例えば、私が日常的に使っているPCのソフトウェアの中で、PCにバンドルされてきたモノと言えばせいぜいExploreくらい・・・というは私が使っているのが自作マシンで、そもそもプリインストールソフトが何一つ無い状態だったため。ただ、Windowsそのものについているソフトウェアにしても、せいぜいそれくらいしか日常的に使っていないのは本当のところです。
ただ、富士通やNECといったメーカー製PCを買ったとしても、バンドルソフトは使いにくかったり必要なかったりする場合がほとんどなので、使わないか即刻アンインストールするのが常。メーカー製PCを買ってまず最初にすることはクリーンインストールだ、と言ってはばからない人もいますからね-。
とはいえ、それはある程度詳しかったり、元々使いやすいソフトウェアを「知っている」場合のやり方であり、決して一般的とは言えないみたいです。
メールソフトを選んだ理由「最初から入っていた」が女性で過半数 INTERBET Watch
現在利用しているメールソフト(複数回答)で最も多かったのは、「Outlook Express/Windows Mail」の40.1%だった。以下は「Outlook」20.0%、「Becky!」16.0%、「Mozilla Thunderbird」13.9%、「Apple Mail」4.6%、「EdMax」4.4%、「Shuriken」2.8%、「Eudora」2.6%、「秀丸メール(旧・鶴亀メール)」2.1%、「Opera」1.9%、その他が16.0%。
現在利用しているメールソフトを選んだ理由(複数回答)は、「最初からPCに入っていたから」が最も多く全体の41.3%で、次いで「無料だから」が38.7%、「仕事での利用で慣れているから」が20.2%、「インターネット上での評価が高かったから」が17.6%、その他が13.0%。
やっぱり最初から入っているソフトというのは、「インストール手順が減る」だけでも魅力的ってことなんでしょうね。また、無料だからという理由も上位を占めていますし、男性だけだと一位みたいですけれど、バンドルソフトにしても追加投資無しで利用できるわけですから、そういう意味でも魅力的なんでしょうね。
いや、魅力的というか、「選択肢が無い」と言うことなのかもしれません。OutlookやWindows Mailなら最初から入っているし、ウェブ上にも書籍でも資料はたくさんありますからね。ユーザーも多いから人にも聞けますし。そう考えると、逆にここにあがっているそのほかのソフトウェアは大健闘していると言えるのではないでしょうか?個人的にはShurikenが意外にも大きなシェアを持っていることにはおどろきました。そして、Thunderbirdをしのいでシェアを獲得しているBecky!にも。
ブラウザ上で扱えるメールサービスが増えている中、これからメールソフト自体の扱いがどう変わっていくかも注目ですが、意外にもばらけているメールソフトの使用状況も又注目に値するのではないでしょうか?日常的に使うソフトですから、ブラウザの次の戦争の駒として、Microsoftとそれ以外の戦いが今後激化していくかもしれませんね。