ベルママのリハビリ日記    

写真付きでリハビリの様子、リハビリ生活の喜怒哀楽、季節の愛する花々と生き物。

大失敗してしまいました

2016-06-30 20:19:17 | リハビリ生活、胡蝶蘭

  午前中に予定は何もなかったのでいつもより起きるのはゆっくりでいいかな。一時間ほど余分に寝られる。ラジオを聞きながら時間を見てそろそろ起きようかな。  頭はまだ朦朧としていた。

   「朝食が出来たよ。」声がしていつも使っているパソコン用の小さなテーブルに朝食を載せて出て行った。  さあ起きようとベットでいつも寝返りが出来ないので真上に向いたままの姿勢で寝ているので起き上がるためにまず身体を横向きにしてから身体を起こす。

その筈でしたがなんとしたことが上向きから横向きにするとき右足を大きく振って勢いをつけて起き上がろうと足を振った途端テーブルに並べてくれた朝食をその足で机から振り落としてしまった。

ガチャンお皿がテーブルから落ちてしまった。こんなことは6年間したことは無かったのになんて大失敗。せっかく朝食を作って頂いたのに台無しにしてしまいました。

どうしてこんなことになったのか後悔しても仕方が無い事。無意識にいつもの事と思って目をつむったまま横着にも起き上がろうとした事がいけなかったのが原因、肝に銘じます。

 

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リハビリを前に進めよう

2016-06-29 18:48:36 | リハビリ生活、胡蝶蘭

  昨日作業療法士の先生が結婚の為退職する話を聞いたので、これからの自分のリハビリの内容に変化が起きないかと心配です。これも今までの内容に満足していたので不安と落胆が多いのでしょう。

今日のリハビリに行っても彼女からは何も言いだしていないようなので私の口からは周りの利用者には話しませんでした。

リハビリを如何するかは自分の事なので良い方向を一か月の間に見つけておかなくては。今日は確か総合病院のリハビリを受けていた方がいたことを思い出したので彼女が2階のリハビリ室に入ってくるのを待った。  彼女を呼び止めて「先日総合病院でリハビリを受けている話だったわね。まだリハビリを受けているの? 受診の方法を教えて。」  聞いてみた。医師の診察を受けてからリハビリが必要との知らせが来るからそれでリハビリを受けられる。それも3カ月だけ、過ぎるとまた診察を受けるの繰り返しらしい。一つの方法が分かった。

家に帰ってからケアーマネージャーに連絡して事情を話した。「心当たりを探してみます。」  2時間たって彼女から「急だけれど見学の予約をしたから来週見て来てください。決めなくてもいいです。」  新しく出来たばかりのところだが満員の日もあるらしい、理学療法士が中心となって運営している。それも今の施設の系列の出身者。隣の施設だなんて。会ったこともマッサージを受けたこともあるのかしら。

見学をして様子を良く確かめてから結論を出すことにしましょう。週に1度くらい専門の指導を受けるのもいいかなとの思いもあります。

  楽しくリハビリをするために、悪戯をしました。軽やかに歩けるでしょか。

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さあ一大事、作業療法士の先生がお嫁入りでいなくなる

2016-06-28 19:42:31 | リハビリ生活、胡蝶蘭

  プリーの右手を止めるベルトを片方の手で不器用に縛っていました。隣のプーリーにやって来たのは元気なM子さん。「今日は午前の利用者の女性は3人もお休みなの? 寂しいね。」  「Aさんは入院、EさんとNさんは病院に定期検診。」 皆さん何か病気を抱えている利用者は多い。

「貴女に聞けばここでの情報が分かる場合が多いね、私たちは初日から利用している仲間だもの.最近初めからの人も少なくなったわね。」  きっと良くなって卒業したのだろうと考えることにしている。 「なんでも知っているとは限らないですよ。」  「K先生が辞めるらしいと聞いたけれど知っている?」  そんなことあるなんて、どうしよう。 知らなかった。  「なんで辞めるの?」  「7月いっぱいで退職して8月には結婚それも遠い八戸だそうよ。」

