晴れの日が続いて一斉に咲いた金木犀、朝から香りが部屋にまで入ってくる。

　リハビリ仲間にバラジャムとバラの石鹸を差し上げた。

　　　　　　　　

　

　先週は休んでいたので会えなかった。

　やっとお会いしてバラジャムを食べてみましたかと聞いてみた。

　珍しいジャムだと言って娘に持っていかれた。

　まだ食べていないのね。

　来週又持ってきます。

　一緒に上げたピアスは喜んで頂けたかしら。

　ブティックが閉店した時のアクセサリーが置いてある。

　娘さんとお嫁さんがいると言うのでよかったら使ってください。

　数種類のピアスを持ってきて選んでもらった。

　金の地に小さいパールが花のように並んでいるのと

 　　　　　　メレダイアが下がっているピアスを選んだ。

　若い人に似合いそうなピアスだ。

　喜んで貰えて嬉しい。

　一昨日から咲いている金木犀、すっかり満開になった。

　昨年は剪定時期が悪かったのか咲かなかった。

　これほど咲くなんてビックリです。

　部屋にいても匂うのでうっとり。

　

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体幹リハビリの利用日です。

　頑張っている利用者たち。

　　　　　　　

　

　数歩歩くとスカートが落ちてくる。

　もしや痩せたのかな。

　見た目は変わらないのに。

　怖くて体重計には乗らない。

　リハビリ効果が出たのなら嬉しい。

　

　どんなリハビリか写しました。

　　　　　マシーンを頑張っている様子。

　運動は幾つになっても障害があっても必要ですね。

　リハビリの合間にコーヒーを飲みながら休憩。

　リハビリは楽しくなければ続かない。

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青空の中リハビリに励む。

　奥様を亡くした男性。

　気を張ってリハビリをしていている。

　体重が65㌔ から55㌔に落ちた。

　夜眠れないのよ。

　立派な写真でいつも私を見られているようなんだ。

　写真館で3年前に写してこんな直ぐに使うようになるとは。

　今朝も写真に行ってくるよと言って出てきた。

　リハビリに来た時だけ奥様の事を考えないでいられる。

　立ち直るのは日数が必要なようです。

　気が紛れるようにリハビリをしましょう。

　ボート漕ぎの運動中。

　　　　　夢中になることは大事です。

　

　突然部屋に駆け込んできた夫。

　”キンモクセイが咲いた。振り返ったらいい匂いがしたよ。”

　昨年は咲かなかったキンモクセイ。

　良かったな。

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良人の運転免許証更新が終わった。これで最後になるかしら。

　ネクタイはしなくて良いかなと言って出掛けた。 

　4時過ぎに新しい免許証を頂いてきた。

　これが最後の免許証だ。

　大きな事故もなく乗り切れそうで良かった。

　　　　　　　

　リハビリで機能訓練をベッドで受けていた。

　施術をしている理学療法士が”今日の果物は何だった。”

　残念ですが朝食に果物は出なかった。

　隣でレッドコードの準備中の介護士が梨を食べたと声を上げた。

　話しを聞いていたようです。

　凄い水けだったでしょう，じゅわじゅわと美味しいね。

　あの甘い水けは身体を潤してくれますね。

　リハビリをしながらでも楽しい語らいがある。

　利用者同士では話しかければ答えてくれる。

　自分から話すことはない。

　私もその一人です。

　恥ずかしがり屋さんが多い。

　Mさんに言われた。

　初めてアクティに来た時声を掛けてくれたのは神さんでした。

　安心したことを覚えています。

　ちょっとしたきっかけがあれば話せる。

　勇気を出して自分から交流を広げたいものです。

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悩んでいる送迎車の乗り降りの方法を理学療法士に尋ねた。

　朝の送迎車は無事に乗れた。

　自宅の踏み台は幅のある踏み台なので楽に乗りこめた。

　リハビリアクテイで用意している踏み台は幅が小さい。

　向きを変える時足が怖くて動かせない。

　幅の広い踏み台を用意して頂けますか。　

　先週頼んだ。

　帰りの送迎車に乗るとき理学療法士に

　　　　　　　私は向きを変えずに乗れますか。

　”麻痺足から乗ることは出来ない。”

