<悪天候が続くと辛い>
この所、天候が日替わりで巡るましく変わります。
この一週間は曇り、雨が多かったように思います。
そんな雨のキャラバンのキャンカー電気事情です。
まずは晴天時の桜とバンクスからどうぞ。
こんな青空ですと、電気の心配は無いのですが。。。。
今日は、雑誌等はけっして書かない雨のキャンカー電気事情をホンネで書いて見ますね。
小生のバンクスの電気は、基本ソーラー発電1本でやっています。
そうは言いましても、走行充電、外部電源のフックアップは可能です。
しかし、キャラバンに出ますと、基本的にソーラー発電と走行充電に頼る事と成ります。
御存じの通り、走行充電は車両本体の充電機能を使用していますから、殆どのディープサイクルバッテリーは満充電には出来ません。(充電電圧が低い為)
従いまして、キャラバン中のサブ充電はソーラー発電に頼る事と成ります。
イメージでは使用電力の7割は、ソーラー発電で賄っているようです。
【Kenyのソーラー発電 概略】
1、ソーラーパネル
シリコン単結晶 160W*3=480W
2、ソーラーコントローラー
福島電機製 MPPT制御 コントローラー
3、サブバッテリー
100Ah*3=300Ah
こんな雨に成りますと、電気不足に陥るのです。
この季節ですから、キャラバンに出ますと冷蔵庫はONで使用中です。
冷蔵庫は温度上昇の度にコンプレッサーが作動し、電気を消費します。
従いまして、温度調整目盛は6段階中の2で使用しています。
まぁ~少しでも常に節電には、気を使っています。
しかし、朝から雨ですとサブ残量は心配領域に突入するのです。
前夜の照明、パソコン、インバーター、テレビ等の使用で就寝時にはサブ残量80%弱まで低下させてしまいますもので、朝からの雨には弱いのです。
BM-1サブバッテリーモニターでは、残量75% 電圧 12.6V 消費電流 3.5Aを示しています。
小生はサブバッテリーの長寿命化を狙い、残量70% 電圧12.5Vを割る状況に成りますと、ソーラーでの回復が期待出来ない場合は、走行充電(実際はエンジン始動するのみ)を行います。
この走行充電機能は、発電機と同様と考え電気不足時には使わない手は無いですよね。
何しろ、ガソリンエンジンですが、オプションでオルタネーターは130A仕様ですから。
約10分弱もエンジン稼働を行いますと、初期30A程度流れていた充電電圧も10A以下と成ります。
サブ電圧が13.3V程度に回復しますと、その後、長時間エンジン稼働しましても電圧は上昇しないようです。これは、車両側の発電電圧が低く、ディープサイクルバッテリーが要求する充電電圧に届かず、これ以上の電圧回復は望めないのです。
従いまして、エンジン稼働は10分弱で充分と考えられます。
BM-1の残量計は80%を示していますが、これはエンジン停止後に上昇して来ます。
条件にも依りますが、90~100%辺りまで上昇します。
まぁ~勿論、使用中の電流が大きい場合は、この限りでは有りません。
こんな晴天ですと、ソーラーは大活躍してくれるのですが。。。
ソーラーコントローラーの状況です。
上段 PVがパネルの発電状況です。
電圧 56V 直流の高電圧は怖いのですよ。
感電死の危険がありますからね。(@_@;)
通常は絶縁されていますから、心配は無く取扱時の感電に注意すれが良いのですが。
ソーラーパネルの発電電流 4.1A
これが、MPPT効果で
下段 btがサブ状況です。
充電電圧 14.3V
充電電流 16.8A
電圧が既に14.3V(実際のサブ電圧は14.1V程度)あるにも関わらず、充電電流は16.8Aも流してくれています。
この辺りが、MPPT効果でしょうか。
まぁ~今回、滞在型のキャラバンで、こんな電気事情ですから、まずまずなのでしょう。
これで、サブを2個追加し500Ah持てば、かなり強力な電気事情と成るのですが。
晴天時の500Ahが満充電と成りますと、これは強力無比な事でしょう。
モクレンも満開です。
天候が回復し、春爛漫を願うばかりです。