ここで“シラメ”について少し語らせていただきます。
シラメはご存知の様にアマゴの降海種でサツキマスの幼魚。
解禁当初の長良川のプールで表層を回遊したり定位したりして
主に極小ユスリカのアダルトや水面辺りに浮遊しているピューパ等を
主食として極寒の中でもライズしてフライフィッシングの好対象魚
なのです。しかし最近はなかなか天然魚にお目にかかれず殆んどが
解禁日前日に漁協から放流されたモノが釣れてきます。
私の知識もあまり当てになりませんがシラメの本物、もしくは放流魚
でも下の画像の様な魚が“長良川のシラメ”だと思います。
特徴は「魚体の割りに大きな眼、V字にクッキリ割れた尾鰭、そして
尾鰭や背鰭先端がやや黒くなった通称 ツマグロ 」です。
アマゴとシラメの中間のタイプも存在するので混沌としてはいますが
朱点もパーマークも殆んど消えたギンギンのメタボリックボディ??
じゃなくて、メタリックボディもシラメらしい特徴です。
ですから2日のエントリーで掲載した下の画像は銀毛アマゴと言った方が
多分正解だと思います。メタリックだし背鰭もツマグロっぽくなってはいますが。
昔の写真を探ってみましたがシラメの画像はギンギンであまり良い絵に
ならないので保存したものが殆んど手元にありません。
シラメのミッジングもビョーキになる位に相当面白いですが
やはり私の一番は美しい盛期のアマゴです。
何てったって「アマゴに片想い」ですから・・・
天然のシラメには無いアマゴ星があるからシラメ似のアマゴかと思いましたが・・。
私は本流のマッチザハッチが大好きでライズが自分のイメージ通りにドライフライで釣れれば最高な訳で対象魚に脂鰭があれば良しなんですよね ライズしないデカイ魚よりライズする20センチの方が好きなんですよ
明日もライズに遊ばれたい
プロショップ・ラストホープの伊藤先生にご教授
いただきましたシラメについてのコメントを近々
アップさせていただきます。現代においては
これはゼッタイというシラメを限定するのは
やはり難しい様です。アマゴの様なシラメ、
シラメの様なアマゴと突き詰めると謎が深まる
ばかりとの事です。銀毛、ツマグロ、白目に
アマゴ星の無いと言うのが本物っぽい条件で
やまちゃんのおっしゃる通り上の画像のは
ややアマゴ星がありますが長良川のプールの
表層をクルージングするシラメ軍団の中の
1尾だったと記憶してます。
釣ってみてシラメだぁって喜んでよく見ると目にほくろが・・・。
ってな感じでシラメの定義みたいなのがあってイマイチ、喜べないって時あります。以前、LHのHPで今川のシラメが白目で。。これがシラメなんやね!ってちょっと感動しました。
でも、人によっては吉田のプールでライズしているのを掛けたパーマークくっきりのアマゴでもこの時期だからシラメだぁ!って、人もいますし、滅多に釣れないよりはかなり気分いいですよね。
私は後者ですが・・・。(笑)
最近釣り行ってないのでシラメを厳しい目で見ていました。
見ていて楽しいブログですのでちょくちょくお邪魔させていただきますね。(お店の方も・・)