「基本指圧」に憧れて ― 村岡曜子のブログ

我が国固有の指圧を広く浸透させ、社会の保健と福祉の増進に寄与したい。

赤ちゃんは母親の体調の代弁者!

2022年12月15日 | 素晴らしい指圧効果

 治療院には、お母さんのお腹の中にいる時から、指圧を受けていた子どもたちがやって来ます。彼らを「指圧っ子」と、呼んでいますが、今週は3人が来院しました。
 写真の赤ちゃんは、今年1月に生まれた男の子(9ヶ月)です。便秘がちで数日ごとの排便ですが、そのさい痛くて苦しそうに泣くそうです。可哀そう!  このお母さんは、彼女が高校生の時に兄の治療についてきたのが始まりです。今、お母さんの話を聞きながら一生懸命育児をしていることに愛しさを感じました。

 いつも思っていることですが、赤ちゃんは、母親の体調の代弁者であることが多いのです。
 治療の順番は、まずIチャン。お腹の中にいる時に圧されていたことを、覚えているのかと思うほど圧される感覚を味わっていました。特に背中を圧されると気持ちがいいようで、ジッとして受ける様子がなんとも可愛らしく、周囲の人の微笑みを誘っていました。
 赤ちゃんは、具合か悪い時はちゃんと圧されるのですが、楽になってしまうと元気に動いてまともに圧せなくなってしまいます。これが、「もう大丈夫」というサインだと思っています。
 そして赤ちゃん指圧の特徴だと思うのですが、もう施術終了というタイミングで泣くことがよくありますし、泣かない代わりにウンチをすることもあります。この日はウンチで、一緒に来たお祖母ちゃんを慌てさせてしいました。

 次はママの番です。一目で育児疲れが見てとれました。可愛いIチャンの育児に一生懸命ですから、どうしても疲れますね。ママはすべてを私に委ねてくれたので、圧すごとに見る見る緩んでスッキリ感を醸し出していました。
 後日耳にしたお話ですと、この日、ママもお腹の調子が定まらず便秘をしていたと聞きました。指圧を受けて、親子共々スッキリできたようでよかったです。

 

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