北国街道散策

＜太閤秀吉の長浜＞

ゴールデンウィークも終わってしまいましたね。

今日が有休の方は後、２日休みが続きますが。。。

この連休最後の子供の日は、晴天で祝ってもらったようです。

 

長浜城近くの臨時駐車場にバンクスを置き、北国街道方面に歩く事にしました。

途中の藤棚には藤が満開で、甘い良い香りが漂います。

五月の陽射しを浴び、風にそよぐその姿は涼しげです。

テニスコートでは、大会でもあるようで大勢の人達がテニスに講じているようです。

ここ長浜は何度か訪れており、今回は何処に行ってみようかと考えあぐねていました。

前日に手に入れましたパンフを隅から隅まで見ますと、今まで知らなかった「長濱浪漫ビール」が有るようです。まだ午前中ですが、１杯呑むなら今でしょ！

 

北陸本線、長濱驛を越え北国街道方面に歩きます。

根が方向音痴なもので、Googlマップを頼りに青空の下、ウロウロと歩きます。

Googl効果で、迷わず「長濱浪漫ビール」に到着です。

駐車場は建物の向かい、川を挟んで５台分があるようです。

もしビールが旨いようなら、P泊も可能かと下見を兼ね偵察です。駐車自体は可能なようですが、外にトイレとかは特に無いようです。

目の前の川は長浜城の外堀だったようですね。

この辺りに外堀があるとは、当時の長浜城の規模は相当大きかったのでしょう。

初めてのお店ですから、まずは味見にと爺婆それぞれ種類の異なるビールを注文です。

写真を撮影する前に一口呑んでしまいました。

内部はこんな感じで、古さを演出しているようです。

ソーゼージ５種盛りも普通なようです。

ここは、１杯で切り上げ北国街道を目指します。

町並みは古い建物が多く、歴史を感じさせるものがあります。

また、町を上げ観光に力を入れられているのでしょう。訪れるたびに整理されているように思います。

舟板壁の蔵の角を曲がりますと、北国街道に出ました。

ここで、方向感覚の鋭い我が婆様は珍しく反対方向だとのたまうのです。

小生はGooglで現在位置がハッキリ分かっていましたから、左だと言うのですが、逆方向だと言います。

久しぶりに小生の勝ちでしたね。(#^.^#)

北国街道は人波で溢れています。

今時にしては、珍しい電信柱が立ち、トランスまで乗っています。その姿は戦国の世では無く昭和の匂いですね。町並みを眺めながらフラフラと歩きます。

軒下のガス灯でしょうか？　良い味を醸し出しています。

お土産屋さんの玄関口には金のぞうりが鎮座しています。

所どころ色が落ちているのは、履いて見る人が居るようですね。

長浜の有名所、黒壁ガラス館まで来ました。

海外からのお客様も大勢見えるようです。

青空に恵まれますと、何もかもが美しく新たな発見があります。

以前は無かったような、ガラスの看板、道標も出来たような。

足元を見ますと、千成瓢箪をモチーフにしたマンホールの蓋、道標？　等々を発見します。

黒壁ガラス館の内部は、これまた人波に揉まれながらの買い物のようですね。

まぁ～連休中ですから、致し方無い所でしょうか。

更に以前来た事のある、ガラス店を探して見ます。

どうもお店が変わったようです。

観光地ですから、お店の入れ替わりも多いのでしょう。

センスの良いガラス器が多かったのですが、残念な事です。

アーケード街には木作りのカブトムシを初め、色々な昆虫が止まっています。

商店街さんの努力の証でしょうね。

更に更に歩きますと、１杯だけ呑んだビールも飛んだようですが、足はどんどん重く成るような。

金物店さんの軒先には、子供の頃の和紙製鯉のぼりが。。。

金物店屋さんの看板も金物なのですね。

夏には水饅頭を売っている水槽を覗きますと、初夏だからでしょうか？　トコロテンが有るようです。

足も重い事ですから、ここらで小休憩です。

黒蜜かけのトコロテンを頂きます。

歩き疲れた身体に黒蜜の甘さが沁み込みます。

少しだけ元気を取り戻し、そろそろバンクスに帰るとしましょうか。

途中、こんな建物も見ながら、現在は喫茶店に成っているようです。

長浜は歴史浪漫を感じさせてくれる良い町です。

また、来るたびに新しい発見があるような。

太閤秀吉の出世城と言われますからね。

サツキの甘い香りに満たされ、バンクスに帰りブログUPです。

その後は、少々お昼寝と琵琶湖の風もやっと収まり、微風の吹く五月晴れと成りました。

そんな気ままが許されるのが、キャンカーなのですね。

公園で遊ぶ子供達の歓声もいつしか夢の中です。

 

五月は寒くも、暑くも無くキャンカーベストシーズンですから、まだまだ背中に翼は生えそうです。