<絶壁石段の上に降臨>
熊野三山の速玉大社に初詣を済ませ、次は神々の降臨の地、神倉神社を目指します。
何しろ熊野三山の神々は、神倉神社のゴトビキ岩に降り立ったそうです。
今まで知りませんでした。
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神倉神社はカーナビには載っておらず、神倉小学校に隣接し駐車場が有る事が分かり、Googlマップの案内で進みました。
途中の道は旧市街と言いましょうか、狭い路地が続きます。
キャンカーですと5mクラスまででしょうか?
途中で入った路地で対向車を待っていますと、この先の角が曲がれないから、もう1本次の路地から行った方が良いと教えてくれました。
迷いながらも、何とか駐車場に到着しました。
右手の神倉小学校グランド沿いに100mも歩きますと鳥居が見えます。
ゴトビキ岩は国道42号線から見えるのですが、今回が初めてなのです。
鳥居前で一礼し、源頼朝が寄進した石段を見上げますと絶壁!!
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どうでしょうか?
この絶壁石段!!!
踏み外しますと、下まで滑落間違いないでしょう。
どうりで石段下に賽銭箱が有った理由が分かりました。
この石段を登り、お参りするには覚悟が必要です。
まぁ~右手に女坂は有るのですが。
鳥居前に常備されている、杖は必需品ですから見栄は捨てる事です。
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頂上まで登りますと、やっと平らな境内に出ます。
右側に見えます、壁状の岩は巨大な一枚岩なのです。
ここ紀伊半島は日本列島が形作られた1400万年前に、南北40Kmの巨大カルデラ火山が有り、地下には神奈川県ほどの花崗岩が形成されたのです。
神倉神社の御神体である、ゴトビキ岩もその一部なのでしょうね。
ゴトビキ岩の下に本殿が造営されています。
空には雲一つ無く、青空が広がります。
絶壁石段を登り、お参りした甲斐が有ると言うものです。
しっかりと鈴を鳴らし、お参りしました。
新宮市方面を見ますと、市街地の向こう側には熊野灘が空の青さと共に広がります。
下に降りますと、日溜まりの中にツツジがもう満開です。
大きな岩に座り、疲れた身体を休めながら熊野灘を眺め水とお菓子を頂きました。
少しかいた汗も引き、元気が身体に湧き上がって来ます。
神々が降臨されたとのお話は、理屈では無く身体で納得させられます。
熊野、新宮の地の懐は深く、神代の昔から人々の信仰を集めて来たからこそ、世界遺産にも登録されたのでしょうね。
尚、帰りは女坂を下りました。
石段を滑落しては、洒落にも成りませんからね。
つづく
地震の際は心配いただき連絡ありがとうございました。
赤ちゃん連れの息子達の帰省で年末から5日まで座る暇もなく
その後も布団や正月用具の片付けに追われ気が付くと七草粥の日
今日からが私の正月休みとなるといいのですが・・・
初詣も近所の神社で済ませただけなので
kenyさんの記事で三社詣り疑似体験させていただきました。
JRの那智駅も早速チェックし、いつの日か行けたらいいなと妄想しています。
どうぞ今年も宜しくお願いいたします。
地震は特に被害も無く、よう御座いました。
震度6弱と聞きますと、また熊本地震の再来かと驚きました。
ファミリーが帰省されていますと、忙しいやら嬉しいやらで何かと気忙しいものですね。
お孫チャン達が帰りますと、ホッとするやら寂しいような何ともある意味我儘なのかも知れませんね。
これからお正月休みかと思いますと、オジサンのお休みは終わりと思うようには行きませんね。
しかし、春にはリタイヤ休みが続くように成るのでしょうか?
じっくりとお楽しみ下さいね。