<キャンカー架装、仕様重量に依り大きく変化>
この所、曇り空、雨模様が続くせいか割と涼しいのですが、やはり下界ではエアコンは手放せません。
東海では週末には、晴天が予想されており、秋空が拝めそうです。
そんな今日は、先日の積載量の追加版で、許容荷重との関係から、実際のキャンプ道具が何キロ積めるかに付いて考えて見ます。
コルドバンクスのベアーシャーシは、御存じのトヨタ カムロードです。
先日お話しましたように、カムロードの積載量は1.25トンで、同一シャーシを使用しコルドリーブス、Zil520等の架装が行われています。
架装(かそう)とは、所謂キャンピングカーのダイネット部を装着、取り付ける意味ですね。
【最大積載量】
一般的に説明されるのが、最大積載量は荷物積載状態での車輌総重量から、車輌重量、乗車定員重量を差し引きした荷重とされています。
カムロードの積載重量 1.25トンは、この荷物に当たる重量なのです。
従いまして、架装部分重量は当然、積載重量から差し引きします。
【車検記載重量で算出】
上記計算式にて、車検証に記載されています重量で、コルドバンクスの場合を計算してみます。
そうしますと、最大積載量はゼロと成るのですね。
これは、車検証記載の車輌総重量には、積載可能な荷物の重量が反映されていないようです。
そこで、ベアーシャーシのカムロードの設計上の許容総重量を当てはめ計算しますと、775Kgの積載が可能である事が分かります。
決して、1.25トンの荷物が積める訳では有りませんので、お間違えの無いように注意したいものです。
ここで更に安全率 50%を見込みますと
積載可能重量=775*50%=387Kg
コルドバンクスですと、キャンプ道具等は387Kgの積載が可能と成ります。
これはガソリンエンジン、2WDの場合ですから、バンテックシリーズの中でも最軽量キャンピングカーに相当すると考えます。
ジーゼルエンジン、4WD仕様等ですと、更にエンジン、ミッション等の重量がかさみますので、積載重量は小さく成ります。
まぁ~ややこしいお話に成りましたが、カムロード積載重量 1.25トンは、キャンピングカーに架装されますと、コルドバンクスの場合、積載重量 387Kgに成るとのウンチクでした。
くれぐれも過積載に注意し、安全にお得にキャンピングカーを楽しみたいと思います。
正しく使いますと、タイヤバーストも無し、タイヤもスリップラインが出るまで使用出来るのですからね。
キャンピングカー最適シーズンの到来です。
大きく翼を伸ばしましょうか?!
コメント内容は大筋おしゃる通りだと思います。
今回の記事は、車輌総重量と積載量の混同をしないようにとの内容です。
しかし、実際のキャンカー搭載重量に付いて触れましたので、更に混同を招いたかも知れませんね。
過去記事にタイヤLIと空気圧、乗り心地、キャンカー積載重量に付きましてマトメていますので、御覧頂けますと幸いです。
http://blog.goo.ne.jp/kenycorde/e/dbbd0e86a8ab5930a9cf4fd2beb9abfa
またの御訪問をお待ちしています。