ちびずマムのマイペースな育児・料理・翻訳日記

2007年生まれの1号くんと2010年生まれの2号くんに振り回されつつ、自分の夢もなんとか追っていきたい、ちびたちのマム

次男は分散登校&長男は依然休校

2020年06月01日 | 日記
次男は今日から分散登校で、学校に行きました。
「学校いややな~」「休みの方が楽しかった」
む、それは困るなぁ。

次男の小学校では今日から簡易的に給食が始まり(ほかの市町村や都道府県ではどうなんでしょう)、
パンと牛乳+スープ(or味噌汁)が出ます。
1日だけパンと牛乳+焼きそばの日があります。
普段の給食でも、帰ってきたら「お腹空いた~!」と言う次男なので、
午後登校のため、登校前にバナナを食べさせました。

バナナでえ~んか?と思ったけど、次男が「バナナ食べてい~こうっと」と
言っていたもので……。

長男は入学式が6/6と決まり、今週はまだ休校期間中です。
入学式……残念ながら保護者は参加不可となりました。
4月のときは保護者1名参加可だったけど結局中止になり……今回は不可(ぐすん)。

5月予定だった中学校の体育祭は中止。小学校でも宿泊学習が中止。遠足も中止。
小学校で毎年子どもたちが主催するフェスティバルも、夏祭りも中止。地域の御神輿も中止かなぁ……。

ちょっと前に見たテレビで、「コロナ禍でマイナス面ばかり見がちだけど、
プラス面を探しましょう」みたいなことを言ってました。私、基本ネガティブ思考なので、
なかなかプラス面って見つけられないなぁ……。

今だって、休校期間中、仕事ばっかりしてないで、もう少し子どもと遊んであげたら
よかったな~って後悔してますもん。

アンデシュ・ルースルンド、ベリエ・ヘルストレム『三秒間の死角』

2020年06月01日 | 読んだ本(日本語)
アンデシュ・ルースルンド、ベリエ・ヘルストレム著、 ヘレンハルメ美穂訳『三秒間の死角』

おもしろすぎて夜更かしして一気に読んでしまいました。

だいぶ前にお勧めされた本で、ようやく時間ができて読むことができました。
ページをめくる手が止まらない! 次が気になって仕方ない!
そんな本を読んだのは久しぶりです。ロバート・ゴダードの『千尋の闇』以来かも。

さてさて。かつて罪を犯し刑務所に入った主人公のピート(コードネーム:パウラ)は、
スウェーデン警察の潜入捜査員として、ポーランド麻薬組織のスウェーデン進出を止めるため、
組織に潜り込んでいます。が、取引の最中、取引相手に違和感を覚え、
問い詰めたところ、その相手は(デンマークの)潜入捜査員であるとわかり、
麻薬組織の手下に銃殺されてしまう。

ピートは自分の監督者で(友達のようにもなっている)刑事に事実を話し、
潜入捜査をやりやすくするため、その殺人事件は裏で迷宮入りさせられることになる。
けれど、表でその事件を担当することになったのは、ワケアリ頑固者グレーンス警部。
迷宮入りなんて許さない!的な執念で、事件に食いつく。

グレーンスが銃殺現場から麻薬組織のことを突き止め、さらには組織の隠れ蓑であるセキュリティー会社と
取引のあった人間の一人としてピートの存在を突き止めたとき、
ピートはいよいよ組織撲滅のために動き出していた。ものすごい前科をでっち上げられた上で、
麻薬所持で逮捕され、刑務所でまずは組織のために麻薬の販売を始める。

けれど、グレーンスがピートの事情聴取をしようとすると、
警察庁長官らは自分たちが殺人事件のもみ消しを
したことをピートにしゃべられることを恐れて、刑務所にいる麻薬組織の手下に
ピートの正体をあっさりばらす。ピートは命を狙われるけど、それを想定して
事前にいろいろ手回ししていたことを生かし……。

恋愛脳の私としては、ピートが愛して止まない奥さんとどうやって知り合ったのか、
そこがずっと気になってました(笑)。結局わからないんですけど。

グレーンス警部は禿げたおじ(い?)さん刑事なんだけど、暗い過去を背負った
とっつきにくい頑固者なんだけど、ものすごくいい刑事! ある意味、彼のせいで
ピートは警察に裏切られることになるけど、グレーンスがいなければ、
警察庁長官らの罪は暴かれない、という。

いやー、久しぶりに一気読みしました!

これって映画にもなってるみたいですね。舞台はアメリカになってるようですが。