彼女が一人で作業療法士として頑張って切り盛りしていたのに突然辞めてしまって、これからの右手、右足のリハビリはどうなってしまうのか心配になった。彼女とは娘の学校が偶然同じと分かってから何でも話せる間柄になっていました。

普通のマッサージは介護士がしているようですが私のような場合は専門の先生に指導を受けていないと不安になります。レッグプレスをしながらそっと介護士さんに聞いてみました。「Kさんの補充はもう決まっているの。」  「まだ決まっていませんがこの一カ月の間には何とか。 見つからなければ隣の施設とも協力しながら凌いでいきます。ご迷惑はおかけしません。」  大病院の医科グループですから何とかするでしょう。

帰り支度をしていると隣に彼女がやって来たので、「お相手は以前話していた人?」 「違うの、突然縁あってね。理想の人とは少し違うみたい。」  「その方が家庭はうまく運べると思う、理想の人だと緊張して疲れ切ってしまうかも。」隣で聞いていた介護士さんが「何の話? 理想の人だとドキドキでなんて。」 間に入ってきたのでこの話の続きはまたあとでねとエレベーターに向った。

これからのリハビリをもう一度ケアーマネジャーと話し合っておきましょう。

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新入介護士、36歳、男性

2016-06-27 20:19:58 | リハビリ生活、胡蝶蘭

  朝の体操が終わったところで新しく入ってきた介護士さんの挨拶。身体のがっしりとした若い男性。会話も臆することも無く利用者とも良く話をしているようです。  世の中では介護施設の職員は給料も安くてその上きつい仕事で敬遠する人が多くて、なかなか人材を確保することが困難なようです。

最近やめていく人の原因は嬉しい出産(これは喜んで送り出せます)、交通事故が原因で鞭打つ症になり仕事が続けられなくなったこと、持っていた持病が悪くなってしまった、とそれぞれに已むに已まれぬ理由があるようです。すぐに補充は出来にくいようで皆で繰り回しをしながら踏ん張っているようです。幸いなことに隣の介護施設もありますのでお互いに手伝をしながらやり繰りしています。 不自由は起きないので助かります。

そんな中、新しい介護士さんが加わり力もありそうなので役に立つことでしょう。利用者からもいろいろ聞かれていました。 今まで何をしていたの。どこの出身。今何処から通っているの等

何処から通っているのと聞かれて答えている彼の声。今どこと言ったの、確か隣の市で町名は懐かしいところだわ。彼がホットパックのベルトを外しに来たとき「N町から通っているの。」  「はい。」  「N町のどの辺ですか。そこに自衛隊があるでしょう、近くですか。」  「自衛隊の隣です。」  「隣って研究所と公務員宿舎があるでしょう。その辺ですか。」

「公務員宿舎に今もいます。」  私が55年前までいた研究所官舎の隣とは!

急に55年前に逆戻りして、懐かしさも、思い出も湧き上がった。

 

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リハビリをしていますと声を上げられない私

2016-06-26 19:48:33 | リハビリ生活、胡蝶蘭

マンネリに入り込んでいる毎日。歩行はしているの?

  ほどほどに。疲れるまではしていない。

指の練習はどうなっているの?

  指の名を呼びあげれはピクピクくらいに反応するだけ。軽く小さいものなら少しの間持ち上げることができる。

言語は自由に話せるの。

  発音がこもってしまう音もあるが理解してもらえるくらいにはなんとか話せる。リハビリ仲間とのおしゃべりには不自由はない。

足首は動くようになったの?

  足首は動かせないがつま先も上に上げられない。かかとは少しだけ上がる。

右腕の様子はどうかな。

  肩ぐらいには上げられるが腕は曲がったままでまっすぐに伸びていない。

装具は身体に合っていますか。

  履くたびに留め具が合っているのか歩いてみなければ不安。

いくつか上げてみたがまだ良くなっていないことが大分あることが分かる。介護2の身体ですからこれからもリハビリに励まなくてはと肝に銘じました。

 

 

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身体の変化は見逃さない

2016-06-25 19:27:47 | リハビリ生活、胡蝶蘭

  朝起きてベッドから立ち上がる、手すりを持たずに立ち上がれれば今日の調子の良さが分かる。装具を付け洗面所まで歩く。部屋の段差は支えを必要としないで杖だけで降りられるといいが、自宅になると甘えと慎重があり、脇の壁に手をついて降りてしまう。

