京都大原紫葉工房便り

京都洛北・大原の里のしば漬屋から、毎日!情報発信。

宝泉院で茶道教室。

2013-02-18 11:51:23 | 妻!日記

先日、学校の課外行事で、茶道教室がありました。

宝泉院の茶室で・・・とのことでしたので、私もお手伝いに行ってきました。

 

お手伝い・・・茶道に無知、細かい作業が苦手、ですが、

オフシーズンで暇やし、宝泉院行きたさでね・・・

雪が残って、風情がありますね

この季節の三千院・勝林院界隈は、人が少なくて、寂しいくらいですが、

本来の静かな雰囲気はたっぷり味わえます

 

生徒たちの後ろについて、先生と世間話をしながら、歩いて行きました。

楽しいです

生徒達と居合わせたお客さんたちは、びっくりしはるでしょうね。

ぴーちくぱーちく賑やかです

作法として、入り口では白靴下に履き替えます。

引越し屋さんとか電気屋さんで、白靴下のサービスってありますけど、

こういうことに気遣えるようになったら素敵ですね

 

さて、お手伝い・・・

通常では、到着してすぐ、準備に取り掛かりますが、

今回は、私たちも一緒に、仏様への礼拝と、寺院の見学をさせていただきました。

血天井です

もう慣れましたが、最初いきなり目にした時はかなりのショックを受けました。

 

関ヶ原の戦いの前哨戦の

伏見桃山城での戦いで亡くなった、徳川家康家臣・鳥居元忠の軍勢のものです。

夏場の暑さで朽ち果てた姿が刻み込まれていると言います。

決して怖いものではありません。

日本の歴史が大きく変わろうとしたとき、その犠牲となった尊い命の姿です。

なんともいえない慈しみを感じます。

 

さて、茶道教室のお手伝い。

こちら宝泉院では、普段もお抹茶の接待をされているので、

お茶の設備が整っています。

私がした仕事といえば、お茶碗を拭いたことくらいかな

子達が飲むお抹茶をたてるのですが、

私は上手にたてられないので、お任せです

自分が飲むお茶は自分でたててみましたが、やはり上手にできません。

茶筅に力が入りすぎているようです。

茶室に入ってしまうと、お運びさんも作法通りしなくてはいけないので、緊張します。

今回は、要領よく?逃げ出してしまった私。

だって、作法がよく分からないんだもん

足は右から左から?

手は?

ロボットみたいになってしまいます

 

茶道教室は定期的に開かれているので、

子達の方が、場数をふんで、堂々としています

長男もリラックス

茶室でリラックスできるようになるだけでも、茶道教室の価値があると思います。

 

さて

今回、宝泉院の建物の上にある、別邸?の建物に入らせていただきました

ご縁あって、大阪の茨木市の商家の建物を移築されたそうです。

壁が赤いのが特徴

天井には通気性をよくするための工夫もされていました。

ま~とにかく素敵な建物でした。

私・・・新築の建物が苦手で、今風・流行の洋風建築が合わないんですけど

こういう昔からの建物には、(お金持ちなら)いくらでもお金をかけても良いな、と思います。

心が落ち着くのですね

とくに、この部屋、

うわどこかで見たことある部屋の造りだ~って、すごく懐かしい気持ちになりました。