ちびずマムのマイペースな育児・料理・翻訳日記

2007年生まれの1号くんと2010年生まれの2号くんに振り回されつつ、自分の夢もなんとか追っていきたい、ちびたちのマム

hastily

2009年08月03日 | 「うお、そういう意味だったのか」的単語
何を今さら、という単語かもしれないが、サンフレアの入門翻訳勝ち抜き道場の課題に出てきた。ほかの人の訳を見て、うなってしまった。

The Saint began to reflect that such an opportunity was too rare to be hastily disposed of.

そうした機会はtoo rareだからhastilyにdisposed ofできないぞと聖人は思い始めた。

そうなのだが。私はhastily disposed ofを「浪費する」と訳した。

ランキングの結果をざっと読んでいると、
そうした機会はめったにないのだから、あわてて/早まって/性急に結論を下してはよくないだろうと聖人は思い始めた。
という訳があった。

「あわてて」っていいなぁ。私のもっている辞書に載っていたっけ?
(辞書検索中)
あ、ジーニアス英和大辞典に載っていた。ひぃぃ研究社新編英和活用大辞典にも載ってるぅ(ちゃんと“活用”しなされ)。

でも、辞書を探しまくって適訳を見つけるのもいいけれど、中村保男さんが『新編英和翻訳表現辞典』で「当面している英文中の語句をその文脈内において把握し、関係づけ、最高度に適訳する」とか、行方昭夫さんが『英文の読み方』で「複眼で物を見、表面の言葉にだまされずに言葉の持つ真の意味を考える」とか言っているように、辞書に頼りすぎずに適訳を思い付くようになりたいなぁ。

それにはまだまだ修業が必要だけど。

そう、辞書はお金で買える実力、と言うけれど、ゆくゆくは自分の実力もUPさせたいわけです。

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