　きっぱり言われてしまった。

　”頼まれた幅の広い踏み台は少し待ってください。”

　頼まれたことを覚えているようです。

　血液ガンで奥さんを亡くしたYさんが49日が過ぎて出てきた。

　リハビリしているところを見てくれていますよ。

　”そうだね、見ているんだね。きちんと生活をしているよ。”

　頑張れYさん！

　リハビリマシーンでしっかり運動中。

　　　　　　諦めない利用者達です。

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明日からリハビリが始まる。念のため立てるか確かめる。

　朝一番は立ってみること。

 　　　　　　　

　

　怪我をして立てないことがあったので不安になる。

　立って確認するのが必修になった。

　土間からバーを持ち踏み台に降りる。

　そこで一呼吸。

　慎重に三和土に降りる。

　数歩歩いて玄関の階段を2段降りる。

　一か月前介護士に言われた。

　新車に変わりますが乗るとき踏み台が必要になります。

　神さんにはご苦労をお掛けします。

　送迎車の横に踏み台を置いて乗り向きを変えて座る。

　他の利用者は乗り込んでから座る。

　それが出来ない。

　初めて乗せて頂いた車がクライスラーだった。

　映画で見たレディの乗り方は座ってから綺麗に足を揃えて乗る。

　そんな乗り方をずっとしていた。

　送迎車には踏み台を置いて乗ってから向きを変えて座る。

　先に乗っている利用者に見られながら乗り込む恥ずかしさ。

　段々慣れていくでしょう。

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明日からリハビリが始まる。念のため立てるか確かめる。

　一度立てないことがあったので朝一番に確かめないと不安。

　　　　　　　

　立てなくなったらどうしようと思ってしまう。

　自分の体に自信を無くしている。

　玄関を降りる時は一度踏み台に降りて一呼吸。

　それから三和土に降りる。

　数歩歩いて入り口の階段を降りて送迎車に乗る。

　そこでまた不安が増えた。

　一か月前介護士からごめんなさい、

　　　　　新車に変わったので神さんに苦労を掛けてしまいます。

　車の車高が高くなって踏み台を使って乗り込むようになった。

　普通車高が高い場合乗り込んでから座るようです。

　ところがそれが出来ない。

　1960年代に初めて乗せて頂いた車がクライスラーだった。

　外国の映画でレディは車に乗るとき腰を下ろして足を揃えて乗る。

　それがレディの嗜みだと思ってきた。

　乗り込んでから座ることが未だに出来ない。

　流行遅れです。

　車の横に踏み台を置き台に乗って向きを変えて座る。

　車の中から利用者に見られて乗り込む恥ずかしさ。

　少しづつ慣れていくでしょう。

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待ち望んだ酔芙蓉、台風の中でやっと一つ咲いた。太陽が出ていないので色変わりがはっきり出ない。

　咲いてくれた一個の酔芙蓉。

　太陽がでればもっと色変わりがはっきりするはず。

　でも咲いてくれるだけで嬉しい。

　色がはっきりしないとドラマにならない。

　以前見たテレビのサスペンスドラマ。

　犯人を捕まえたら私には証拠がありますと胸を張って。

　公園で写した写真を出した。

　刑事に見抜かれた犯人。

　よく写真を見て見ろ、公園で咲いている酔芙蓉は赤いぞ。

　事件は午前中だ。

　酔芙蓉は午前中だったら白い花でなくては証拠にならないぞ。

　演出家は花のことが分かっているようでした。

　雨の中で花の色がはっきりしません。

　朝8時の白い酔芙蓉。

　12時の酔芙蓉、太陽が出ていないがほんのり初恋のピンク色に。　

　午後3時になると紅色に変わるはず。

　

