kenyのキャンピングカーライフ!

キャンピングカー遍歴からの楽しみ、苦しみ、整備などに付いて思い付くまま綴ります。何かの参考に成れば幸いです。

夏のソーラーは発電量が落ちる?!

2015-07-10 11:23:03 |  ソーラー全般 周辺項目

<夏の太陽ギラギラは発電量UPか?>

この週末には東海地区も久しぶりにお天道様が、拝めそうとの予報が出ています。

そんな今日この頃ですが、約3週間以上の雨もしくは、曇りのほぼ無日照が続いています。キャンカー駐車状態で太陽光を受ける駐車場をお持ちの方でも、ソーラー発電量の不足から外部電源を繋いだ方も見えるかと思います。

もうすぐギラギラ太陽の夏が来ますが、この夏場は意外とソーラー発電効率は良く無いのです。

今日は、そんな夏のソーラーについてのウンチクです。

日本の夏の特徴ななんと言っても、暑くムシムシ、無風な事が多いように思います。

まずは、この暑さなのですが、ソーラーパネルの定格出力はセル本体の温度 25℃で定められています。セルとは、ソーラーパネルの基本単位で太陽電池素子そのものです。

温度25℃が定格温度ですが、これが概ね「1℃」上昇しますと、発電効率は「0.5%」低下すると言われています。

 

真夏にソーラーパネルの表面温度は60℃にもなり、目玉焼きが出来るほどだそうです。

仮に60℃とすれば

(60℃-25℃)*0.5%=17.5% のロスが発生します。

更に高湿度が加われば、ロスは20%にも迫ると推察されます。

そこで、少しでもソーラーパネルの温度を下げる為に、取付面をルーフから浮かし温度上昇を防ぐ事も重要と成ります。無風に対しては、キャンカーは走行しますから傾向は良く成りますよね。

しかし、充電混触対策でエンジン稼働時は、ソーラーパネルを切り離す変更を行いましたので、効果を受託出来ていないかも知れませんね。

尚、一部の情報に依りますと、ソーラーパネルの温度上昇は寿命を縮め、劣化を早めるとのお話もあるようです。

では何時の季節が、最も充電効率が良いかと申しますと、5月 ゴールデンウィーク近辺、10月 体育の日近辺が最大効率と成ります。

ここまでのお話で、がっかりする方も見えるかも知れませんが、実は夏の日照時間は1番長いのです。

従いまして、夏場の日照時間を考慮すれば、トータルでの発電量は多く成ります。

ちなみにソーラーパネルの温度が低下しますと、発電電圧は上昇する傾向に有ります。この辺りの特性は冬場のMPPTコントローラーが威力を発揮しそうですよね。

 

本日も読んで下さり、ありがとう御座います。

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<参考>

蓄電com.