片手での洗顔は石鹸を濡らすところから始めて顔全体を洗った後の石鹸を落とすのが大変。 髪との境まで石鹸が落ちているか両耳の後ろも同じく石鹸は落ちているか確かめる。 次には歯磨き、近くに置いてあるスツールを身体のそばに寄せて座る。顔を洗っただけで立っているのが辛くなるので腰かけての歯磨き。はじめの頃は自分で顔が洗えなくて家人に蒸しタオルで拭いてもらった時期もありました。

ベッドに戻ると着替えです。着替えをするときには全身の身体の動きが必要になりますので腕が上がり難いとか、ハイソックスをはくのになかなか靴下の口に足が思うように入りにくく、何度も腕を精一杯伸ばし口を広げてやっと履ける。 次には硬いガードル、ウエストまで片手で持ち上げるのは大変、少しづつ持ち上げないと繊細なので生地が切れてしまう。単純なことの方が難しい場合がある。こんなことくらいで頼むわけにはいかなくてもどかしい。

化粧になるとこれは女の専売特許、男性に手出しはさせません。何とか口紅や眉を書くことが左手で出来るようになったのでメイクまで自分で仕上げられるようになりました。これで外出が出来ます。

1週間ほど前に唇の表情の変化に気が付きましたが、まだ自分では元気な時の顔の表情までに戻っていないのが気になって仕方がない部分がある。 麻痺のあった右目の瞼が左より少し下がっている気がしている。 瞼を上げる運動をしてみるがしすぎるとおでこに皺が出来ないかとそれも気になる。どっちを選んだらいいのでしょう。

 

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胸を張って歩けるのは気持ちがいいですね

2016-06-24 19:43:27 | リハビリ生活、胡蝶蘭

  顔を上げて肩甲骨を広げて胸を張ってと今まで指導を受けた先生たちが皆口にする言葉。言っていることはわかるのですが身体が思うように動かせない。自分に対するいらだち。こんな簡単なのにどうして出来ないのだろう。この繰り返しばかり続く。

いつまでもこのままではいけないと心に言い聞かせながら口を食い絞り歩いてみる。歩く姿勢に変化が起きてから八日目、今日はどうかな歩けるかな。歩く姿勢で足を出した一歩目、床に足を着いて痛みを確認。今日は痛みは僅か、この位では十分歩行は出来る。姿勢も気を付けるが足の着く位置も床の継ぎ目を決めてそこからずれないようにまっすぐ歩くことに注意して歩いた。蟹股にならない様に膝も曲げたままでなく伸ばして歩く。

耳にはいろんな先生の声が聞こえて直すことが多くて全部を注意して歩くと疲れも倍増。と言いながら調子の良し悪しが分かる階段の練習をお願いしてみる。 階段の練習は大分時間が掛からなくなって「ずいぶん早くなりましたね。いつもカメラを持ってきているのだから今度歩いているところを動画に取ってみては。自分の歩く姿勢が分かると思いますよ。」 「それは無理、無理、まだそこまでは出来ない。」

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約束のアガパンサス七本も咲いてくれてありがとう

2016-06-23 20:02:09 | リハビリ生活、胡蝶蘭

  待ちに待ったアガパンサスの花が7本咲きました。蕾を見つけてから1か月も待っていました。この7本のアガパンサスは私に何の伝言を持ってきたのでしょう。 私に生きるようにと言っているの? 障害を持っただけで諦めることは無いと言うことですか。

この花は発病してそれまで35年間続けていた自慢の店が・・・・・・・・・入院した医師から助かっても寝たきりか良くても車椅子生活を覚悟してくださいと突然言われた家人が閉店を余儀なくされた。 閉店セールが終わり店舗をすべて片付けました。 店の前面を飾っていたプランターを自宅に持って帰りました。花の世話をする時間も取れずその上看護で精神的に参っていた時期でもありましたので退院して帰った時にはプランターの花はぜんぶ枯れてしまいました。