　去年の4 時の画像です。

　 スッカリ酔いが回ったようです。

　

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衣替えをした。リハビリに行く洋服を慌てないように用意しておく。

　連日の雨模様そのうえ温度が上がらず酔芙蓉が咲かない。

　　　　　　　

　蕾は付いているのに予定の半月が過ぎた。

　今年は花を見られないのか心配です。

　パソコンを打ちながら足踏みの練習。

　なかなか上に上げられない麻痺の右足。

　少し上げられるだけでも良いのですと理学療法士が言う。

　座ってしても思うように上がらないうえ

　　　　　　立ってしてみてと言う。

　怖いと言って杖を持つ。

　抑えているから大丈夫。

　怖さで緊張しながら僅かでも上げる努力をしてみる。

　リハビリはこんなことの繰り返し。

　怪我をしてから玄関に降りられるようになったのも

　　　　　　理学療法士の指導のお陰。

　昨日は帰りに階段を上がったところでここで良いです。

　”いや土間に上がるまで見ています。”

　玄関に入り数歩歩き踏み台に乗ってバーを掴み体を上げる。

　土間に上がって置いてある椅子に腰かけほっとする。

　ここまでが自宅に帰ったことになる。

　最終段階まで見届けた理学療法士。

　

　毎回の事とはいえ有難うございます。

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体幹リハビリアクティの利用日です。仲間と話すと驚きもある。

　リハビリの仲間は経歴がイロイロ。

　隣り合わせになった男性と話して驚いた。

　なにをしていたの？

　レストランをしていたと言う。

　フランス料理が専門だった。

　

　立ち仕事が出来なくなってリハビリに来た。

　フランス,パリで修業したこともある。

　東京近郊に店を出して営業をしていた。

　野菜などは近くの農家で買い付けした。

　値段以上の野菜を持ちきれないくらい貰った。

　足が直ったらまた店を始めるつもりなの。

　もちろんしたい気持ちがある。

　美味しいのでしょう。

　フランスで仲間になった3人。

　２人は今でもフランスにいる。

　２人は親兄弟に相続を譲ってフランスに根を置いた。

　ちょっと話してみると驚きの経歴のある仲間が多い。

　

　リハビリの様子です。

　皆元気な様子です。　　

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朝食に今年最後のイチジクを頂きました。美味しく食べてリハビリに行ってきます。

　十分頂いたイチジクドーフィン、今年最後の収穫です。

　　　　　　　

　カマキリにやられたが何とか季節を味わえた。

　実の中の粒粒が花と聞いて驚いた。

　体幹リハビリでドスンと音がした。

　びっくりして後ろを見たら男性が倒れていた。

　すぐ介護士と看護師が体の様子を確かめた。

　痛みはどうかと血圧を測っていた。

　足がもたついたのでしょう。

　カフェコーナーで座っていたのが見えたので無事なようです。

　

　秋の花に囲まれてリハビリに励みましょう。

　20分間のサイクル。

　涼しくなったので汗をかかなくなりました。

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バーバリーと安室奈美恵

　一番頑張っていた若いころ。

　安室奈美恵がデビューしてバーバリーが新鮮に見えた。

　黒のニットにバーバリーチェックの短いスカート。

　もう30年以上になるのね。

　母にお願いして作ってもらった洋服に似ている。

　古いアルバムから探した。

　50年以上たっているが蘇った気持ち。

　私のブティクではバーバリーは人気商品だった。

　バーバリーしか買わない教師もいたくらい。

　アルバムから剥がして店の客に見せていた。

　50年以上前の写真ですと。

　チェックの大きさは違うが雰囲気は似ているでしょう。

　　　古臭くなっていないでしょう、ノーメークの17歳の私。

　メーカーの女性がバーバリーの端切れで

　　　　　　テディベアーを作ってくれたのも楽しい思い出。

　バーバリー好きな女性が欲しがったので差し上げた。

　メーカーの女性と今でも年賀状を交換している。

　永く生きていると思い出に押しつぶされそうです。

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台風が近づいても、ものとはしないでリハビリに励む敬老者達。

