<タヌキが取れました>
今朝は早くから強烈な太陽光で、8時前より気温は30℃オーバーの状況が続いています。
この太陽光、お天道様のエネルギーを頂戴しない訳には行きません。
暑い暑いと言う思いと、勿体無い、勿体無いと思う心が揺れます。
そんなお天道様の両面を見せ成られながらのこの頃ですが、今日はソーラーパネル直列接合の効果確認 1を報告させて頂きます。
今回は外部電源接合で、ほぼサブ満タンからのスタートです。とは言いましてもコントローラー自己消費、バックアップ電源、自然放電等で出発時はサブ残量 95% 電圧 14.3Vからのスタートです。
夏場にはソーラー充電だけでは、14V代の電圧を見る事は少なく成ったように思います。
まぁ~エアコンの使用率が高いですから、電気消費が多いと言う所なのですが。
ガレージから引き出し、10分程度走行した状況なのですが、ソーラーパネル温度は推定ですが、35℃程度かと思われます。
BM-1の状況です。
コントローラーは、嬉しい事に狙い通りのようです。
ソーラーパネル発生電圧 40.6V !!! 今までにあり得なかった数値です。
〃 電流 0.4A
これで良いのです。サブは満タンですからサブの内部抵抗が大きく、電流は流れ難く成っているのです。
サブ電圧 14.4V 充電電流 1.1A これもサブ満タンですから良いのです。
これからエアコンを使用し、サブを放電させますと充電電流は上昇するのです。
因みにソーラーパネル電圧 40.6Vはカタログ値以上の性能ですね。ソーラーパネル温度が上昇しておらずほぼ基本性能を発揮しているのです。
これを言い換えれば、冬場の外気温が低い場合に相当します。直列接合の冬場性能が御心配な方は、どうぞ安心して下さい。効率低下が無く成りますから、更なる充電が期待出来ます。
次にエアコン作動をさせ、サブを放電してみます。勿論、サブに優しくするのが小生のモットーですからエンジンを稼働しバックアップを取ります。
サブ電圧 12.3V
放電電流 59A う~~~ん 優しくは無いですね。
残量 80%
エンジン稼働時間が短く、目的地に到着しましたから、ダイネットも冷えておらず消費電流が大きく成ってしまったようです。エアコン稼働時のバックアップ走行(時間)は、ダイネット温度に合わせ時間を調整した方がサブに優しくなるようです。
まぁ~今回は、直列接合の効果確認が目的ですから、大目に見て下さいな。
その時のコントローラーモニターの状況です。
ソーラーパネル電圧 29.1V
直列接合の効果ですね。このパネル電圧が並列だと14Vだったのですから。
ソーラーパネル電流 6.3A
サブ 電圧 12.7V
〃 充電電流 15.3A 夏場に15A以上の充電電流は今までに、一度も無かったのですから。
この充電電流は不思議でしょう? パネルでは6.3Aだった電流が15Aまで上昇するのです。
これが、コントローラーのMPPT制御効果なのです。
この青空で充電電流 15Aは、冬場の並列接合時の晴天の充電電流とほぼ同一です。
冬に成りソーラーパネルの発電効率低下が改善されると、20A以上も夢では無いのかも知れませんね。
ここからが、また面白いのですが、時間がpm3:30分を過ぎ、お天道様が傾きます。空には雲も掛って来ます。エアコンは外気温度が高く定常運転には入れず、インバーターファンは連続作動の状況が続いています。
サブ電圧 12.5V
放電電流 11.1A
サブ残量 75% 厳しい状況が続いています。
インバータの冷却ファンが停止する定常運転に入れれば、サブ電圧、残量は回復するのですが。
まだまだ外気温30℃を越える状況では、ソーラー発電量に余裕が有るとは言えないようです。
太陽が傾きますと、ここはソーラーパネルの基本性能が低いので致し方無いのですが、チョット情けない状況と成ります。
ソーラーパネル電圧 30.7V
〃 電流 3.7A にも関わらず
サブ電圧 12.7V
充電電流 9.4A まで低下するのです。
しかし、見方に依っては、並列時はこれが5A以下に低下していたのですから、約2倍に改善しました。
どうやら人柱は免れたようです。Kenyは永遠に不滅? かな?
タヌキも獲れましたね。
ソーラーパネル、コントローラー(MPPT)回路は、まだまだ不思議? が一杯のようです。
次は、直並列でしょうかね~~~~ (#^.^#)
本日も読んで下さり、ありがとう御座います。
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