい



貧困な生活から抜け出したいプレイヤーたちを金持ちの連中がギャンブルとして大金を張る。
「ホステル」なんかもそうだが、実際にこういうのってどこかで地下で行われてそうだから怖いね~
まさに違った意味で力作と言った感じで、プレイヤーたちの緊張と恐怖が見る側に伝わってくる作品です
ちなもにジェイソン・ステイサムはノーアクションでした・・・しかも狡い悪党役(笑)



★★★★ 2011.6.30(木) なんばパークスシネマ シアター2 18:50 C-4