たられば。

子どもの頃から、何の影響だったのかはよくわからないけど、すごく英語が好きで、
英語が話せるようになりたかった。長期留学の機会はなくて（主に家庭の事情）、
バイトをして資金を貯めては1ヵ月間の短期留学を4回しました。

まあ、想像するに固くはないと思うけど、それでは当然しゃべれるようにはならなくて。

大学でも英語の講義を取りまくったんですよ。4回生のときも、「同じ学費払うなら、
授業取った方がいいやん」的な思考で、週に4日、卒業単位は取れていたので、
英語ばっかり授業を受けてました。そうしたら、なんか単位足りてないから2回生3回生に
混じって授業受けてる4回生扱いをされたことも（笑）。

コミュニケーションとかディベートとかいろんな授業を受けたけど、それでも
やっぱりしゃべれるようにはならんかったな～。文法とか長文読解はまあまあできるように
なったけど。

今日、長男の学校になんかすごい人（抽象的！）が来て、講演をしてくれたんだけど、
保護者は特別にYouTubeのLiveで視聴できたので、お話を聞いてました。
登壇者は私よりも年上の人だったんだけど、奨学金をもらって留学したことがあったんだそうで。

そういう情報収集、あの頃の私ができていたとして、奨学金をもらって留学してたら。
それで英語がしゃべれるようになってたら。私は今何をしてたんだろうなぁ。

いつかものすごくAIが進歩して翻訳機の翻訳機能がものすごく自然になったら、
翻訳者としての私の仕事がなくなってしまうかも。そのときに、どうやって食べていったら
いいんだろう。小説ももちろん書き続けたいとは思うけど、そんなにハイペースで出せてないし。

もう戻らない年月を思って、もし長期留学できてたら。英語が話せるようになっていたら。
そんなたらればに頭を悩まされて仕事が進まない時間にブログを書いてみました（笑）。