京都大原紫葉工房便り

京都洛北・大原の里のしば漬屋から、毎日!情報発信。

大原の風景

2006-03-02 18:32:52 | 大原の風景
本日は晴れ?一日中時雨(しぐ)れてます。この時期大原特有の天候で晴れたり曇ったりしながら、青空が見えてるのに霧雨が舞っている。地元ではこの天気を、「大原名物北山時雨れ」って呼んでます。市内は晴れてるのに大原は雨。天気予報は何も役にたちません。
さて、今日はお店の前から撮った画像をアップしました。とてもきれいな虹が出てたのです。とはいえ、3月だというのに、奥の山には雪が。あの谷は大原草生(くさお)町で、平家物語で有名な寂光院や、最近「出た出た」と話題の温泉の湯元なんかがあります。また、2枚目3枚目のちょっと険しい山は金毘羅山といいます。四国の有名なのとおんなじ名ですね。でも、ロッククライマーには有名なんですよ。そうそう、小生も山が好きです。その話もまた今度します。それでは素人写真ですけどご覧下さい。




貴重な紫蘇の種

2006-03-01 11:07:36 | 赤紫蘇畑の様子
大原の紫蘇の種は基本的に売ってません。毎年自分たちで、種取り用の紫蘇を残して確保します。うちは会社としては創業40年程ですが、紫蘇はもっともっと昔から大原の里人によって受け継がれてきたんだ。伝統というのは、あえて行政機関などが主導で人為的に保存するのではなく、本来絶え間ない日常の繰り返しの中で、生活のために努力していることの延長線上にあるのでしょうね。まあ、有形のものは、劣化するから守ってやらんとダメですけど。
写真は紫蘇の種です。大きさは2ミリくらいかな。小さいのでとにかくいっぱい蒔いて芽を出して間引きです。