全ての花が枯れてしまったと諦めていたらアガパンサスの根だけはまだ生きているよう。 すぐに頼んでプランターから庭に移してもらった。うまく根付いてくれたら大事に育てようと楽しみにしていた。

春になるともしやと葉の間に蕾が付いていないかと探す。無い、今年も蕾が無い。冬の寒さで成長していないのか。肥料は足りているのか。その後も春になると懸命に蕾を探してみる。

6年が過ぎ7年目に入った先月なんと蕾を見つけた。はじめは6本、ああ6年目の6本かなと思っていたが数日もう1本の蕾を見つけて合計7本のアガパンサスの蕾。

私がリハビリを続けていた6年半。やっとここまで歩けるようになりました。車椅子生活にはなりませんでした。リハビリ施設に入っても絶体車椅子のお世話には成りたくないと一歩一歩歩く練習。  「6年半の間、暗い地中の中で待っていたのよ。貴女が立ち上がってくれる日を待っていたのよ。やっと明るい日差しの下に出て来られたわ。」  まるでそういっているように感じます。 大丈夫よ。気持も明るくなったし少し背筋も伸びてきました。そこから窓の所で歩いている私が見えるでしょう、安心してね。これからも毎年咲いて下さい、楽しみにしています。

 

7本のアガパンサス、お帰りなさい。いつまでも見守ってくださいね。

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花の話をしていると和みます

2016-06-22 19:58:13 | リハビリ生活、胡蝶蘭

  出社時間が子育て中のKさんは保育園の関係で一時間遅れてきます。リハビリ室に入ってくると、もう体操を済ましてマシーンとマッサージを始めている利用者の皆さんに一人づつ挨拶をして回ります。「今日も宜しく。」と言いながら。

「神さんおはようございます。先日の話で不思議な花の事を聞いたのでお花を買いたくなってすぐにお花屋さんに出かけました。父の日でもあったのでまず父に花束を買って、自分にも何か花が欲しくなって、朝水を上げるくらいしかお世話が出来ないがどんな花がいいですか。」  店員が進めてくれたのはハイビスカスでした。あまり気が進まなくて決められなかった。出口に行ったところでそこでも花を眺めていたら「これをどうぞ。」 とエゴマの苗をいただきました。 「花が好きなことがわかったからよ。今エゴマはブームになって健康にもいいのよ。よかったわね。」

今日もテーブルにねじり花とモナルダ(ベルガモット)が活けてあった。ピンクの可愛いねじり花、香りの良いモナルダこれもピンクで小さな器に可憐な風情。 そこへ前の席のYさんがこれ持ってきたからとビニール袋二つに入ったたくさんのモナルダを渡された。「こんなにたくさん、いいのかしら。」 「中に花の名前を書いてあるから。」モナルダのピンク、白、ワインの三色でした。  「私でも育てられるかしら。」 すごく増えるくらいだから大丈夫と聞いて安心した。せっかくいただいても枯らしたら台無しにならない様にしなければ。

具合はどうですかと声を掛けられて「見て。今まではこんな風に腰が曲がっていたでしょう、今はここまで腰、背筋が伸びました。[ほんとだ、よかったわね。無理しないでね。」そこでまたそれぞれの向きで歩行を続けた。出会う人ごとに話をする様に心がけます。楽しいリハビリにするために。

前のテーブルでホットパックで身体を温めています

おとなしく順番がくるのを待っています

 

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楽しいリハビリって、あるの

2016-06-21 20:00:10 | リハビリ生活、胡蝶蘭

  今の部屋の中にはラベンダーの香りがいっぱい。朝リハビリ施設に着くとロビーのカウンターにショッピングバックに入ったたくさんのラベンダー、わあ、いい匂い。「朝自宅の庭で摘んできたラベンダーです。神さん帰りに持って帰ってください。」こんなにいっぱいのラベンダー頂き嬉しい一日の始まり。

リハビリは手抜きが出来ない。バイオサイクルで一所懸命漕いでいてもタイマーの時間とにらめっこして時間の経過を見ている。時間が早く過ぎてくれないかな、次に行きたいのだけれどまだかな。次へ次へと順序良く滞りなく過ぎてゆくと今日はラッキー。気持ちが良い。先客がいると少し待つことになってしまう。そんな時そばにいる人と話をすると意外な話題が出て声を掛けて良かった。マシーンは皆さん負荷は違うがやっていることは同じ運動になります。

