kenyのキャンピングカーライフ!

キャンピングカー遍歴からの楽しみ、苦しみ、整備などに付いて思い付くまま綴ります。何かの参考に成れば幸いです。

ソーラー充電回路変更しました

2015-03-20 11:16:17 |  ソーラー Ver.2

<チョット気に成っていた回路変更>

今朝の新聞に依りますと、欧州で皆既日食があり太陽光発電が低下する恐れがあり、対応策として火力、水力発電の準備をしているそうです。

太陽光発電の低下分は中規模発電所 8基分に相当するそうですが、欧州では新聞ネタに成るほど太陽光発電が稼働しているのですね。

そんな中で、今日は以前より気に成っていた、ソーラー充電回路を一部変更して見ました。

内容は、充電効率を最優先しようとして、充電ケーブルを直接サブバッテリー(以下 サブ)に入れていました。

回路図ではこんな感じです。

 

赤バツ印部が従来の回路です。

従来回路では、シャント抵抗を通りませんから、ソーラーからの充電電力の計測が出来なかったのです。

今回、赤線のようにマイナスケーブルをシャント抵抗の下流側に変更する事で、シャント抵抗を通る事に成り、BM-1にはソーラーでの発電電力も含め増減が表示される事に成ります。

実際の従来の配線状況です。

赤線で囲んだ上がコントローラーからの充電ケーブル。下側はアクセサリーの取り出しマイナスケーブルです。今回は全てのマイナス配線をシャント抵抗の下流側とし充放電電流を計測出来るよう変更します。

まずは、コントローラーのソーラーケーブルをマイナス側から外します。

次にバッテリーケーブルのマイナス線を外します。外したケーブルはテープ等で絶縁をしておきます。

シャント抵抗の下流側端子はマイナス線が多数取り付けられており、これ以上増やす事は難しいようです。

そこで、追加のプレートを入れる事にしました。

出来れば、銅板にしたかったのですが、適当な物が無く、亜鉛メッキ品の多分、SS材としました。念のため抵抗値の測定です。貰い物のテスターでは微小抵抗値の精度に問題がありますが、テスター棒ショートと同一の抵抗値でしたからOKとしました。

追加のプレートに全てのマイナス線を締付けます。

コントローラーからの充電ケーブルは長めにしておきましたから、長さは充分届きました。

こんな配索と成りました。

青色スプレーがコントローラーからの充電マイナス線です。

赤丸は従来と同一のコントローラーからの充電プラス線です。ここは変更無しです。

シャント抵抗部を拡大するとこんな感じです。

赤スプレー線がコントローラー充電マイナス線です。

追加プレートも良く見えます。取り付け時に黄色線などを噛まさないよう気を付けて下さい。

次にコントローラー側の結線を行います。

サブからのケーブルをプラス側から接続します。マイナス側も接続しますとコントローラーが作動開始します。異常が無ければ、ソーラーからのケーブルをプラス側から接続し、次にマイナス側を接続します。

コントローラーからのケーブルをシャント抵抗を通しましたから狙い通り、コントローラーの消費電流をBM-1が計測し始めました。

表示は放電、0.1Aから0Aを行ったり来たりの状況です。

コントローラーも異常は無いようです。

ここまでは、雨降りの日の快適化でしたから、晴れますと効果を確認しない訳には行きません。

今朝は、気持ちの良い晴天です。

朝一番に効果確認です。

サブ系 電気負荷ゼロでの状況は、電圧 14.3V  充電 3.1A  残量 95% 

コントローラーの状況です。2.7Aで充電中です。まだBM-1と完全一致とは行きません。

この辺りは、コントローラーはコントローラー内部での計測で、BM-1はシャント抵抗部の計測とハーネス抵抗分等も含まれ誤差が発生するものと考えられます。

まぁ~もう少し落ち着きますと、安定して来る可能性はあるかも知れません。

次にテレビ、インバーターONで電気負荷を入れて見ます。

電圧 14.2V  電流 充電 2.6A  残量 95%です。

コントローラーの充電電流は、6.5Aですから消費電流を除いた、2.6Aが充電に廻っています。

この状態が使用中の電気をソーラー発電で間に合わせている状況です。

この状態だとサブの充放電回数にカウントされませんから、サブの長寿命に繋がります。

どうやら狙い通りの回路と成ったようで、またまた、パネルを眺め楽しめそうです。

何故か背中がムズムズしますので、お昼から翼が生えそうです。

 

本日も読んで下さり、ありがとう御座います。

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