<寄り道は楽しい>
今日は、祭日「海の日」です。
朝から日射しが強く、東海の梅雨も明けたようですね。Kenyの梅雨明け宣言は少々、勇み足だったような。
刈谷PAから、以前より気になっていました、有松(ありまつ)に寄り道して行こうとの話になりました。
有松は、有松絞りで江戸時代の昔から有名なようです。
国道1号線の渋滞にハマりながらも、何とか有松に到着しました。
1号線から一歩入ると、昔ながらの家並みが保存されています。
その昔の東海道だったのですが、道幅が広いようですね。
まずは、有松・鳴海絞り会館を目指します。丁度、会館の横に駐車場がありましたが、気付かず少し離なれたバス用の駐車場に停めてしまいました。
会館の玄関前には、趣のある電話Boxが鎮座しておりその向こう側が、駐車場入り口です。
中には、絞りのハンカチ、スカーフ、涼しげなブラウスなどが展示、販売されています。
浴衣の絞り生地が、12万円也の品もありましたが、見るだけにしておきました。
奥さまは時間を掛け、じっくりと品定めのようです。
待ち切れないので、町並みの写真撮りに表に出て見ます。
鈍より曇り空で、蒸し暑い中に古びた蔵が並び、往時の繁栄を忍ばせます。
この蔵などは服部家の屋敷で、内部には11棟の建物があり、有力な絞り問屋だったようです。
今現在も絞り品の販売が行われており、屋号は「井桁屋」だそうです。
屋根には、板張りの「うだつ」が上がっていますが、板張りの物は初めて見たように思います。
なかなか出てこない奥さまを呼びに行き、井桁屋さんに入ってみます。
行燈のある入口から中に入りますと、土間の天井は高く、柱は太く黒光りしています。天井付近には「籠」が二つ吊り下げてありました。
その下に有松絞りの品々が展示されており、土間と畳敷きの店頭が江戸時代にタイムスリップしたようです。
暫く見せて頂いた後、表に出て見ますと、雨戸湯も歴史を感じさせますね。
その後、近場をブラブラ散策し余りの暑さに負け、帰る事としました。
都会の真ん中で、こんな町並みが有るなんて不思議な感覚ですね。
本日も読んで下さり、ありがとう御座います。
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