　私達も元気な敬老者。

　リハビリ中の女性です。

　　　　　　　

　機能訓練では麻痺の右足の指を動かす練習。

　昨晩僅かに動いたので理学療法士に話した。

　集中的に足の指を動かす訓練ををする。

　右足の足踏み訓練、少しづつ上がればそれでいい。

　甘くないリハビリ。

　12年続けても思うようにならないもどかしさ。

　僅かな動きでも一喜一憂です。

　休憩中に何を頂きますか。

　数種類ある飲料機。

　選ぶのに迷います。

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日中国交回復後出会った女性たち。やっぱり美人で性格が良ければどこでも愛される。

　ブティックの別室で中国語教室をしていたころ。

　　　　　　　

　日本に留学していた中国の若い人々。

　多分中国の発展を担う気概があったことでしょう。

　今は日本を追い越してしまったが。

　アルバイトの手助けが出来るかなと中国語教室を開いていた。

　ブティックの別室を教室にしていた。

　先生は留学生。

　先生を紹介してくれたのは中国関係の専門書店のN書店の方。

　10人以上の先生をしてくれた。

　どの子も真面目に中国語を指導してくれた。

　今も忘れないケイさん。

　彫刻のため先生と一緒に留学した。

　女性の裸体の彫刻が専門であり琵琶の奏者の姿も。

　作品を写真で見せてもらったこともある。

　中国語教室で琵琶の演奏会も催した。

　ある航空会社が中国に飛ぶため中国語が必修になった。

　パイロットをしていた男性が教室に入って来た。　

　そのうち彼の父親も生徒に。

　家族でお付き合いをするようになった。

　困ったことは教室に来るのに電車に乗って眠っていると・・・

　膝の上にメモを置く男性が・・・

　何人もいると言う。

　黒い長髪でスタイルが良い。

　男性はモデルと思うのかな。

　

　彼の紹介で彼女は航空会社の社員に採用。

　外国人で初めての採用だった。

　後に続く方々の見本になってくれたかな。

　暫くしてから日本人と結婚したと聞いた。

　琵琶を弾く時間があるかな。

　長く生きているとたくさんの出会いがあります。

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知り合いの寺からどうしても欲しい金色の彼岸花。寺には赤、白があるが金色がない、

　30年前中国で見つけた金色に近い色のヒガンバナ。

　我が家で満開状態です。

　　　　　　　

　寺の庭に赤、白、金色のヒガンバナを咲かせたい。

　赤、白はあるが金色がない。

　日本ではクリーム色が多い。

　金色に近い黄色を中国で見つけて欲しい。

　そんな望みを聞いて中国に行ったとき探した良人。

　洛陽と杭州で見つけて連れ帰ったヒガンバナ。

　

　始めは一か月早く咲いていた。

　現地の気候に合わせて咲くのでしょう。

　最近では日本の気候に合わせて咲くようになった。

　リハビリではレッドコードで足踏みをする。

　ところが麻痺の右足が下に降ろせない。

　ぴょんと上に跳ね上がってしまう。

　跳ね上がった右足を左足で下に降ろす。

　何でもないことが出来ずもどかしい。

　座っていても足踏みをしてみる。

　治るのを期待して。

　情けないことを考えているところを8歳の私に見られた。

　　　　　　　　

　諦めないでと言っているようです。

　８歳は外国に出ることを考え始めたころです。

　どこを見ているのか８歳の私。

　憧れの会社に入って外国にも行けて自分の店を持ち・・・

　海外で買い付けすることも出来た。

　ただいま最期の一歩で挫折中！

　

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