5月6日(日)、この日から我が治療院はゴールデンウイークが明け、多少の連休ボケを感じながら仕事をしていました。
昼過ぎ、電話が鳴ったので出てみると、4月16日に投稿した記事・Nさんの紹介者であるTさんからです。やけにハイテンションな電話の声なので、すぐにNさんの赤ちゃんが産まれたんだ! と直感しました。
とりあえずの連絡ということで、「詳細は分かりませんが、とにかくお産の状態もよかったらしい」と知らせて下さったのです。くわしくは、落ち着いたら本人が直接電話をくれるということでした。
振り返ると、出産予定日であった4月29日の夕方、患者さんのキャンセルが出たのでNさんに連絡して施術しました。
「この前、ぜひもう一度指圧を受けたいと言ったから、予定日なのにまだ産まれてこないのでしょうか?」
いくぶん不安げでした。8日までに産まれなかったら陣痛促進剤を使うと医師に言われた、と心配しています。
さっそく圧してみました。胎児がとてもよい位置に動いたのがハッキリ確認できました。
「よい陣痛がくるように、ちゃんと圧したから大丈夫! なにも心配ないから。一番いいときにちゃんと産まれてくるから、案ずるより産むが易しよ」
「はい!」
気持ちが、決まったようでした。
「次は、2人で来てね」
にっこり笑って大きくうなずいていました。
Nさんの後ろ姿を見送りながら、スタッフに、「この5月の連休中にきっと産まれると思うよ。確かな手応えもあったし」などと話していました。
結局、この産前休暇の1カ月間に4回の施術ができました。彼女は過労のため体重が思うように増えず、赤ちゃんの体重分だけがかろうじて増えている状態でした。
最後の施術時に、嬉しそうに「私の体重が、100グラムですけど増えました」と言って喜んでいましたが、妊産婦さんらしい特有のみずみずしさも少し出てきて、術者としてもホッとしたものです。
皆が待ちに待ったWちゃんの誕生です。名前も産まれる前から決まっていました。どうやらとても親孝行な子のようです。
生まれてからのしばらくは、母親にとっては戦争です。この子はそれを知って、ゴールデンウイークの間は夫婦2人でのんびりさせてくれたのでしょう。―― そして、連休最終日に産まれてきたのです。
赤ちゃんの心にくい粋な計らい? 早く会ってみたいな!!!
昼過ぎ、電話が鳴ったので出てみると、4月16日に投稿した記事・Nさんの紹介者であるTさんからです。やけにハイテンションな電話の声なので、すぐにNさんの赤ちゃんが産まれたんだ! と直感しました。
とりあえずの連絡ということで、「詳細は分かりませんが、とにかくお産の状態もよかったらしい」と知らせて下さったのです。くわしくは、落ち着いたら本人が直接電話をくれるということでした。
振り返ると、出産予定日であった4月29日の夕方、患者さんのキャンセルが出たのでNさんに連絡して施術しました。
「この前、ぜひもう一度指圧を受けたいと言ったから、予定日なのにまだ産まれてこないのでしょうか?」
いくぶん不安げでした。8日までに産まれなかったら陣痛促進剤を使うと医師に言われた、と心配しています。
さっそく圧してみました。胎児がとてもよい位置に動いたのがハッキリ確認できました。
「よい陣痛がくるように、ちゃんと圧したから大丈夫! なにも心配ないから。一番いいときにちゃんと産まれてくるから、案ずるより産むが易しよ」
「はい!」
気持ちが、決まったようでした。
「次は、2人で来てね」
にっこり笑って大きくうなずいていました。
Nさんの後ろ姿を見送りながら、スタッフに、「この5月の連休中にきっと産まれると思うよ。確かな手応えもあったし」などと話していました。
結局、この産前休暇の1カ月間に4回の施術ができました。彼女は過労のため体重が思うように増えず、赤ちゃんの体重分だけがかろうじて増えている状態でした。
最後の施術時に、嬉しそうに「私の体重が、100グラムですけど増えました」と言って喜んでいましたが、妊産婦さんらしい特有のみずみずしさも少し出てきて、術者としてもホッとしたものです。
皆が待ちに待ったWちゃんの誕生です。名前も産まれる前から決まっていました。どうやらとても親孝行な子のようです。
生まれてからのしばらくは、母親にとっては戦争です。この子はそれを知って、ゴールデンウイークの間は夫婦2人でのんびりさせてくれたのでしょう。―― そして、連休最終日に産まれてきたのです。
赤ちゃんの心にくい粋な計らい? 早く会ってみたいな!!!