【カシャリ!庭園めぐりの旅】 宮城県北上市 桜の名所「展勝地」2 桜と音楽を愛でる
若い頃からひとり旅が好きで、経営コンサルタントとして独立してからは、仕事の合間に旅をしたのか、旅行の合間に仕事をしたのかわかりませんが、カメラをぶら下げて【カシャリ! ひとり旅】をしてきました。
旅のテーマは寺社や庭園めぐりです。
日本には「日本庭園」と呼ばれる庭園だけではなく、「イングリッシュガーデン」など、海外の庭園形式をした庭園も多数あります。寺社を訪れたときに、想定していなかったところに、庭園を発見することがあります。
下手の横好きで、【カシャリ! ひとり旅】を続けていますが、その一環で訪れた庭園を順次紹介してまいりたいと思います。
■ 宮城県北上市 桜の名所「展勝地」2 桜と音楽を愛でる
北上市は、岩手県南西部に位置し、北上盆地の中央にあります。人口は約9万2千人で、岩手県では4番目に多く、県南広域振興圏に位置し、花巻市と共に北上都市圏を形成しています。
江戸時代には、花巻市と水沢市の間にある農業地域でしたが、工業振興を町づくりに掲げ、企業誘致に取り組みました。
人口が増加し、マンションやホテルが相次いで建設され、教育機関が多いため、学園都市としての姿もあります。また、豊かな自然に恵まれ、交通の要衝として国道4号、JR東北本線、国道107号、JR北上線が交差し、東北新幹線、東北縦貫自動車道、東北横断自動車道釜石秋田線などの高速交通体系も整備されています。
北上市は、農業産出額・製造品出荷額とも県下有数で、注目を集めています。また、観光地としても、展勝地、北上・みちのく芸能まつり、スキー場、キャンプ場などのアウトドア施設があります。
北上市の観光名所である北上展勝地は、桜の名所として知られ、令和3年に開園100周年を迎えました。
毎年、桜の季節に開催される「北上展勝地さくらまつり」では、多くの花見客が集まります。期間中は、川上空をこいのぼりが泳ぎ、満開の桜並木をノスタルジックな雰囲気たっぷりの観光馬車が走ります。
また、夜にはライトアップされた桜並木が美しく川面に映し出されます。
展勝地公園内には、約150種類の桜があり、4月中旬から5月上旬まで咲き誇ります。レストハウスでは、地元の新鮮な野菜や山菜を使用した季節料理、手打ちそば、臼杵つき餅などの郷土料理を味わうことができます。
北上展勝地の桜
陣が丘から見た北上展勝地全景
ソメイヨシノの満開の時期(案内看板より)
ライトアップされたソメイヨシノ(案内看板より)
桜トンネルは、葉桜が見事でした<笑い>
陣が丘から見た北上展勝地のしだれ桜
ソメイヨシノには間に合いませんでしたが、
枝垂れ桜は満開でした。
陣が丘から見た北上展勝地の枝垂れ桜
陣が丘から見た北上展勝地の枝垂れ桜の並木
陣が丘から見た北上展勝地の枝垂れ桜並木にそうせせらぎ
八重紅枝垂れは、東北ではよく見られます。
ピンクがやや濃いのが特徴です。
観客のいないお猿さんの芸
北上展勝地と音楽
サトウ ハチロー
1903年〈明治36年〉5月23日-1973年〈昭和48年〉11月13日
日本の詩人、童謡作詞家、作家
多くの別名を用いています。
作家の佐藤愛子氏は、異母妹にあたるのだそうです。
「うれしいひなまつり」、「リンゴの唄」の作詞者として知られています。
北上夜曲(きたかみやきょく)
1940年に、当時水沢農学校の生徒だった菊池規(1923年 - 1990年)が作詞を担当、
翌年2月に当時旧制八戸中学校の生徒だった安藤睦夫(1924年 - 2007年)が、
作曲しました。
蘇州や曲の知名度にちなみ
「北上夜曲」と改名されたといわれています。
北上展勝地のある北上川の畔に歌碑が建っています。
北上夜曲化碑横に立つ「おいらん松」
宮城県北上市 桜の名所「展勝地」1 陣が丘
宮城県北上市 桜の名所「展勝地」2 桜と音楽を愛でる
リスト http://www.glomaconj.com/butsuzou/meisho/indexmovie.htm
ユーチューブで視る 【カシャリ!庭園めぐりの旅】
写真集は、下記URLよりご覧いただくことができます。
静止画: http://www.glomaconj.com/butsuzou/meisho/indexmeisho.htm
映像: http://www.glomaconj.com/butsuzou/meisho/indexmovie.htm
【 注 】 映像集と庭園めぐりは、重複した映像が含まれています