それが終わると階下に降りる人、カラオケを楽しむ人、階下の足湯でゆったりと温める人とそれぞれに別れます。私はリハビリが目的なのでマシーンが終わるとマイペースで空いている道具を使い身体を鍛える、なんては言えないが。 自分で動きの悪いところを何とかしてスムーズに使えるようになりたい。歩行もしなければ、歩いているとそばから「階段の練習しましょう。」の声が掛かり廊下の先の階段へ行き息を切らせながら4往復上がり下がり。ここでやっと少し休み。  今日は痛みも起こらなくて良かった。「ずいぶん階段のペースが速くなりましたね。」嬉しい言葉も掛けていただきました。

5日前から身体に変化が表れ始めたようで嬉しいが時間が掛かった気もしている。背筋が微妙に伸び始めたり口の表情に変化が出たりとこれもリハビリ効果なのでしょうか。

家に帰って頂いてきたラベンダーを3束に分け紐で結わえて吊るしましたら部屋中良い香りがいっぱいで穏やかな気持ちになりました。

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顔のゆがみが取れていく。

2016-06-20 19:42:28 | リハビリ生活、胡蝶蘭

  顔に残っている麻痺の影響は他人には分かり難いようですが、自分には微妙な変化が気になって仕方がありません。顔の右側が初めの頃は目に見えるほど歪んでいました。まずこの歪みを取らなくてはと退院して家に戻ってから毎日鏡とにらめっこ。

いろいろな顔のマッサージを試した。顔のゆがみを取るための治療方法はは無く自前で工夫するしか方法が無かった。口の練習、口を大きく開いたりつぼませたり、口を横にひいてみる。口を左右に手早く動かしてみる。美容の本を開いて参考にしては練習。早くゆがみを消したい一心で暇さえあれば顔の体操を試みる。繰り返しマッサージをしたおかげで今では見ただけではわからなくなりました。

右手が動かせないので左手での化粧は下手ながら欠かさずしていました。右手の練習にもなりますし自分の顔のゆがみをチェックするためでもありました。鏡に向かっての化粧に慣れるまでなかなか上手に出来なくて口紅、眉などははみ出してしまうことも度々。最近はすっかり慣れてアイシャドウまでつけるようになりました。

急に顔のゆがみの事など言い出したのは今朝、化粧をしていて、何かいつもと違うことに気が付いたのです。口紅を塗っているときにいつもの口の輪郭と違うような気がしました。鏡で良く見てみると唇の厚さがいつもと違う。今迄は麻痺がまだ少し残っている感じで内側に引っ張られていたような気がしていた。それが取れたのか元気なころの唇の形に戻りつつあるように感じた。ボリュウム感の無い唇を見るたびにこんな唇をしていたのか寂しそうな唇、口紅を塗っても引き立たない。ずっとそう思っていたのが今朝の唇はおやっ何が起こったの。こんな感じはずいぶん前に見たような!!!

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歩行姿勢はどうかな、手指の練習も忘れていないかな

2016-06-19 19:07:48 | リハビリ生活、胡蝶蘭

  朝起きて洗面所まで歩くとき今日の調子はどうかなと歩き出す初めの一歩は痛みは出ないか、身体の動きはぎくしゃくしていないか、動きを確かめるのがいつもの日課。今日の一歩は足の裏の痛みは少しですんだ。暑くなったので家で履いているソックスを同じ綿の素材でも薄い方を選んで履いてみた。薄くてクッション性が少ないので足の感触が強く感じる。これから暑くなるので慣れておかなくては大変。

歩くたびに姿勢を整え、出す足が左右の調子がバランスよく歩けているのか確かめながら歩いているので廊下をゆっくりと歩いている。時々余計なことを考えて、もしや杖を持たなくても歩けるかもと杖を上の方に持ち上げて2歩ぐらい歩いてみる。  家人には見えない様にそっと秘密で歩く。転ばないようには気を付けています。

