名誉と恍惚 松浦寿輝
図書館から借りてきた本です。
日中戦争の頃の上海の様子を描いた作品。
上海がこの頃でも華やかさが残っていても戦争の影が・・・
現在の姿と比較しながら読んだ。
厚い本なので最後まで読みきれるか自信がぐら付く。
冒頭に書いてあった言葉。
名誉とは貧者に残された最後の宝です。
Albert Camus
どんな境遇になっても背筋を伸ばして生きていくことの誇りか。
あきらめる事はないと背中を押された気分。
リハビリも頑張っている姿を見てくださいと胸を張ろう。
恥ずかしいことは無い。
良くなっていく姿は利用者達もさり気なく見ているようです。
最近元気になりましたねと声を掛けられる。
体幹マッサージでは寝返り方法を教えて貰った。
麻痺のない側で寝返りが出来ればいいと勝手に思い込んでいた。
身体の為にも両方で寝返りが出来たほうがよい。
「いざというときの為にも両方を練習しましょう。」
上向きに寝て両手、両足を寝たままで空中に上げる。
そのままくるんと横に動かすと簡単に寝返りが出来る。
手足の麻痺側でも簡単に寝返りが出来た。
「この姿はまるでパンダのシャンシャン(香香)と同じだ。」
コロンコロンと右に行ったり左に行ったり。
赤ん坊に戻った気分でした。
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