<やはり寿命が心配ですね>
いゃ~この所、JIS(日本工業規格)と格闘しているせいか、ブログUPが遅くなり済まない事です。
昨日、満充電のお話をした以上、寿命についてのお話をしない訳には行きませんよね。
楽しいキャンカーライフも元気な健康なサブバッテリー(以下 サブ)が有ればこそ実現出来ると言っても過言ではありませんからね。
そんな訳で、小生の場合はソーラーにも拘りましたが。。。
しかし、ソーラーで発電しても電気の入れ物のサブが不健康では、楽しさも半減し我慢のキャンカーライフと成ってしまいます。
小生は国産品の愛好者ですが、数少ない大陸製で良い感触を持っているのが、このディープサイクルバッテリーです。V社製キャンカーは、ほぼこのXINNINGサブを搭載しているようです。
価格も100Ahで、約3万円前後ですから、性能と合わせ考えますと良い買い物のようです。
さて本題のサブ寿命ですが、JIS8702-1に依りますとサイクル寿命は以下の基準が有ります。
【寿命】
規定の条件で放電及び充電を行い、規定の試験方法で測定した容量が、規定の容量以下に低下したときまでの放電回数又は経過年数。
JISでは、サブの寿命は規定の容量以下に低下したときまでの放電回数と決めているのですね。
この放電回数は、当然ながら多いほど長寿命と言えます。
因みにXINNENG 100Ahの場合、サイクル寿命は1,000回と規定されています。
JISの要求サイクル寿命は、200回以上ですから、いわゆるディープサイクルバッテリーのサイクル寿命は、200回以上であれば良い事になります。
このサイクル寿命は、バッテリーメーカーにより異なりますから、サブ選択時にはサイクル寿命も考慮し購入したいものです。価格が安いからと飛び付きますとサイクル寿命 400回以下の製品も販売されているようです。サブは生もの、生き物と言う事をお忘れ無く。
今回は、サイクル試験方法に付いてはまた別途とさせて頂きます。
【サイクル寿命の表し方】
(1)、20時間率実容量が 0.6*20時間率定格容量
または
(2)、20時間率定格容量が 0.5*20時間率定格容量
を下回るまでの放電回数で表す。
とあります。
実際のXINNENGのサイクル寿命特性です。
1,000サイクル時に容量の約55%を維持している事が分かります。(グラフはメーカーHPより)
XINNENGでは、(2)の容量低下 50%を採用しているのですね。
サブの寿命は20時間率定格容量の50% 半分に成った時点を寿命と規定しているのです。
但し、容量が50%に低下したから捨てるしか無いかと言われると、他にも使い道はあるようです。まぁ~キャンカーのサブとしては無理ですが、庭先でLEDランプを夜間灯す程度には使えるようです。
このサイクル寿命も昨日お話したように、使い方により大きく変動しますから、優しく、時には厳しく躾、末永く使いたいものですね。
実のところ、安全策でこの4月に京都の花見の折に変える事も考えました。。。
1000回のカウント方法が今一理解出来ていませんが、使えなくなるまで使おうと思いましたよ~(^O^☆♪
役立ち情報をありがとうございますヾ(@⌒ー⌒@)ノ
サイクル数1,000回は決められた条件で、充放電を繰り返す試験で、1,000回ですから通常のキャンカー使用条件でカウントは難しいと思いますよ。
実際の所は、おしゃる通り使えるまで使う事に成りますね。
サブ劣化に伴い、電圧の粘りが無く成り、12V割れにも成って来るでしょうから、おのずと寿命だなっと成るのでしょうね。
まぁ~寿命を延ばし、健康寿命を如何に長くする所でしょうか?
何処か人間に近いようですから生き物と言われる所以でしょう。