<やはり推察通りでした>
便石山 象の背に垂直登坂し膝、腰がガクガクでしたが、気合いを入れ洗車した所為か、可也楽に成りました。
やはり、じぃーじは運動、身体を動かさねば、老いは進むばかりのようです。
そんな今日は、青空の下また出掛けてしまいました。
まぁ~この天候ですから、ソーラー発電も大きい状態で充電電圧を調整したかったのです。
先日快適化を図りました、DC-DCコンバーターの逆流LED点灯対策で入れました、ダイオードが悪さをしているようなのです。
DC-DCコンバーターは、トリプルサブを電源としシングルサブを単独で充電しています。
尾鷲詣での際、シングルサブの電圧が13.7V(赤丸部)以上に上昇しないのです。
トリプルサブはソーラーコントローラーがアブソーブモードで、充電電圧14.3V(青丸部)を印加しています。
尚、この電圧は更に上昇し、14.5~14.7Vまで昇圧されます。
ディープサイクルバッテリーの製造メーカーは、例外無く充電電圧は14.5Vを要求しています。
これは、各メーカーのホームページを参照して頂ければ、一目瞭然なのですが、何故か一部に13.6Vで充分と主張される方はお見えのようです。
13.6Vはソーラー発電、充電で言いますと、フロートモードの電圧に相当します。
満充電(100%充電)には、14.5Vで3時間以上充電しバッテリー電圧が14.5V相当を維持出来れば、初めて満充電と言えます。
ソーラーで言いますと、アブソーブモードで満充電と成り、その後フロートモードの13.6Vまで充電電圧を低下させ(この時点のバッテリー実質電圧)、無駄な発熱、極板劣化を防止しながら満充電状況を維持します。
この説明は何度もしていますが、これもキャンカーの都市伝説なのかも知れませんね。
前置きが長く成りました。
透明樹脂ケース内が、DC-DCコンバーターですね。
本来は高周波防止の為に金属ケースにすべき所ですが、ビジュアル重視で透明樹脂ケースにしました。
赤丸部が前回の快適化で挿入しました、逆流防止ダイオードです。
この逆流防止ダイオードの内部抵抗が、シングルサブ充電電圧を下げていると推察しているのです。
まずは、DC-DCコンバーターの出力電圧(シングルサブ充電電圧)を測定します。
問題無く、14.5Vを出力しています。
透明樹脂ケースに明けました穴が活躍しています。
(#^.^#)
次に逆流防止ダイオードのDC-DCコンバーター側の電圧を測定します。
ここも異常は無く、14.52Vが掛っています。
これで逆流防止ダイオードの直前までは、異常無しが確認されました。
次に逆流防止ダイオードのシングルサブ側電圧を測定します。
ガッ~~ン!
やはりと言いましょうか、電圧13.77Vです。
逆流防止ダイオードの内部抵抗は相当大きいようです。
まぁ~容量は10Aも有るダイオードですから、致し方無い所でしょう。
ここまで来ますと、DC-DCコンバーターの出力電圧を調整するしか有りません。
このDC-DCコンバーターはすぐれ者で、電圧、電流共に調整可能なのです。
逆流防止ダイオードのシングルサブ側電圧を監視しながら調整します。
取り敢えず、14.56Vに調整しました。
コルドバンクス取付のシングルサブ電圧表示を確認しますと、14.5V(赤丸部)が出ました。
この時のトリプルサブ電圧は、14.3Vですから、DC-DCコンバーターが昇圧している事が理解出来ます。
今回の調整で、コルドバンクス取付の電圧計精度が思いの外、高精度である事が分かりました。
因みにDC-DCコンバーターの出力電圧には、まだまだ大きな余裕が有り負荷的には問題は有りません。
確か上限は、24Vだったような?!
その後はのんびりと、遅めのランチです。
早春の暖かい陽射しが射すもので、FFヒーターも使用しない状況です。
相変わらず、キャンカーを楽しんでいます。
それにしても、最近はシングルサブの電圧低下が早く成って来たのです。
夜間ですとソーラーが期待出来ませんから、テレビ視聴時間に制約が有るのです。
何時まで我慢出来るでしょうか?
思い切ってトリプルサブ交換し、お古をシングルサブと交換し総合計600Ahサブとしましょうか?!
悩み所です。
まぁ~こんなお悩みもキャンカーのお楽しみと思いますと、キャンカーワールドは際限無く広がります。
う~~~~ん!
お悩み、々、お財布もお悩み!
(@_@;)
電圧が高いときは何ということはありませんが、14V付近では大きいですね。
注意しないといけないのは、流れる電流によって電圧降下の値が変わります。
サブバッテリーが満充電になったときに電圧調整すればOKかと・・・。
電気回路中に何か入れますと、電圧降下は付き物ですね。
しかし、基板物のたわいも無いスイッチング式DC-DCコンバーターですが、鉛バッテリーが充分充電出来る所が電気の面白みです。
また、ディープサイクルバッテリー満充電に必要な、14.5Vがいとも簡単に手に入るのですから、電気冥利です。