江戸川乱歩著『宇宙怪人』
これも、次男に「おもしろいよ!」とお薦めされて読んだ本です。
怪人が明智探偵に正体を暴かれたとき、「世界各国の政府や軍隊は、いくど戦争をやっても
こりないで、何百万という罪のない人間を殺してもすこしもこりないで、まだ戦争をやろうとしているじゃないか」
(江戸川乱歩『宇宙怪人』ポプラ社、P187後ろから4行目と3行目)、だから、地球じゃなくて
宇宙に目を向けさせるためにこの事件を起こした、と語っていて、それまでの
キッズの心わくわくな展開から、急に重くなった。
でも、この作品が書かれた第2次世界大戦後の情勢を考えれば、すごく心に響くセリフだ。
怪人、なんかすんごい世界的に迷惑なことをしてるけど、深いやん。
これも、次男に「おもしろいよ!」とお薦めされて読んだ本です。
怪人が明智探偵に正体を暴かれたとき、「世界各国の政府や軍隊は、いくど戦争をやっても
こりないで、何百万という罪のない人間を殺してもすこしもこりないで、まだ戦争をやろうとしているじゃないか」
(江戸川乱歩『宇宙怪人』ポプラ社、P187後ろから4行目と3行目)、だから、地球じゃなくて
宇宙に目を向けさせるためにこの事件を起こした、と語っていて、それまでの
キッズの心わくわくな展開から、急に重くなった。
でも、この作品が書かれた第2次世界大戦後の情勢を考えれば、すごく心に響くセリフだ。
怪人、なんかすんごい世界的に迷惑なことをしてるけど、深いやん。