kenyのキャンピングカーライフ!

キャンピングカー遍歴からの楽しみ、苦しみ、整備などに付いて思い付くまま綴ります。何かの参考に成れば幸いです。

充電電圧の調整

2018-02-21 13:54:13 |  バッテリー

<やはり推察通りでした>

便石山 象の背に垂直登坂し膝、腰がガクガクでしたが、気合いを入れ洗車した所為か、可也楽に成りました。

やはり、じぃーじは運動、身体を動かさねば、老いは進むばかりのようです。

そんな今日は、青空の下また出掛けてしまいました。

まぁ~この天候ですから、ソーラー発電も大きい状態で充電電圧を調整したかったのです。

 

先日快適化を図りました、DC-DCコンバーターの逆流LED点灯対策で入れました、ダイオードが悪さをしているようなのです。

DC-DCコンバーターは、トリプルサブを電源としシングルサブを単独で充電しています。

尾鷲詣での際、シングルサブの電圧が13.7V(赤丸部)以上に上昇しないのです。

トリプルサブはソーラーコントローラーがアブソーブモードで、充電電圧14.3V(青丸部)を印加しています。

尚、この電圧は更に上昇し、14.5~14.7Vまで昇圧されます。

 

ディープサイクルバッテリーの製造メーカーは、例外無く充電電圧は14.5Vを要求しています。

これは、各メーカーのホームページを参照して頂ければ、一目瞭然なのですが、何故か一部に13.6Vで充分と主張される方はお見えのようです。

13.6Vはソーラー発電、充電で言いますと、フロートモードの電圧に相当します。

満充電(100%充電)には、14.5Vで3時間以上充電しバッテリー電圧が14.5V相当を維持出来れば、初めて満充電と言えます。

ソーラーで言いますと、アブソーブモードで満充電と成り、その後フロートモードの13.6Vまで充電電圧を低下させ(この時点のバッテリー実質電圧)、無駄な発熱、極板劣化を防止しながら満充電状況を維持します。

この説明は何度もしていますが、これもキャンカーの都市伝説なのかも知れませんね。

 

 

前置きが長く成りました。

透明樹脂ケース内が、DC-DCコンバーターですね。

本来は高周波防止の為に金属ケースにすべき所ですが、ビジュアル重視で透明樹脂ケースにしました。

赤丸部が前回の快適化で挿入しました、逆流防止ダイオードです。

この逆流防止ダイオードの内部抵抗が、シングルサブ充電電圧を下げていると推察しているのです。

 

まずは、DC-DCコンバーターの出力電圧(シングルサブ充電電圧)を測定します。

問題無く、14.5Vを出力しています。

透明樹脂ケースに明けました穴が活躍しています。

(#^.^#)

 

次に逆流防止ダイオードのDC-DCコンバーター側の電圧を測定します。

ここも異常は無く、14.52Vが掛っています。

これで逆流防止ダイオードの直前までは、異常無しが確認されました。

次に逆流防止ダイオードのシングルサブ側電圧を測定します。

 

ガッ~~ン!

やはりと言いましょうか、電圧13.77Vです。

逆流防止ダイオードの内部抵抗は相当大きいようです。

まぁ~容量は10Aも有るダイオードですから、致し方無い所でしょう。

ここまで来ますと、DC-DCコンバーターの出力電圧を調整するしか有りません。

このDC-DCコンバーターはすぐれ者で、電圧、電流共に調整可能なのです。

 

逆流防止ダイオードのシングルサブ側電圧を監視しながら調整します。

取り敢えず、14.56Vに調整しました。

コルドバンクス取付のシングルサブ電圧表示を確認しますと、14.5V(赤丸部)が出ました。

この時のトリプルサブ電圧は、14.3Vですから、DC-DCコンバーターが昇圧している事が理解出来ます。

今回の調整で、コルドバンクス取付の電圧計精度が思いの外、高精度である事が分かりました。

因みにDC-DCコンバーターの出力電圧には、まだまだ大きな余裕が有り負荷的には問題は有りません。

確か上限は、24Vだったような?!

 

その後はのんびりと、遅めのランチです。

早春の暖かい陽射しが射すもので、FFヒーターも使用しない状況です。

相変わらず、キャンカーを楽しんでいます。

それにしても、最近はシングルサブの電圧低下が早く成って来たのです。

夜間ですとソーラーが期待出来ませんから、テレビ視聴時間に制約が有るのです。

何時まで我慢出来るでしょうか?

 

思い切ってトリプルサブ交換し、お古をシングルサブと交換し総合計600Ahサブとしましょうか?!

悩み所です。

まぁ~こんなお悩みもキャンカーのお楽しみと思いますと、キャンカーワールドは際限無く広がります。

 

う~~~~ん!

お悩み、々、お財布もお悩み!

(@_@;)



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2 コメント

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Unknown (うなぎ)
2018-02-21 16:20:44
ダイオードは順方向で使うと一般的に0.6~0.7Vの電圧降下があります。
電圧が高いときは何ということはありませんが、14V付近では大きいですね。
注意しないといけないのは、流れる電流によって電圧降下の値が変わります。
サブバッテリーが満充電になったときに電圧調整すればOKかと・・・。
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うなぎさん (kenyじぃーじ)
2018-02-22 10:47:14
 そうですね。
電気回路中に何か入れますと、電圧降下は付き物ですね。
しかし、基板物のたわいも無いスイッチング式DC-DCコンバーターですが、鉛バッテリーが充分充電出来る所が電気の面白みです。
また、ディープサイクルバッテリー満充電に必要な、14.5Vがいとも簡単に手に入るのですから、電気冥利です。
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