杖を選ぶのも大事なことが分かりました.今二本の杖を持っていますが高さが少し違います。高さの調節をするボタンの位置が幾分違います。少しぐらいでは影響はなく歩けるのかと思っていました。外出用と家で使うのと分けようといつも使っていない方を練習で使ったところ数日して肩、わき腹が痛くなってしまった。どうしたんだろう、変化があったのは杖を変えたことぐらいしか思い浮かばない。先生にお尋ねしたところやはり杖の高さは自分に合うように調節をしっかりしておいた方が良いと言われた。

手指の練習は地味な練習です。でも座っているときは必ずというくらい右手を左手で持って4本の指をぐーと伸ばし次には反らしてみる。これの繰り返し。  右手の指を一本ずつ折ってみる。親指、人差指、中指、そこまでは半分くらい折れるが薬指と小指には指令がまだ届いていないようです。まだまだですね。

昨日の新聞の人生相談を読んだ。60歳代になったばかり、病院から退院をして自宅で介護が出来ないので施設に入っている。見舞いに行くと車椅子で生活、顔を合わすと泣いている。これからどうしたら良いのかと投稿。回答者の意見ではまだ若いからリハビリをしっかりやって立ち上がれるようになることが大事。その上で介護サービスを利用すれば自宅での生活が出来るのではないかの回答。

私もその意見に賛成。読んでいて感じたのは医師が寝たきりといったことでリハビリを考えなかったのか、リハビリをしっかりとすれば杖を利用することがあっても普通に生活が出来るようになるのに、どうして立ち上がるのをあきらめてしまったのか残念です。どんなことがあっても諦めなければ立って生活が出来るのだから。

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さあ元気な時の歩き方を思い出そう

2016-06-18 20:01:38 | リハビリ生活、胡蝶蘭

  左右の足が歩くたびに並んでしまい、歩くペースが普通の歩き方より一拍遅れるようにならない様に足の動きを見ながら歩く。そうすると頭が下に向いてしまう。頭が下を向くと背中が丸くなって年寄みたいになって鏡に映る姿が見るに堪えなくなる。耳には何人もの先生の声が聞こえてくる。<頭を上げて歩いて下さい。頭が上がると背筋が伸びて足がスムーズに出てくれますよ。>

もういちいち足を見なくても危なくないので自信を持って背筋をピンとして歩いて下さい。何度も言われているのにやっぱり怖くてひょいと目が下を向いてしまう。そう、そのくらい胸を張って肩甲骨をぐっと広げて歩く。 まるで威張っているようになってしまう。威張っているようには見えない、そのくらいで歩き続けるの。耳元でいろんな声が聞こえる。  勇気づけ、応援する声ばかり。

一歩ぴょこん二歩ぴょこん三歩ぴょこんを繰り返していた6年間。3日前からひょんなことで思い出したように一歩二歩三歩と左右同じ調子で歩けた。まだ赤ちゃん歩きではありますが慌てずに次の足を調子に合わせて出している。ベットから立ち上がり洗面所まで行っても帰って来るともう一度戻ってくる。トイレに行っても行きつ戻りつ繰り返す。家の中で歩く練習は僅かな廊下しかないので廊下を行ったり来たり。少し歩くと足首が痛い。でも以前のような足の裏の強い痛みは少なくなっている。いつぶり返すのか心配はなくならない。

せっかく思い出した歩き方を忘れないように足が覚えるまで練習しなければ。もう絶対忘れてはダメ。

 

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昨日の足の運びは忘れていないでしょうね。

2016-06-17 19:26:41 | リハビリ生活、胡蝶蘭

 朝から天気が良くご機嫌です。今日もリハビリを頑張ろう、足が痛くならないでしょうね。 送迎車から降りた時が第一関門。降りた位置から玄関まで駐車場を歩くときマンホールがあり、少しの傾斜が有ります。傾斜している場合の歩き方は注意が必要になります。転ばない様に慎重になります。無事に玄関に入れるとほっとします。室内では安心して歩き回れます。 職員に手を貸していただくことは無くなりました。 初めの頃は不安定な歩き方をしているとそっと手を差し伸べて掴もうとします。好意で手を貸してくれていることはよーくわかります。その手をそのまま受け入れることが出来ません。

好意か仕事の義務か単純に危ないからといろいろな理由があるでしょう。でも私には他人に手を持たれるのは恐怖しかありません。 左手にはバックと杖を持っているので空いている右手を持とうとします。 「右手を持つのはやめてください。麻痺をしている右手を持たれるのは怖くて歩けなくなります。」  気を付けてくださいとか、目で見ていて大丈夫ですかと声を掛けていただくだけで安心できます。多分手を貸す行為が数度あっただけでその後には余程のことが無い場合を除いては手を掴まれることは無くなった。多分申し送りで私が手を出されるのを嫌うことを連絡しているのでしょう。

たまに新人で送迎車に乗るとき手を貸そうとするとすぐに家人から「リハビリですから手を出さないでください。」と声が掛かります。親切で手を貸すのかそうすることが親切と思うのか、どうするのがその人に必要なのか考えると場面場面で違うのでなかなか難しくなります。

リハビリ室では身体を鍛えることを中心に動き回ります。昨日歩き方に変化があり少しは良くなってきたような気がしていますので今日はどうかな。はじめの一歩が肝心。  甘くはないですね。バイオサイクルから降りて装具を付けさあ歩き出そうと立ち上がり足を出した途端痛みが走った。

今迄と違うのはそこで職員を呼ぶのではなく、痛い片足を宙に浮かせてそのまま向きを変えて椅子に腰かける。装具を足の指の位置を確かめながら履き直す。もう一度立ち上がり足を一歩出す。今度は歩ける。 しっかりマシーンをこなす。マシーンを移動するときに理学療法士の先生に声を掛けて「昨日から歩き方が変わったようなので見て頂けますか?」褒められるのを期待して先生に見て頂いた。

「大分歩き方が変わってきていますね。背筋も伸び始めています。」 よかった、期待どうりの答えを聞けてまたもっと前に進もう。

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ひょんなことで左足が気が付かないまま素直に前に出ている

2016-06-16 19:35:06 | リハビリ生活、胡蝶蘭

  忙しい一日でした。午前中暫くぶりで美容室に出かけた。どんなヘアースタイルにしようかなと前日にパソコンでボブのショートを選び、気に入ったスタイルをプリントしてオーナーに見せて、こんな具合にと手渡した。襟足はかなりすっきりと仕上がった。帰ってきてから家人の機嫌が悪い。どうしたのか聞いてみるとなんと出来もしない夢を見たようです。

「ローマの休日のオードリーヘップバーンのような髪型にして欲しかったのに」なんて無理なことを言った。日本人の髪と西洋人との髪とは全然違うし年齢も違うし一番違うのは顔が違うの!  比べることも申し訳ないのでこんなに違ったヘアースタイルになってしまってごめんなさいとしか言えなかった。

午後には訪問マッサージの先生が来た。「一週間身体に問題は有りませんでしたか。」 「特に変化はありませんでした。」身体全体のマッサージが終わり廊下に移動.手すりに掴まり片足立ち左右、前後をそれぞれ10回づつ。「寄りかからないで出来ましたね。身体の芯が強くなり安定してきましたね。では歩行をしましょう。」

前向き歩き、後ろ向き歩き、オヤッいつもと歩き方が違う。 「先生、歩き方いつもとちがうようです。どうなっているのかしら」  今までどうしても左足が右足より前に出せなかったのに揃わないで前に出ている。  「そう、その調子で足を運んでください。もう少しですね。もっと左足が前に出るようになると綺麗な歩き方が出来ますよ。」

どうした拍子かわからないのに身体がぐらぐらしないでゆったりと片足づつ足の運びがスムーズになっているなんて、原因が分からない。又もとに戻らない様にしておかなくては。不安がよぎる。  痛みも起きないように祈っておこう。

先生が帰った後、すぐにケアーマネジャーさんがやって来て「昨日は麻雀のボランテァご苦労様でした。地域住民代表として運営会議にまで出ていただいてありがとうございました。」  お礼を言われた家人でした。午前中に機嫌を損ねていたのに治まりました。これで家族安泰。

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